Part 1、iOS 17.5で過去に削除した写真が復元される時の原因

iOS 17.5で過去に削除した写真が復元される時は次のことが原因かもしれません。

原因１、 iCloud 同期の問題

iCloudと完全に同期していない、設定を変更しているなどiCloudの同期の問題によって写真が完全に削除されることなくiPhoneに再表示される場合があります。

原因２、 プライバシーに関する懸念

現在、iOS 17.5だけで起きている不具合ですが、過去に削除した写真が復元されるということはApple側で写真を完全に削除していないのではないかという疑念が生まれます。削除したはずの写真がApple側に残っていると考えたらプライバシーに関する懸念もありますし、なにより恐いですよね。iOS17.5で削除した写真が復元することについてAppleに問い合わせているというユーザーも少なくありません。

※現段階でApple側からの写真が復元する不具合に対するコメントはありませんが、Appleは「データベース破損により削除した写真が写真ライブラリに再表示されることがまれにある問題に対応しています。iOS17.5.1」を21日リリースしています。

Part 2、iOS 17.5で過去に削除した写真が復元される時の対処法

iOS17.5で過去に削除した写真が復元される時の対処法を見ていきましょう。

対処法１、iOSを最新版にアップデートする

21日にリリースされたiOS17.5.1は削除した写真が復元されるバグを修正したものになります。iOS17.5.1にアップデートすると、削除した写真が再表示される不具合が改善されると思われます。

対処法２、 iPhone/iPad を強制的に再起動する

iPhone/iPadを強制的に再起動すると、iOS17.5のシステムに発生している一時的なエラーが修正されて削除した写真が復元される不具合が直る可能性があります。

対処法３、 iCloud 写真をオフにしてローカルで管理する

iCloudの同期の問題によって消したはずの写真が再び表示されるのであれば、iCloudとの同期をオフにすると解決できます。

対処法4、専門的なiOS修復ソフトで、iOS 17.5で過去に削除した写真が復元される不具合を修正する

iPhoneを強制再起動しても改善されない、どんな不具合が起きるかわからないからアップデートはしたくないという時は専門的なiOS修復ソフトを使って削除された写真が復元される原因のバグを取り除く方法があります。世界中で使われているiOS修復ソフトの中には日本語非対応のものもありますが、今回紹介するReiBootは完全日本語対応の操作ガイドが画面に表示されるので、初心者も問題なくiOSを修復できますよ。

• ReiBootをパソコンにインストールして起動し、USBケーブルを使ってiPhoneを接続します。メニュー画面で「開始」をクリックしてiOS不具合の修復を始めていきます。

  
• 2つのモードが表示されるのでiPhoneのデータを消去せずに修復を試みる「普通モード」をクリックします。

  
• ファームウェアをダウンロードする画面になりますので、保存先を確認して「ダウンロード」をクリックします。

  
• 「普通モードを開始」をクリックしてiOSの修復を始めます。

  

対処法５、 iOS 17.5 を 17.4.1 にダウングレードする

iOSをアップデートするのではなく、iOS17.4.1にダウングレードすることでも削除したはずの写真が復元される不具合に対処できる可能性があります。iTunesを利用したダウングレードでは日本語対応していないサイトからファイルをダウンロードする必要がありますが、ReiBoot for iOSならダウングレードも簡単にできます。ダウングレードする場合は、ダウングレードするバージョン以下で作成したバックアップのみ復元できることに注意しましょう。※iOS17.5で作成したバックアップはiOS17.4.1では復元できません。

まとめ

この記事ではiOS17.5で削除した写真が復元する不具合の対処法をご紹介しました。iOS17.5にアップデートした後に削除した写真が再表示されるかもしれないともうと、写真撮影を楽しめないと感じるユーザーも多いでしょう。消したはずの写真が復元する原因がiOSシステムのバグであればReiBootfor iOSを使って修正する方法が効果的です。

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