【iMessage受信バグ注意】特定の文字やURLでiPhoneがフリーズ・クラッシュについて

iPhoneのiMessage受信バグ

たった1文字のメッセージでiPhoneがクラッシュする不具合

まずはiOS 11.2.5において、特定の1文字をメッセージやTwitter、Facebook等のアプリで受信するとiPhoneがクラッシュする不具合についてご説明します。

今回のバグを誘発したのは、上記のインド南部で約7,000万人に使われているテルグ語の文字です。このメッセージ爆弾に遭遇したら、すぐに自分で強制再起動させたら無限再起動になってしまう可能性もありますので、SpringBoardが再起動するのを待つのをお勧めします。起動したら他の人からメッセージを送ってもらって、iOS通知をタップしてアプリを開き、メッセージ一覧ページで問題の文字が含まれている会話を削除します。そして、最新のiOS(今回はiOS 11.2.6)にアップデートしてください。

イタリアのメディアの「Mobile World」がアップロードした動画をご覧ください。

特定のURLを受信するとiPhone/Macがフリーズする「chaiOS」バグ

もう一つのiMessage問題はソフトウェア開発者のAbraham Masriさんが発見した「chaiOS」バグです。症状としては、iOSおよびmacOSのiMessageで特定のURLを受信した際にSafariで開くとデバイスがフリーズやクラッシュする現象です。最悪の場合は、システムがクラッシュし、再起動ループに陥ってしまいます。

一時的な回避方法について、iMessageのメッセージ削除、または問題のあるリンクの削除です。他に、設定アプリの機能制限で該当するサイトへのアクセスをブロックするのも有効な手段です。「設定」>「一般」>「機能制限」>「パスワード入力」>「webサイト」>「アダルトコンテンツを制限」>常に禁止でwebサイト「github.io」を追加の順に設定します。

根本的な解決策：アイフォンのiOSアップデートと修復

実は、同じような問題が以前にも数回報告されています。根本的な解決策を言うならやはりアイフォンのiOSを最新バージョンにアップデートします。また、デバイスがこのメッセージバグを遭遇して起動障害が発生する場合は、iOS修復ツール「Tenorshare Reiboot」を利用すれば数分内で解決できます。まずは、下記よりReiBootをインストールしてください。

ステップ1：ReiBootを起動して、USBケーブルでお使いのiOSデバイスをコンピューターに接続します。

ステップ2：デバイスが認識されたら、「全てのiOSフリーズを修復」ボタンをクリックします。

ステップ3：「デバイスが接続されました」というメッセージが表示されますので、下部にある「今すぐ修復」をクリックします。

ステップ4：次に進むと、お使いのデバイスに適用する最新版のiOSファームウェアが自動的に検出されますので、「ダウンロード」をクリックします。

ステップ5：ダウンロードが完了したら、「修復開始」ボタンをクリックしてiOSの修復作業を開始しましょう。

ステップ6：修復が正常に完了すると、お使いのデバイスが正常に動作していた時点の状態に戻すことができます。

修復中はデバイス内のデータを削除することがなく、同時、iPhoneのiOSも最新バージョンに更新され、まさに一石二鳥の効果があります。

iMessageで特定のメッセージを受信するとiPhoneやMacがクラッシュし、再起動が起きてしまう二つのバグは以上となります。メッセージ削除、iOS更新、iPhone修復の三つの方法で解決できますので、今後はまた同じようなバグが発生してもパニックにならないよう、上記の方法で対処しましょう。