iPhone/iPadをリンゴループから復元する方法
リンゴループでiPhone/iPadが使えなくなったという、非常に困った事態に直面するユーザーは少なくありません。今回は復元する方法をご紹介しますが、ほかにもそもそもリンゴループとは一体何なのかもあわせて解説させていただきます。
iPhone/iPadのリンゴループとは?
リンゴループとは、iPhoneやiPadなどのiOSデバイスの起動時に出現するリンゴマークが出現したまま、画面が固まって反応しなくなる状態になるものです。既に多くのユーザーが経験している問題で、日本だけでなく海外でもリンゴループにはまっている方は多いです。
主な原因としては、アップデートがうまくいかなかったことや、強制終了が繰り返し起こること、そして脱獄をあげることができます。
リンゴループに陥ったiPhone/iPadを復元する二つの方法
iPhone/iPadをリンゴループから復元する一般的な対策
リンゴループに陥ったiPhone11/x/xs/8/7/6...iPad Mini/Air/Proを救出する時によく使われる対処方法は以下の通りです。
セーフモードiPhone・iPadを強制再起動
セーフモードを試してみることによって、iPhone・iPadをリンゴループ状態から元の正常な状態に復元できる可能性があります。
Step 1:まずはデバイスの電源を一度切ります。
Step 2:電源が切れている状態で、音量(+)ボタンを押し続けたまま、電源ボタンを長押しします。
Step 3:しばらくすると、iPhoneが再び起動します。起動が成功したら、音量(+)ボタンは抑えたまま、電源ボタンから手を放してください。すると、ホーム画面が表示されます。
あくまで応急処置のような起動方法ですので、この方法でiPadをリンゴループから救出できない場合も多いです。
iTunesでリンゴループになったiPhone・iPadを復元
セーフモードでiPadが起動できない場合、iTunesからiPadを復元するによってリンゴループ問題が解決できる確率は高いです。
下記の操作手順を参照してください。
まずは、デバイスの電源を落として、USBケーブルでパソコンと接続してiTunesを起動します。
次に、iPadのホームボタンと電源ボタンを10秒ほど押し続けます。そして、電源ボタンを放して、ホームボタンはそのまま押し続けます。パソコンで以下の画面が表示されたら、ホームボタンを放します。
「復元」ボタンをクリックして、指示に従ってデバイスを初期化することでiPhone・iPadをリンゴループから復元することが可能です。
注意:「復元」をクリックするとiPadが初期化されて全データが消去されますので、バックアップを作成していない場合はおすすめしません。
データを消去せずにiPhone・iPadをリンゴループから復元
iPad内のデータを消去せずにリンゴループから復元したい場合は、iPhone/iPad/iPod専用の修復ツール「Tenorshare ReiBoot」の使用をおススメします。「Tenorshare ReiBoot」をインストールしたら、以下の手順に従って操作してください。
ステップ1、ReiBootをPC/Macにインストールして、起動します。そして、USBケーブルでお使いのiOSデバイスをパソコンに接続します。
ステップ2、リンゴループのデバイスが認識されたら、画面にある「あらゆるiOS不具合を解消」下の「開始」ボタンをクリックします。
ステップ3、次に進むと、「普通モード」ボタンをクリックします。
ステップ4、リンゴループから救出するためファームウェアを取得して、ダウンロードします。
ステップ5、ファームウェアがダウンロードされたら、「普通モードを開始」ボタンをクリックしてiOSの修復作業を開始します。
これでデータを消去せずにiPhone・iPadをリンゴループの状態から復元することができます。
以上は、iPhone・iPadをリンゴループから復元する三つの方法です。リンゴループからデバイスを復旧するには、データ紛失のリスクがかなり高いですので、ぜひiOS修復ツール」を活用していきましょう。