LINEで送受信したファイルの容量制限は?転送方法と注意点を徹底解説
LINEでファイルを送受信する機会が多い方もいるでしょう。写真や動画だけでなく、仕事で使うPDFやWordファイルなども送る機会が多くなりました。ファイルの容量制限や送信方法に不安を感じている方も多いはずです。
本記事では、LINEでのファイル送信に関する疑問を解消し、効率的な転送方法を紹介します。
︎︎Part1.LINEで送れるファイルの容量は?
LINEでは写真、動画、ドキュメントなど様々なファイルを送受信できます。多くのユーザーが容量制限を気にしますが、実際の制限はそこまで厳しくありません。
ファイルの容量制限
LINEのPdf、Word、Excelなどのファイル送信に関する容量制限は、2024年現在ではほぼ撤廃されています。かつて300MBまでだった制限が解除され、大容量ファイルも送信可能になりました。ただし、ファイル形式によって再生や表示に制限があります。
ほとんどのファイル形式に対応していますが、HTMLファイルなど一部サポートされていないものもあります。
- トークで送信する場合:1ファイルあたり最大1GBまで送信可能です。一度に送信できるファイル数は20個までです。
- タイムライン(LINE VOOM)に添付する場合: タイムラインに添付できるファイルサイズに上限はありませんが、3MBまでが推奨されています。
- LINE公式アカウントで送信する場合: LINE公式アカウントでは、1ファイルあたり最大100MBまでのファイル送信が可能です。
- LINE WORKSで送信する場合: LINE WORKSでは、管理者設定により最大2GBまでのファイルを送信できます。 送信サイズは、「10MB/20MB/50MB/100MB/500MB/1GB/2GB」の中から設定可能です。
写真の容量制限
LINEで写真を送信する場合、いくつかの容量制限があります。状況によって制限が異なるため、以下に詳細をまとめました。
- トークで送信する場合:写真の送信には容量制限がありません。高解像度の写真もそのまま送信できますが、LINEが自動で適切なサイズに圧縮します。画質を維持したい場合は、「元のファイルで送信」を選択すると元のサイズで送れます。
- タイムライン(LINE VOOM)に添付する場合: 1ファイルあたり最大10MBまで添付可能です。JPG、JPEG、PNGが対応できます。
- LINE公式アカウントで送信する場合: LINE公式アカウントでは、1ファイルあたりの画像データ容量が「10MB以下」という制限があります。
- LINE WORKSで送信する場合: LINE WORKSでは、管理者設定により、1ファイルあたりの最大ファイルサイズを1MB~2GBの間で設定可能です。
動画の容量制限
動画も容量による制限はありませんが、再生時間は5分までに制限されています。5分を超える動画は自動的にカットされます。また、ファイル形式はmp4やmovが推奨されます。大容量の動画は送信に時間がかかる場合があり、WiFiなど安定した通信環境が必要です。LINE VOOM(旧タイムライン)への動画投稿は、500MB以下が推奨されています。
送信可能なファイル形式- 動画:mp4、mov、mpg、mpeg
- 写真:jpg、png、gif
- ドキュメント:pdf、doc、docx、xls、xlsx
- 音声:mp3、m4a
ファイルを送信する際は、相手の端末で再生や表示が可能なファイル形式を選ぶことをおすすめします。特にPC版LINEからスマートフォンへの送信では、対応フォーマットに注意が必要です。
Part2.LINEでPDF、Word、Excelなどのファイルを送る方法
PCやスマートフォンで作成したドキュメントファイルもLINEで簡単に送信できます。
手順1: LINE上でドキュメントファイルを送信するには、トーク画面の+ボタンから「ファイル」を選択します。
手順2: 端末内のファイルが表示されるので、送りたいPDFやWordファイルを選んで送信。
手順2: スマートフォンの場合は、事前に端末へのファイルアクセス許可が必要です。
Part3.LINEで大きいファイルを送る方法【1GB以上】
容量の大きいファイルは、外部サービスを活用すると確実に送信できます。主な転送方法を3つ紹介します。
方法1.Google DriveなどのクラウドストレージでPDFなどのファイルを転送
Googleドライブを使えば、最大15GBまでのファイルを無料で保存・共有できます。ファイルをアップロードし、共有リンクをLINEで送信します。受信者はリンクからファイルをダウンロード可能です。
手順1: Google Driveアプリを開き、ログインします。
手順2: 画面右下の「+」ボタンをタップし、「アップロード」を選択します。
手順3: アップロードしたいファイルを選択します。
方法2.WeTransferなどのファイル転送サービスを利用して動画などのファイルを送る
WeTransferは2GBまでのファイルを無料で転送できるサービスです。メールアドレス不要で利用でき、アップロードしたファイルのURLをLINEで共有するだけです。7日間限定でダウンロード可能です。
手順1: ブラウザでWeTransferの公式サイトhttps://wetransfer.com/にアクセスします。
手順2: 画面中央の「+」ボタンをクリックし、送信したいファイルを選択します。複数のファイルを選択することも可能です。
手順3: 「Email to」欄に受信者のメールアドレス、「Your email」欄にあなたのメールアドレスを入力します。
手順4: 必要であれば、メッセージを入力します。
手順5: 「Transfer」ボタンをクリックすると、ファイルのアップロードと転送が開始されます。
手順6: アップロードが完了すると、ダウンロードリンクが生成されます。このリンクを相手に伝えれば、相手はファイルを受け取ることができます。
方法3. メールの添付ファイルでLINEに転送する
メールの添付ファイルとしてPCから送信し、スマートフォンで受信したファイルをLINEに転送する方法です。手軽ですが、メールサーバーの容量制限に注意が必要です。一般的なメールサーバーでは25MB程度が上限となります。
手順1: メールアプリで添付ファイルを開きます。
手順2: 共有ボタン(または同様のアイコン)をタップし、表示されたアプリの中から「LINE」を選択します。
手順3: LINEアプリが起動し、送信先を選択する画面が表示されるので、送信したい相手を選びます。
手順4: 必要であればメッセージを入力し、「送信」をタップします。
︎Part4.LINEでファイルが送れない場合の原因と対処法
LINEでファイルの送信に問題が発生する要因は複数あります。主な原因と解決方法について解説します。
1.LINEで送るファイルのサイズが上限に達する
2024年現在、LINEのファイル送信に厳密な容量制限はありませんが、動画は5分以内という時間制限があります。大容量ファイルは送信に時間がかかり、通信環境によってはエラーになる場合もあります。ファイルを圧縮するか、外部サービスを利用した転送を検討してください。
2.LINEで送るファイル形式が対応できない
LINEで送信可能なファイル形式は限られています。動画はmp4やmov形式、写真はjpgやpng形式が推奨されます。対応していない形式の場合は、変換ツールで適切な形式に変更してから送信しましょう。
3.端末のストレージ容量が不足している
スマートフォンの空き容量が少ないと、ファイルの送受信に支障が出ます。不要なアプリやファイルを削除して空き容量を確保してください。また、LINEアプリのキャッシュを削除すると改善する場合もあります。
補充:期限切れになったLINE写真・動画・ファイルを復元する方法
LINEで受信したファイルには保存期限があり、期限切れになると閲覧できなくなります。UltData LINEトーク復元 を使えば、期限切れのファイルも復元可能です。バックアップの有無に関係なく復元でき、iPhoneとAndroid両方に対応している点が特徴です。写真、動画、メッセージなど、LINE上のあらゆるデータを選択的に復元でき、ビジネスでもプライベートでも役立ちます。
LINEトーク履歴・写真・動画や期限切れたファイルなどを簡単に復元できます。iPhone・iPad・Android対応で、すべてのデバイスをサポートしております。
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UltData LINE Recoveryを起動します。復元したいデバイスを接続します。
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復元したいデータをスキャンし、プレビューを確認します。
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復元したいデータを復元します。
最後に
LINEでのファイル送受信は、用途に応じて適切な方法を選ぶことが重要です。通常の写真や短い動画は直接送信、大容量ファイルはクラウドサービスの活用が便利です。
保存期限切れや誤削除でファイルにアクセスできなくなった場合は、UltData LINE Recoveryの利用を検討してください。特に大切なファイルは、UltData LINE Recoveryでバックアップを取っておくと安心です。
LINEで送受信したファイルの容量制限は?転送方法と注意点を徹底解説
最終更新日2025-03-24 / カテゴリLINE データ 復元
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