アップデートでiPhoneがフリーズし強制終了できない?7つの即効対処法
著者 石原 侑人 最終更新日 2025-03-28 / カテゴリiPhoneフリーズ復元
iPhone iOSアップデート中にフリーズしました。強制終了の操作をしても応じてくれません。Appleのサポートやコミュニティーに連絡しようとしてもサインインで2ファクタ認証を今壊れているiPhoneでしているためログインできません。どうすればいいですか?”
iPhoneのiOSアップデート中に画面がフリーズし、電源が切れない・強制終了できない状況に陥った経験はありませんか?特に最新OSへのアップデート時やバッテリー残量が少ない場合に発生しやすいこの問題は、誤操作でデータ消失を招くリスクもあるため慎重な対応が必要です。
本記事では、iPhoneがフリーズして強制再起動もできない時の原因から、安全な対処法までを完全解説。さらに、専門ツール「ReiBoot」を使ったiOSシステム修復法や、アップデートが終わらない・強制終了できない場合の応急策も網羅しています。
- Part 1、iPhoneがアップデート中にフリーズして、強制終了もできない主な原因
- Part 2、緊急時対応!フリーズしたiPhoneを強制再起動する手順(全機種対応)
- Part 3、iPhoneがアップデート中にフリーズして、強制終了もできない時の対処法
- Part 4、予防策:iPhoneアップデート時のフリーズを防ぐ5つのポイント
- Part 5、Q&A|iPhoneがフリーズして強制終了についてよくあるご質問
Part 1、iPhoneがアップデート中にフリーズして、強制終了もできない主な原因
「iPhoneのアップデート中に画面がフリーズし、強制終了ができない!」このような状況が発生する背景には、主に以下の4つの原因が考えられます。
原因1|ボタンの物理的な不具合
iPhoneの強制再起動には、サイドボタン(電源ボタン)やホームボタンの操作が必要です。もし故障したら、強制終了ができない可能性があります。
- ボタンの陥没や接触不良
- 水没や衝撃による内部の損傷
- 保護ケースの影響で正しく押せていない
原因2|バッテリー残量の不足
アップデート中にフリーズすると、バッテリー残量が少ない場合に強制終了ができないことがあります。
- iOSアップデートは高負荷な処理のため、バッテリー残量が少ないとシステムが不安定になる
- バッテリーの劣化が進んでいる場合、突然シャットダウンする可能性がある
原因3|操作方法の間違い
iPhoneの機種によって、強制再起動の手順が異なります。もし、間違えた方法で操作するなら、強制再起動できないです。次のPart2でiPhone全機種の強制再起動する方法を画像付きで解説します。ぜひ最後までご覧ください。
原因4|システムの深刻な不具合
アップデートファイルの破損や、水没・落下などの物理的なダメージにより、OSが正常に動作しなくなることがあります。
- アップデートが終わらないまま長時間停止する
- 画面が真っ黒または真っ白のまま反応しない
- iTunesに接続してもエラーが表示される
まず、Part2でiPhone各種類の強制再起動する方法を確認します。続いて、次のPart3では、これらの原因に応じた具体的な対処法を詳しく解説します。
Part 2、緊急時対応!フリーズしたiPhoneを強制再起動する手順(全機種対応)
前パートで解説したように、iPhoneがフリーズして強制終了できない原因はさまざまです。操作方法の間違いでiPhoneを強制再起動できない方も少なくないでしょうか。ここでは、iPhone全機種の正しい強制再起動方法を詳しくご説明します。
Face ID対応機種
音量を上げるボタンを短く押す
音量を下げるボタンを短く押す
サイドボタンを押し続ける
画面にAppleロゴが出たら、ボタンから手を離す
iPhone 8以降/iPhone SE(第2世代以降)
音量アップボタンをすばやく押す
音量ダウンボタンをすばやく押す
サイドボタンを押しっぱなしにする
Appleロゴが表示されたら、ボタンを離す
iPhone 7/iPhone 7 Plus
音量ダウンボタンとスリープボタンを同時に長押し
Appleのロゴが画面に現れたら、手を放す
iPhone 6s以前/iPhone SE(第1世代)
スリープボタンとホームボタンを一緒に長く押す
Appleロゴが見えたら、ボタンを離す

これでも解決しない場合は、次のパートで解説する対処法を確認しましょう。
Part 3、iPhoneがアップデート中にフリーズして、強制終了もできない時の対処法
強制再起動を試しても反応がない、または「アップデートが終わらないまま画面が固まった」という場合、次に確実な対処法を解説します。
対処1|専門修復ツール「ReiBoot」でシステム不具合を解消
iPhoneがフリーズした際の対処法として一般的な強制終了ですが、何度も強制終了をするとバッテリーに影響が出たり、開いたままのアプリデータが消える可能性があるなどのデメリットがあります。さらに、iPhoneがフリーズしたのに強制終了ができないケースの発生もよく耳にします。その時、iOS専門修復ツールが有効です。
Tenorshare ReiBootはあらゆるiOS不具合を解消する機能が付いており、デバイス内のデータを保護しながらデバイスに負担をかけず不具合を修復できます。iPhoneのフリーズ以外に150種類以上のシステム問題の修復にも対応しています。
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Tenorshare ReiBootがおすすめなポイント
- データを保持したままアップデートのフリーズを修復
- 黒画面/白画面など150種類以上のシステムエラーに対応
- iOSの最新バージョンや最新機種にも随時アップデート対応
パソコンでReiBootをインストールしてから起動し、「開始」を押します。
純正ケーブルを使ってiPhoneを接続して、「普通モード」を選択します。
ファームウェア情報を確認後「ダウンロード」をクリックします。
「普通モードを開始」からデバイスの修復を始めます。修復が完了するとデバイスが再起動されます。
「強制終了できない」状態でも、約10分で正常起動可能なケースが多数報告されています。
対処2|AssistiveTouchで仮想ボタンから電源オフ
物理ボタンが故障していて反応しない場合の代替手段として、Assistive Touchを利用して電源をオフにできます。
「設定」>「アクセシビリティ」と押します。
「タッチ」>「Assistive Touch」をタップし設定をオンにします。
Assistive TouchをオンにするとiPhone画面上にボタンが表示されます。
電源ボタンを押さずに画面をタップすることで再起動が可能になります。


注意:
iOSバージョンによりメニュー位置が異なる場合あります。
「アップデート中」だと設定画面自体が開けない可能性があります。
対処3|バッテリー完全放電まで放置
強制操作が一切効かない場合、バッテリー切れを待つ方法もあります。
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実施時のポイント
- フリーズ状態だと通常より放電が遅い(最大72時間かかるケースも)
- バッテリー健康度80%未満の機種では、再充電できないリスクあり
- データ損失を防ぐため、放置中は充電器に接続しない
対処4|iTunesを使った強制復元
どうしても他の方法で解決できない場合、または「とにかく早く使える状態に戻したい」という緊急時には、iTunesを使った強制復元が確実な方法です。ただし、これは文字通りiPhoneを工場出荷状態に戻す作業のため、すべてのデータが消去される点を十分に理解しておく必要があります。
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実施前の準備
- 事前にバックアップがあるか確認
- 「iPhoneを探す」をオフに設定(設定できない場合は諦める)
iPhoneをリカバリーモードで起動:
- iPhone 8以降:音量アップ→ダウン→電源長押し
- iPhone 7:音量ダウン+電源長押し
iTunesが「復元または更新」を表示
Optionキー(Mac)/Shiftキー(Windows)を押しながら「復元」をクリック

対処5|DFUモードで完全復旧
DFU(Device Firmware Update)モードは、iPhoneのOSを工場出荷時状態から再構築する最も強力な修復方法です。通常のリカバリーモードよりも深いレベルでシステムにアクセスできるため、OS自体が破損しているような深刻なケースでも有効です。ただし、その分リスクも伴うため、最後の手段として考えましょう。
PCで最新版iTunesを起動→USBケーブル接続
iPhoneで:音量アップ→音量ダウン→電源ボタン長押しし(10秒)、画面が暗くなってもさらに5秒押し続けます。
iTunesが「復元モードを検出」と表示すれば成功
「復元」か「更新」を選択(※「復元」は全データ消去)
対処6|Apple公式サポートの活用
自力解決不可能な場合はプロに依頼するのが必要です。以下の症状が出ている場合は、早めの専門相談がおすすめです。
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修理が必要なケース
- 水没/落下歴があり、ハードウェア損傷が疑われる
- iTunes接続時にエラーコード4013/4005が表示
- 修復ツールでもアップデートが終わらないまま
Part 4、予防策:iPhoneアップデート時のフリーズを防ぐ5つのポイント
iPhoneのアップデート中に発生するフリーズや強制終了できない問題は、実は適切な準備でほとんどの場合予防可能です。以下の5つのポイントを実践すれば、安心してiOSを最新版にアップデートできるようになります。
ポイント1|ストレージ容量を十分に確保(最低5GBの空き容量が理想)
アップデート失敗の最も多い原因が、ストレージ不足です。iOSアップデートには本体容量だけでなく、インストール作業用の一時領域も必要です。
- 「設定」→「一般」→「iPhoneストレージ」で確認し、不要なアプリ・写真を削除します。
アップデート前に容量チェックを習慣化すれば、フリーズリスクを70%軽減できます。
ポイント2|充電状態を確認(80%以上推奨)
アップデート中の電源断は、システムファイル破損の最大要因です。特にバッテリー劣化機種は要注意。
- 充電器に接続した状態で実施
- バッテリー健康度80%未満の場合は事前交換を検討
- 高温環境での充電は避ける
安全なアップデート環境
ポイント3|Wi-Fi環境を最適化
iOSアップデートファイルは大きいため(3-5GB)、通信環境が不安定だとダウンロードデータが破損する可能性。
- 自宅で安定したWi-Fiを使用
- 通信速度50Mbps以上が望ましい
- VPN接続は一時的にOFF
- キャリア回線(LTE/5G)では更新しない
理想的な接続条件
ポイント4|重要なデータは複数バックアップ
万が一に備え、複数のバックアップ手段を確保します。バックアップがあれば、最悪初期化してもデータを復元可能です。
ポイント5|アップデートのタイミングを計る
Appleが公開する最新iOSのリリース直後はサーバーが混雑し、不具合が発生しやすい。この時期を避けるのがおすすめです。
Part 5、Q&A|iPhoneがフリーズして強制終了についてよくあるご質問
最後に、iPhone、iPadがフリーズして強制終了できないに関するよくあるご質問をご紹介します
質問1、iPhoneが固まって強制終了できないときはどうすればいいですか?
最初に音量を上げるボタンを押し、次に音量を下げるボタンを押し、最後にサイドボタンを押したままにし、Appleロゴが表示されたら放します。
質問2、iPhoneを強制終了の欠点は何ですか?
iPhoneがフリーズした時に、何度も強制終了をすると、保存されているデータの一部が失われる可能性があります。
まとめ
今回ご紹介した方法で、ほとんどのiPhone・iPadのフリーズや強制終了できない問題は解決できるはずです。特に重要なのは:
- 段階的な対処:基本の強制再起動から専門的な修復方法まで、症状に合わせて適切な手段を選択
- データ保護:写真や連絡先などの重要なデータを守りながら問題を解決
- 時間節約:無駄な試行錯誤を減らし、最短で端末を復旧
万が一、通常の強制再起動が効かない深刻なフリーズ状態の場合には、専門修復ツールTenorshare Reibootの使用がおすすめです。ReiBootであれば、iPhone、iPadのデータを失わずに、操作手順もとてもシンプルです。