iPhoneデータの活用術

【iPhone・Android】YouTubeをブラウザで開くには?開けない時の対処法も解説!

YouTubeで動画や音楽を楽しんでいる最中に、アプリを閉じたり、他のアプリを開いたりすると再生が止まってしまうことに、不便さを感じたことはありませんか?そんな悩みを解決する方法の一つが「バックグラウンド再生」です。

この記事では、iPhoneやAndroidスマホでYouTubeをバックグラウンド再生するための方法、つまり、YouTubeをブラウザで開く方法を詳しく紹介します。自分に合った方法を見つけて、快適に活用してみましょう!また、YouTubeをブラウザで開けない時の対処法もご紹介します。ぜひ最後までご覧ください。

︎︎Part1.YouTubeのバックグラウンド再生とは?

スマホでYouTubeの動画を再生しながら、別のアプリを操作したいと思ったことはありませんか?通常、YouTubeアプリを閉じると再生が止まってしまいますが、それを回避できるのが「バックグラウンド再生」です。

この機能を使えば、他のアプリを開いていても、画面をオフにしていても音声を聴き続けることが可能になります。動画を視聴する「ピクチャインピクチャ(PIP)機能」とは異なり、音楽やトーク番組などを音声のみで楽しめるのが特徴です。

1.1 バックグラウンド再生のメリットは?

  • 他のアプリを使いながら音声を聴ける
  • SNSをチェックしたり、メモを取ったりしながら、YouTubeの音声コンテンツを楽しめます。

  • 画面オフでも再生が続く
  • スマホのバッテリー消費を抑えつつ、音楽やポッドキャストを聴くことができます。

  • 通信量を節約できる可能性がある
  • 通常の動画再生と比べて、バックグラウンド再生時はデータ使用量が少なくなるケースもあります。例えば、480pの画質設定で5分間再生した場合、通常再生では約10.8MBの通信量が発生するのに対し、バックグラウンド再生なら約5.3MBと半減することが確認されています。

1.2 有料プランなしでも利用可能?

本来、バックグラウンド再生は「YouTubeプレミアム」加入者向けの特典の一つですが、工夫次第で無料でも利用する方法があります。次のPart2では、iPhoneやAndroidで使えるさまざまな方法を紹介していきます。

︎︎Part2.無料でYouTubeをバックグラウンド再生する方法【iPhone・Android】

YouTubeプレミアムは高くて課金したくない!なんとか無料でバックグラウンド再生する方法はないの?"

そんな人のために、YouTubeプレミアムなしでもバックグラウンド再生を実現できる方法を紹介します。YouTubeプレミアムに加入すれば確実に利用できますが、実はちょっとした工夫で無料でも楽しめる手段があるのです。

Safariを使ったYouTubeのバックグラウンド再生方法【iPhone】

iPhoneを使っているなら、Safariを活用することで、簡単にYouTubeのバックグラウンド再生が可能です。特にiOS14以降では、ピクチャ・イン・ピクチャ(PIP)機能にも対応しており、YouTubeプレミアムに課金せずに快適な視聴体験を楽しめます。

  • Step1: アプリではなく、SafariでWebブラウザ版のYouTubeを開きます。

  • Step2: 画面上の「ぁあ」ボタンをタップし、「デスクトップ用Webサイトを表示」を選択します。

  • Step3: 任意の動画を開いて、全画面表示にします。

  • Step4: そのままホーム画面に戻ると、一度再生が止まることがあります。

  • youtube ブラウザ で 開く iphone
  • Step5: 画面を下からスワイプ(または右上からスワイプ)してコントロールセンターを開き、再生ボタンを押すと、音声が再生されます。

  • youtube ブラウザ で 開く iphone

この方法を活用すれば、追加料金なしでYouTubeをバックグラウンド再生できます。YouTubeを聞きながら別のアプリを使いたいときに、ぜひ試してみてください!

Chromeを使ったYouTubeのバックグラウンド再生方法【iPhone/Android】

Chromeを使えば、iPhoneだけでなくAndroid端末でもバックグラウンド再生が可能です。YouTubeアプリを使わず、ブラウザ版を活用することで、追加料金なしで音声のみを楽しめます。

  • Step1: アプリではなく、Chromeブラウザを使ってYouTubeのWebブラウザ版にアクセスします。

  • Step2: 画面右上のメニュー(⋮)をタップし、「PC版サイト」をオンにします。

  • Step3: 好きな動画を選び、再生を開始します。

  • Step4: ホームボタンやジェスチャー操作でスマホのホーム画面に戻ります。

  • Step5: iPhoneならコントロールセンター、Androidなら通知バーを開き、表示されている再生ボタンを押せば、音声のみの再生が続きます。

この方法を活用すれば、YouTubeプレミアムなしで無料でバックグラウンド再生が可能! 音楽やラジオ感覚でYouTubeを楽しみたいときに、ぜひ試してみてください。

LINEを使ったYouTubeのバックグラウンド再生方法【iPhone】

iPhoneユーザー限定の方法ですが、LINEアプリを使うことでYouTube動画をバックグラウンド再生できます。Androidでは検証したところ利用できませんでした。(※2025年2月現在)

  • Step1: 再生したいYouTube動画のURLを取得します。

  • youtube ブラウザ で 開く iphone
  • Step2: 自分宛のKeepメモ、または友達とのトークにYouTubeのURLを送ります。

  • youtube ブラウザ で 開く iphone
  • Step3: LINE内でYouTube動画が開くので、再生を開始します。

  • Step4: 小さなウィンドウで動画を再生できる状態にします。

  • youtube ブラウザ で 開く iphone
  • Step5: PIP表示のまま、スマホのホーム画面に移動します。

  • Step6: もし音声が止まったら、コントロールセンターを開いて再生ボタンを押せば、音声のみの再生が継続されます。

この方法なら、LINEを使いながらYouTubeの音声を聴けるので、音楽やラジオ番組を楽しみたいときに便利です。

その他のアプリを使ってYouTubeをバックグラウンド再生する

YouTube動画のバックグラウンド再生ができるアプリは、SafariやChrome以外にも存在します。特に、以下の2つのブラウザアプリが便利です。

  • Firefox
  • Brave

︎︎Part3.YouTube動画をバックグラウンド再生できない原因と対処法

YouTubeのバックグラウンド再生がうまくいかない場合、以下の5つの原因が考えられます。

原因1:設定でバックグラウンド再生がオンになっていない

YouTubeプレミアムを利用している場合、アプリの設定でバックグラウンド再生がオフになっていると、再生が停止してしまいます。

  • YouTubeアプリを開き、画面右上のアイコンをタップし、「設定」を開きます。
  • 「バックグラウンドとオフライン」を選択します。
  • 「バックグラウンド再生」の設定を確認し、オフになっていたら「常にオン」に変更します。

初期設定では「常にオン」になっていますが、誤って変更してしまうことがあるため、一度チェックしてみるとよいでしょう。

原因2:メンバー限定動画はバックグラウンド再生できない

YouTubeプレミアムに加入していても、メンバー限定動画はバックグラウンド再生ができない仕様になっています。(※2025年2月現在)これはYouTubeの仕様によるもので、通常の公開動画とは異なり、特定のチャンネルメンバーのみ視聴できる動画は、バックグラウンド再生が制限されているためです。

もしメンバー限定動画を音声だけで楽しみたい場合は、画面をオンのまま最小化して再生するか、ピクチャ・イン・ピクチャ(PIP)機能を活用するといった方法を試してみるとよいでしょう。

原因3:YouTubeアプリにモバイルデータ通信を許可していない

屋外でYouTubeが再生できない場合、YouTubeアプリのモバイルデータ通信が許可されていない可能性があります。この設定がオフになっていると、Wi-Fi環境以外では動画の再生やバックグラウンド再生ができません。

  • 設定アプリを開き、画面を下にスクロールし、[アプリ] を選択します。
  • 「YouTube」をタップし、「モバイルデータ通信」をオンにします。

原因4:Safariデスクトップ用Webサイト表示になっていない

iPhoneのSafariでYouTube動画をバックグラウンド再生しようとしても、ブラウザの表示がスマホ版のままだと再生が止まることがあります。これを回避するには、「デスクトップ用Webサイト」に切り替える必要があります。

SafariでYouTubeをバックグラウンド再生する方法は、Part2でご紹介した手順をご参照ください。

原因5:【Safari】iPhoneの設定でピクチャ・イン・ピクチャがオフになっている

iPhoneのSafariでYouTubeをバックグラウンド再生する際、「ピクチャ・イン・ピクチャ(PIP)」機能を使えば、小さなウィンドウで動画を再生しながら他のアプリを操作できます。しかし、iPhoneの設定でこの機能がオフになっていると、PIPが有効にならず、動画の再生が止まってしまうことがあります。

ピクチャ・イン・ピクチャを有効にする方法(iOS14以降)

  • 設定アプリを開き、「一般」をタップします。
  • 「ピクチャ・イン・ピクチャ」を開き、「自動的に開始」をオンにします。

この設定を有効にすることで、SafariでYouTubeを開き、全画面再生後にホーム画面へ戻るとPIPが自動で起動するようになります。

︎︎追加:iPhoneでキャッシュなどを削除して、YouTube視聴をもっと快適にする裏ワザ

iPhoneでYouTubeを常に使用している方にとって、特にストレージ容量が限られた端末では、YouTubeアプリが不要なデータを増やし、動作が重くなることもあります。そこでおすすめなのがTenorshare iCareFone!この多機能ツールを使えば、iPhoneのストレージを効率的に管理し、不要なキャッシュや一時ファイルを削除できます。また、アプリのデータ整理やバックアップ機能を活用することで、限られた容量を有効に使えます。

  • iCareFoneをインストールして起動し、お使いのiPhone/iPadをアップル付属のUSBケーブルでPC/Macに接続します。

    デバイス 接続
  • 対応可能ファイル一覧表から、バックアップした項目を選択し、「バックアップ」ボタンをクリックします。

    バックアップしたいファイルを選択
  • しばらくすると、iOSデバイスのデータがパソコンにバックアップされます。

    バックアップ 完了

関連記事: iPhoneとAndroidでYouTubeキャッシュを削除してストレージを減らす方法

まとめ

以上、iPhoneやAndroidスマホでYouTubeをバックグラウンド再生するための方法、つまり、YouTubeをブラウザで開く方法をご紹介しました。また、YouTubeをブラウザで開けない時の原因と対処法もご紹介しました。ご紹介した方法を活用して、YouTubeを快適に利用しましょう!

また、本記事でご紹介したTenorshare iCareFoneを活用すれば、データを簡単にバックアップでき、iPhoneストレージ不足に悩むiPhoneユーザーにとって、最適な解決方法です。今すぐ体験しましょう。

iOSとPC/Macの間で自由にデータを整理・転送
  • 無料かつ迅速でiOSデータをPC/Macにバックアップ可能
  • バックアップデータをプレビューし、必要なデータを選択的に復元可能
  • iTunesを使わずにiOSデバイスとPC/Macの間で音楽写真ビデオ連絡先を無制限に転送
  • iPhone/iPad/iPod Touchに音楽、写真、ビデオなどデータを追加、整理、削除
  • 複数の画像をHEICからJPGに数秒で変換可能・iPhone画面をPCと自由に共有

【iPhone・Android】YouTubeをブラウザで開くには?開けない時の対処法も解説!