iPhoneデータ復元・活用術

CSVファイルを1Password /Dashlane /LastPass /Keeper /Chromeへ追加するやり方

著者 石原 侑人   最終更新日 2022-03-09 / カテゴリパスワード管理

日常では、CSVファイルを使ってパスワードを管理している人がいますね。特にパスワード管理ソフトを利用している場合は、CSVファイルをエクスポートしたりインポートしたりして、色んなアカウントとパスワードを管理・移行することもよくあります。実はiPhone/iPadユーザーに対して、iOSデバイスに保存してあるすべてのパスワードをまとめて移行する場合も、CSVファイルが最善の方法です。

今回の記事は、CSVファイルを利用してiOSデバイスのパスワードを移行・管理しようとしている方々に、CSVを1Password、LastPass、Dashlane、Keeper、Chromeなどのパスワード管理ツールにインポートする方法を紹介したいと思います。

CSVファイルを1Password/Dashlane/LastPass/Keeper/Chromeへインポート

「CSV」とはファイル形式のひとつで、項目の間を「カンマ(,)」で区切ることで 1行に複数の項目を記録できます。それでは次の具体的な例をみてみましょう。

  • Bank,https://bank.com/,wendy,8Q396b9D68,123 Front Street
  • Twitter,https://twitter.com/,wappleseed,68nV99oLHhzX,

CSVファイルの作成は別に難しいことではありません。それでは、CSVファイルを各パスワード管理ソフトへインポートする詳細手順をそれぞれ確認していきましょう。

CSVファイルを1Passwordへインポートする方法

ステップ1:まずは、1Passwordアプリでアカウントにサインインする必要があります。そして、メニューバーからい「ファイル」>「インポート」の順にクリックします。

1pasword インポート

ステップ2:インポートするCSVファイルを選択して、「開く」をクリックします。

csvファイルを1paswordへ

これで、CSVファイルが1Passwordにインポートされます。

CSVファイルをChromeへインポートする方法

CSVファイルをChromeへインポートする方法は以下の通りです。

ステップ1:まずは、検索欄で「chrome://flags」を入力して、「enterキー」を押します。次の画面の検索欄で「password」を入力して、「Password export」と「Password import」を「Enabled」にして、Chromeを再起動します。

csvファイルをchromeへ

ステップ2:再起動後、「設定」画面を開き、「パスワード」を選択します。

csvファイルをchromeへ

ステップ3:「保存したパスワード」の右側のボタンをクリックして、「インポート」をクリックします。

csvファイルをchromeへ

ステップ4:パスワードのCSVファイルを選択して「開く」をクリックします。

csvファイルをchromeへ

これでCSVファイルがChromeに読み込まれます。

CSVファイルをDashlaneへインポートする方法

CSVファイルをDashlaneへインポートする場合は、DashlaneアプリをPC/Macにインストールする必要があります。

インポートする方法は簡単です。Dashlaneを起動して、「ファイル」」>「パスワードをインポート」をクリックして、CSVファイルを選択します。

csvファイルをdashlaneへ

以上で操作完了です。

CSVファイルをLastPassへインポートする方法

以下の手順に従って操作しましょう。

LastPassをダウンロード後、ブラウザのツールバーに LastPass ボタンが表示されます。まずはそのボタンからログインを行います。

そして、「LastPass」のアイコンをクリックして、「Account Options」>「高度な設定」>「インポート」>「その他」を順番にクリックします。

csvファイルをlastpassへ

「一般的なCSVファイル」を選択して、CSVファイルを指定してインポートしてください。

CSVファイルをKeeperへインポートする方法

KeeperへCSVファイルをインポートするには、まずKeeperアプリをインストールする必要があります。ソフトを起動して、オプションメニューから「インポート」をクリックして、作成されたパスワードのCSVファイルを選択して追加すれば操作完了です。

csvファイルをkeeperへ

しばらくして、CSVファイルがKeeperに読み込まれます。

最後に

以上は、CSVファイルを1Password、LastPass、Dashlane、Keeper、Chromeなどのパスワード管理ツールにインポートする方法です。ちなみに、iPhone/iPadにあるパスワードをCSVファイルとして一気に出力したい場合、iOSパスワード確認ツール「Tenorshare 4uKey - iOSパスワードマネージャー」の利用をおススメします。このiOSパスワード管理・表示ソフトは、簡単なステップでiPhone/iPadで登録した様々なパスワードを一つのファイルに集められますし、iOSデバイス(iCloud Keychain)に保存されているアカウントとパスワードを1password、Chrome、Dashlane、LastPass、Keeperに適用する.csvファイルとして出力可能で、iPhone/iPadのパスワード管理をより便利にします。

csvファイルを作成

操作は便利で、専門知識がなくても使えますので、ぜひお試してみてください。

  最終更新日 2022-03-09 / カテゴリ  パスワード管理

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