iPhoneのバックアップした写真を復元するやり方
iPhoneで撮影した写真をバックアップしておくと、何らかの不具合や誤操作によってiPhoneから写真が消えてしまった場合に復元することが可能です。この記事では、バックアップからiPhoneの写真を復元する一般的な方法に加えて、専門ソフトを利用して復元する便利な方法をご紹介しますので、ぜひ役に立てていただければと思います。
PART1:iPhoneのバックアップした写真を復元する一般的なやり方
まず、iCloudとiTunesのバックアップからiPhoneの写真を復元する一般的な方法をご紹介します。これらの方法では、写真だけを復元することはできず、音楽や連絡先、メモなどのiPhoneの全てのデータがバックアップの内容に上書きされることで、写真が復元されます。
やり方①:iCloudバックアップから削除した写真を復元【iPhoneをリセット】
iCloudで写真のバックアップを作成している場合には、iPhoneを一度リセットして、iCloudバックアップから消えてしまった写真を復元できます。
Step1: iPhoneの「設定」アプリを開き、「一般」>「転送またはiPhoneをリセット」>「すべてのコンテンツと設定を消去」の順にタップして、iPhoneをリセットします。
Step2: iPhoneが再起動したら初期設定を進めて、「Appとデータ」の画面で「iCloudバックアップから復元」をタップします。
Step3: Apple IDでサインインして、消えた写真のデータが含まれるバックアップファイルを選択し、画面の指示に従って初期設定を完了させます。
補充説明:iCloudのメリット・デメリット
iCloudバックアップから復元する方法は、パソコンが不要で手軽に利用できる一方、iCloudのストレージを無料で利用できるのは5GBまでのため、バックアップデータの容量がそれ以上になる場合には、有料プランを利用する必要があります。また、Wi-Fi環境が安定していない場合には、バックアップと復元に膨大な時間がかかることがあります。
やり方②:iTunesバックアップから消えた写真を復元
iTunesで写真のバックアップを作成している場合には、パソコンにiPhoneを接続して消えた写真を復元できます。
Step1: iTunesを起動したパソコンに、USBケーブルでiPhoneを接続します。
Step2: 画面左上のデバイスアイコン>「概要」>「バックアップを復元」の順にクリックします。
Step3: 確認画面で「復元」をタップします。
補充説明:iTunesのメリット・デメリット
iTunesバックアップから復元する方法は、パソコンを用意する必要がありますが、インターネット接続が不要な他、膨大な量の写真であっても、パソコンに空きストレージがあればその分のバックアップデータを無料で作成して、iPhoneに復元することが可能です。また、バックアップの暗号化が可能なため、Wi-Fiやパスコードの設定なども復元できる点もメリットと言えるでしょう。
PART2:バックアップからiPhoneの写真のみを復元するやり方
続いて、iOSデバイスのデータ復元専門ソフトであるUltDataを利用することで、iCloudおよびiTunesのバックアップから、必要な写真のみを選択して復元する方法をご紹介します。なお、UltDataは、バックアップなしでも、iPhoneから完全に削除した写真を復元できる機能も搭載しており、iPhoneの「最近削除した項目」に写真が残る30日以上が経過しても復元が可能です。
やり方③:iCloudから消えてしまった写真だけを復元-UltData
通常、iCloudから写真を復元する場合、iPhoneの全てのデータがバックアップの内容に上書きされることになる他、バックアップファイルの中に復元したい写真が含まれているかどうかは、作業が完了するまで確認できません。しかし、Tenorshare UltDataを利用すると、iCloud内のデータの中身を復元前に確認して、必要な写真のみを選択できるため、消えた写真を短時間で効率的にパソコンに復元できます。
パソコンでUltDataを起動して、「iCloudからデータを復元」を選択し、USBケーブルでiPhoneをパソコンに接続します。
Apple IDでiCloudにサインインします。
データ項目の一覧の中から「写真」を選択して、「ダウンロード」をクリックします。
復元可能な写真が表示されますので、必要な写真を選択し、「PCに復元」をクリックします。
やり方④:iTunesからiPhoneの写真のみを復元できる-UltData
iTunesでバックアップを作成している場合も同様で、UltDataを利用すると、プレビュー機能でバックアップの中身を確認して、消えた写真を簡単かつ効率的にパソコンに復元することが可能です。通常の方法でiTunesバックアップから復元する方法とは異なり、目的の写真のみを復元できるため、短時間で作業が完了します。
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パソコンでUltDataを起動して、「バックアップからデータを復元」を選択し、USBケーブルでiPhoneをパソコンに接続します。
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結果一覧から復元したいバックアップを選択し、「復元したいデータのタイプを選択して下さい」をクリックします。
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iTunesバックアップの一覧が表示されますので、データ項目の一覧から「写真」を選択して、「スキャン」をクリックします。
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写真の一覧が表示されますので、復元したい写真にチェックをつけて、「PCに復元」をクリックします。
まとめ
iPhoneから写真が消えてしまった場合、iCloud/iTunesバックアップから通常の方法で復元すると、iPhoneの全てのデータがバックアップの内容に上書きされてしまいますが、専門ソフトのUltDataを利用すると、iCloud/iTunesバックアップから必要な写真のみを選択して、短時間で効率的にパソコンに復元できます。なお、UltDataは、iCloud/iTunesのバックアップなしでも、iPhoneから完全に削除された写真を復元できる機能も搭載しているため、通常の方法でiPhoneの写真を復元できない場合にも、ぜひ利用してみてください。
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iPhoneのバックアップした写真を復元するやり方
最終更新日2024-03-07 / カテゴリiPhone写真
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