Part1：【iPhone】サインアウト後に写真が消える原因

1.1　iCloudストレージの容量がいっぱいになる

iPhoneから削除した写真は、「最近削除した項目」に30日間保存されます。この「最近削除した項目」は、iCloudに残すことで表示しています。iCloudのストレージ容量がいっぱいになるとすぐに消えたことになります。また、iCloudにのみ保存している写真は、iCloudからサインアウトするとiPhoneから消えてしまいます。

1.2　誤ってiCloud バックアップを削除した

iCloudをサインアウトしている間はバックアップが取られません。その間に、誤ってiCloudバックアップを削除してしまうと、iCloudに再びサインインしても、iCloudのみに保存している写真はiPhoneから消えてしまいます。

Part2：【iPhone】サインアウトしたら写真が消えたときの復元方法

方法1：iCloud に再びサインインして写真をiPhone に同期して戻す

iCloudにのみ保存していることに気付き、iPhoneに復元したい場合は、以下の手順で同期します。

• Step1： iCloud.comにサインインします。

• Step2： 「写真」をクリックし、同期したい写真を選択します。

• Step3： 「ダウンロード」アイコンをクリックします。

方法2：30 日以内ならiCloud の「最近削除した項目」フォルダから写真を復元

• Step1： 写真アプリを開いて「アルバム」を開きます。

• Step2： 「最近削除した項目」をたップします。

• Step3： 「選択」をたップして写真を選択し、「復元」をたップして下さい。

方法3：iTunes のバックアップから削除された写真を復元

復元したい写真を残しているiTunesバックアップを利用する方法です。端末全体がバックアップ内容に上書きされるのでご注意下さい。

• Step1： iTunesを開き、iPhoneとPCをケーブル接続します。

• Step2： 「概要」の「バックアップを復元」をクリックし、ファイル選択をします。

• Step3： 「復元」をクリックします。

方法4：専門のデータ復元ソフトを使えば写真を取り出せる

iPhoneのデータ復元専門ソフト「Tenorshare UltData」は、バックアップがない写真でもiPhone本体をスキャンして、選択的に写真を復元することが出来ます。

• UltDataを開いて、「iOSデバイスから復元」をクリックします。

  
• 「写真」を選択し、「スキャン」をクリックします。

  
• プレビューから復元対象を選択し、「復元」をクリックします。

  

Part3：【iPhone】サインアウトしても写真を残す方法

iCloudをサインアウトする前に、以下の手順でiCloud上の写真をiPhoneに同期することが出来ます。

• Step1： 「設定」＞ユーザ名＞「iCloud」＞「写真」と進みます。

• Step2： 「iCloud写真」をオフにします。

• Step3： 「写真とビデオをダウンロード」をタップします。