iPhoneで地震速報を設定する方法！鳴らない時に確認すべきこと

地震大国である日本では、いつどこで地震が起きるかわかりません。そんな時、iPhoneの地震速報機能は、私たちに素早い避難を促す大切なツールとなります。しかし、この機能は正しく設定されていないと、いざという時に役に立ちません。

この記事では、iPhoneの「拡張ビジュアル検索」をオフにする方法と、その機能について詳しく解説します。

︎Part1．iPhoneの地震速報を設定する方法

iPhoneの地震速報とは、気象庁が発表する緊急地震速報を、iPhoneに通知する機能のことです。地震が発生した直後に、震源に近い地震計で観測されたデータを解析し、強い揺れが予測される地域に、その揺れが到達する前に知らせてくれます。

手順1：設定アプリの「通知」→「緊急地震速報/災害・避難情報」で設定します。
手順2：「現在地を検出」の設定をオンにすることで、より正確な地域情報を受信できます。
手順3：「緊急地震速報」の項目で、「常に警報音を鳴らす」のスイッチをオンにします。これで、iPhoneがサイレントモードになっていても、地震速報の警報音が鳴るようになります。

iPhoneの緊急地震速報が、自分のいる場所とは異なる地域の情報を受信してしまうことがあります。そのため、設定アプリで、位置情報の設定が「常に許可」になっているか確認しましょう。また、高精度な位置情報が取得できるよう、GPSの設定も確認してください。

︎iPhoneの地震速報の音を変える方法

iPhoneの地震速報の音は、システムで固定されており、ユーザーが自由に変更することはできません。これは、緊急事態に素早く気づいてもらうために、特徴的な音になっているためです。地震速報の音は変更できませんが、以下のような工夫をすることで、より使いやすくすることができます。

バイブレーションパターン: 地震速報のバイブレーションパターンは、他の通知と区別できるようにカスタマイズ可能です。設定アプリの「サウンドと触覚」から、お好みのパターンに変更できます。
通知センター: 通知センターで地震速報を確認することで、音だけでなく、詳細な情報も確認できます。
Apple Watch: Apple Watchを持っている場合は、手首で振動と同時に通知を受け取ることができます。

Part2．iPhone緊急速報の履歴を確認する方法

iPhoneで受信した緊急速報の履歴は、通知センターで確認することができます。しかし、iPhoneの標準機能では、過去の緊急速報の履歴を全て保存しておくことはできません。通知センターに表示された履歴は、一定期間が経過すると自動的に消えてしまうためです。

手順1： iPhoneの画面上部から指を下にスワイプして、通知センターを開きます。
手順2：最近受信した緊急速報の通知がまだ残っていれば、ここで確認できます。

各キャリアでは、緊急速報に関する様々なサービスを提供しており、過去の履歴を確認できる場合もあります。

auの場合:災害・避難情報確認のみ＋メッセージ公式アカウント「au災害対策」を利用することで、通知センターから消えてしまった過去の緊急速報メールを確認できる可能性があります。詳細な手順は、auのサポートページで確認してください。
docomoの場合:過去3日間に配信された全国の緊急速報メールを閲覧できます。詳細な手順は、docomoの緊急速報「エリアメール」のページで確認してください。
SoftBankの場合:SoftBankでも、同様のサービスを提供している場合があります。 SoftBankのサポートページでご確認ください。

︎通知センターから消えた緊急速報履歴を確認する

通知センターから消えてしまった緊急地震速報などの通知内容を確認したい場合は、Yahoo!防災速報アプリが便利です。

手順1：「Yahoo!防災速報」アプリをダウンロードし、インストールします。
手順2：アプリを開き、お住まいの地域を選択します。
手順3：アプリのトップページやメニューから、「通知履歴」や「過去の情報」といった項目を探し、タップします。

Part3．iPhoneの「緊急地震速報」が鳴らない？

iPhoneの地震速報が鳴らない原因としては、設定ミス（緊急速報のスイッチがオフになっている、通知が許可されていないなど）、音量がミュートになっている、ネットワーク環境が悪い、アプリのアップデートがされていない、端末の故障、キャリアのサービスに問題があるなどが考えられます。

︎1.「常に警報音を鳴らす」をオフにした

iOS16から、緊急速報の設定に「常に警報音を鳴らす」という項目が追加されました。この項目をオフにすると、iPhoneがサイレントモード（マナーモード）になっている場合、緊急速報の警報音が鳴らなくなります。

対処法：設定アプリの「通知」→「緊急地震速報/災害・避難情報」→「常に警報音を鳴らす」で設定します。

︎2.集中モードで緊急速報が鳴らなかった

集中モードを使用していると、様々な通知が遮断され便利ですが、緊急速報を見逃してしまう可能性も。しかし、以下の設定を行うことで、集中モード中でも緊急速報を確実に受信することができます。

対処法：設定アプリの「集中モード」→「おやすみモード」→「通知を許可」のセクションにある、Appをタップ→即時通知をオンにすることで設定します。

︎3.緊急地震速報を含む緊急速報が鳴る条件を満たしていない

緊急地震速報をはじめとする緊急速報は、地震、津波、その他災害発生時に、迅速に情報を伝達し、被害を最小限に抑えるために発令されます。

バイブレーションパターン: 地震速報のバイブレーションパターンは、他の通知と区別できるようにカスタマイズ可能です。設定アプリの「サウンドと触覚」から、お好みのパターンに変更できます。
最大予測震度が5弱以上の場合: 気象庁が、地震発生後、最初に揺れを観測した直後に各地の揺れの到達時刻や震度を予想し、その最大予測震度が5弱以上のときに発表されます。
強い揺れが予想される地域: 最大予測震度が5弱以上の地震が発生した場合、強い揺れ（震度4以上）が予想される地域に通知されます。
津波警報・注意報: 地震によって津波が発生する恐れがある場合、津波警報・注意報が発令され、緊急速報で通知されます。

Part4．追加：iPhoneから完全に削除したデータを復元する裏ワザ

iPhoneは、正確な天気予報だけでなく、地震発生時にいち早く警報を発し、事前に準備をする時間を与えてくれます。他のスマートフォンと比較して、iPhoneの緊急地震速報機能はより正確で信頼性が高いです。大切なスマホデータをより安全に守るために、【UtData iPhoneデータ復旧】との併用をお勧めします。それはまるで、あなたの大切な思い出を常に守るデータの金庫のようなものです。