iTunesを使わずにiPhoneリカバリーモードを解除する対策
iPhoneの不具合で困った経験をした人も多いでしょう。特に困るのが、リカバリーモードが解除できないというものです。どんな操作をしても画面が変わらないので、どうしようもないと考えてしまう人も少なくありません。
基本的にこの状態になると、iTunesを利用した方がいいのですが、パソコンが手元にない人もいるでしょう。そこでiPhoneがリカバリーモードから解除できない時に、iTunesを使わずにリカバリーモードを解除する3つの方法を紹介していきます。
リンゴマーク、リカバリモードやブラックアウトなど150以上のiOS/iPadOS/tvOSシステム故障を修復できる。
iPhoneリカバリーモードを解除する無料方法2つ
まずは、iPhoneのリカバリーモードを解除する際に無料で利用できる方法を二つご紹介します。
・無料1:強制再起動でiPhoneリカバリーモードを解除する
iPhoneがリカバリーモードから抜け出せない時に、まず試してみたいのが強制的に行う再起動です。iOSが不具合を起こしてしまうのが原因と考えられるので、強制的に再起動をすることで、リカバリーモードが解除できます。
詳しい操作手順をiPhoneのバージョンごとに紹介しましょう。
iPhone8以降の場合
iTunesに接続した状態で、音量を上げるボタンを押してすぐに離し、下げるボタンを押してすぐに離します。そして「電源ボタン」だけを10秒押し続けます。そして、デバイスの画面にAppleのマークが表示されますから、そこで電源ボタンから手を放してください。
iPhone7と7plusの場合
iTunesに接続した状態で「電源ボタン」と「音量(小)ボタン」を同時に10秒押し続けます。そして、デバイスの画面にAppleのマークが表示されますから、そこで電源ボタンから手を放してください。
iPhone6以前の場合
iTunesに接続した状態で「電源ボタン」と「ホームボタン」を同時に10秒押し続けます。そして、デバイスの画面にAppleのマークが表示されますから、そこで電源ボタンから手を放してください。
強制的に再起動をすることで、iPhoneのリカバリーモードが解除できる可能性はあります。しかし、強制再起動では直らないこともあるので、その時は別の方法を試しましょう。
・無料2:iPhoneリカバリーモードをワンクリックで解除する
強制再起動に失敗して、他の方法でiPhoneのリカバリーモードを解除するのなら、「Tenorshare ReiBoot」を使うのをお勧めします。
ReiBootはiPhone/iPad/iPod専用の修復ツールで、リカバリーモードにフリーズして起動できなくなったiPhoneをワンクリックで復元することができます。
「リカバリーモードを解除」機能は5回も無料で使えますので、ソフトをお使いのPC/Macにインストールすればすぐに使用できます。
Step1、ReiBootを起動させた状態で、ライトニングケーブルを使ってiPhoneとパソコンを接続します。メイン画面にある「リカバリモードを起動/解除」という項目をクリックします。
Step2、「解除」をクリックして続行します。
これでiPhoneのリカバリーモードが解除され、正常状態に戻せるはずです。しかし、それでもリカバリーモードから復元できない場合は、iOSになんらかの不具合が発生した可能性があります。そこで最終手段として、iOS不具合修復を使ってiPhoneを復元することをお勧めします。
最終手段:iOS修復でiPhoneリカバリーモードを解除する
iOSに不具合が発生し、iPhoneがリカバリーモードのループから脱出できなくなった場合、「Tenorshare ReiBoot」にあるiOS修復という機能で脱出しましょう。iTunesを使った復元と違って、iOS修復はデバイスを初期化する必要がなく、データが消去されることもありません。それでは、修復の手順を説明していきます。
ステップ1、ReiBootをPC/Macにインストールして、起動します。そして、USBケーブルでお使いのiOSデバイスをコンピューターに接続します。
ステップ2、デバイスが認識されたら、ソフトのホーム画面が表示されます。そして、「あらゆるiOS不具合を解消」下の「開始」ボタンをクリックします。
ステップ3、次に進むと、「普通モード」ボタンをクリックします。
ステップ4、ファームウェア情報を確認して問題がなければ「ダウンロード」をクリックします。
ステップ5、ダウンロードが完了したら、「普通モードを開始」ボタンをクリックしてiOSの修復作業を開始します。
スッテプ6、修復完了まで待ちます、修復完了したらデバイスが再起動され、デバイスのデータを消去することがなく正常に動作していた時点の状態に戻すことができます。
iTunesを使わずに、iPhoneのリカバリーモードを解除する方法を紹介してみました。強制再起動では解除できないこともあるので、「Tenorshare ReiBoot」を使うのをお勧めしておきます。リカバリーモードだけではなく、リンゴループや画面真っ暗状態、そして再起動ループなど、iPhoneユーザーを困らせる様々なiOS不具合問題もこの一本で解決できますので、ぜひお試してみてください。