iPhoneデータ復元・活用術

iCloud値上げされ、iCloud容量を購入すべきか?購入した方がいい?徹底解説

iPhoneのバックアップを取りたいけど、iCloudの容量を購入すべきかお悩みでしょうか?また、最近、iCloud+の月額料金が値上げされ、これからもiCloudを利用すべきかと悩むのか?iPhoneの代表的なバックアップ方法であるiCloudですが、ストレージ制限や購入プランやバックアップできないエラーが様々で、最善な選択が難しいですよね。

本記事では、iCloud値上げされた後の新・旧価格、iCloudの容量を購入すべきかや、iCloud以外でバックアップを取る方法について解説しています。容量制限を受けずに簡単にバックアップを取る方法もご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

︎︎Part1. iCloudの容量は購入すべきか?

1. iCloudとは?

iCloudは、Appleが提供しているクラウドストレージサービスです。インターネットを介することでデータの保存・同期ができ、iPhone、iPad、Mac / Windows PCなど、さまざまなデバイス間でデータの共有が可能です。

iCloudの役割としては、データのバックアップ、データの同期、複数のデバイス間での写真共有など、多くのものが挙げられます。容量の大きいファイルを多く保存する場合は、無料で提供されている容量では足りないケースがあるため、iCloudのストレージを購入し空き容量を増やすことができます。

1.2 iCloudストレージを購入する時、考慮すべきこと

iCloudストレージを購入かどうかに迷っているのか。これから、iCloudストレージを購入する前に考慮すべきことについて説明します。

1.iCloud ストレージの使用状況を確認する

iCloud容量を購入する前に、まずiCloud のストレージ使用状況を確認します。iCloud のストレージ使用状況によって、保存できる残りのデータ容量が異なります。iCloudのストレージを確認する場合は、iPhoneの設定画面からどれくらい使用量か簡単に確認できます。

  • Step1: iPhoneの [設定]>アカウント名>「iCloud」 をタップする

  • iCloudストレージ容量を確認
  • Step2: 使用済みのストレージ容量を確認する

  • iCloudストレージ容量を確認

保管されているデータは、「写真」「書類」「メール」「バックアップ」のカテゴリに分けされて表示されます。色付きのグラフ部分が、現在使用中のストレージ状況を示しているため、iCloudのストレージを確認した際に、この部分が多ければ多いほど空き容量が少なくなります。

2.将来的なデータ増加を見込む

  • 写真や動画の撮影頻度:今後もたくさんの写真を撮影する予定であれば、より多くのストレージが必要となるでしょう。
  • アプリのデータ:アプリによっては、ゲームのセーブデータなど、多くのデータを保存する場合があります。

3.代替手段の検討

  • 外部ストレージ:ハードディスクやUSBメモリなど、外部ストレージにデータを保存することも可能です。
  • クラウドストレージサービス:Google DriveやDropboxなど、他のクラウドストレージサービスも検討できます。また、Tenorshare iCareFoneのような無料バックアップソフトもおすすめです。

iCloudストレージを購入する際は、現在のデータ量、将来的なデータ増加、予算などを総合的に考慮し、自分に合ったプランを選びましょう。また、iCloud容量を購入せずに、他の代替手段もおすすめです。次の︎Part3でご紹介します。

1.3 iCloudにデータをバックアップする場合の注意点

iCloudにデータをバックアップする際は、安全かつ確実にデータを移行するために、いくつかの注意点があります。以下は、その一例です。

  • 安定したWifiの環境を用意する。
  • 十分な空き容量が確保されているか、 iCloud のストレージを事前に確認する。
  • 必要なデータのみバックアップ対象とする。
  • パスワードやセキュリティの質問などを設定し、不正アクセスに備える。

上記の注意点に留意してバックアップを行うことで、大切なデータを確実にバックアップできる可能性が高まります。また、iCloudにバックアップを取る場合は、インターネットへの接続が必須です。iOS 15以降のiPhoneを利用している場合は、モバイルデータ通信を用いたバックアップも可能ですが、大量のデータをバックアップする場合は、それだけデータ通信の消費量も多くなるため、安定したWifiに繋いだ状態でバックアップすることをおすすめします。

︎︎Part2.最新情報!iCloud+値上げされた後の新・旧価格比較

iCloudストレージ容量は、5GBまで無料で利用できます。それ以上利用したい場合は、 iCloud 容量を追加料金で購入し、iCloud+ と呼ばれるApple のサブスクリプションに加入することでストレージ容量の追加が可能です。

また、最新の情報によりますと、2024年11月、iCloud+の月額料金を値上げしたことと公開されました。iCloud 容量の新・旧料金は、以下の通りです。

iCloud容量 旧価格 新価格
5GB 無料 無料
50GB 月額 ¥130 (税込) 月額 ¥150 (税込)
200GB 月額 ¥400 (税込) 月額 ¥450 (税込)
2TB 月額 ¥1,300 (税込) 月額 ¥1,500 (税込)
6TB 月額 ¥3,900 (税込) 月額 ¥4,500 (税込)
12TB 月額 ¥7,900 (税込) 月額 ¥9,000 (税込)

iCloud 容量の料金はデータの使用容量によって大きく変わるため、iCloudの容量を購入すべきかは、個人の使用状況やバックアップデータのサイズを踏まえた上で、総合的に検討する必要があります。

︎︎Part3. iCloudを使わずに、iPhoneをバックアップする方法

方法1.Tenorshare iCareFoneでiPhoneを簡単にバックアップする【無料・無容量制限】

Tenorshare iCareFone は、iPhoneのバックアップをワンクリックで行えるソフトで、安全かつ効率的にiPhoneのバックアップをPCに保存できます。

iTunesやiCloudでバックアップを取っている方は、必要ないデータまでバックアップされるケースや、iCloud の容量制限で追加料金が発生するケースなどで、困るケースがあります。Tenorshare iCareFoneは、そのような制限を受けず、無料で確実なバックアップができるため、シームレスかつ効率的にバックアップを取りたい方におすすめのソフトです。

Tenorshare iCareFoneが選ぶ理由

  • 無料体験:無料版でiPhoneのバックアップができる
  • 選択復元:必要なデータのみ選択して復元できる
  • 無容量制限:ストレージ容量が無制限、コストを抑える
  • 簡単な操作:直感的な操作で、必要なデータを簡単にバックアップ・復元できる
  • 多種なフィイルに対応:写真、音楽、連絡先、メッセージなど、20種類以上のファイルに対応している
  • iOSデバイスをPC/Macに接続

    iCareFoneをインストールして起動し、お使いのiPhone・iPod・iPadをアップル付属のUSBケーブルでPC/Macに接続します。

    デバイス 接続
  • バックアップしたいファイルを選択

    対応可能ファイル一覧表から、バックアップした項目を選択し、「バックアップ」ボタンをクリックします。

    バックアップしたいファイルを選択

    バックアップの作成にかかる時間は、バックアップ対象データの容量とネットワークの速度によって異なりますので、十分に時間があるときに行ってください。

    バックアップ中
  • データのバックアップが完了

    しばらくすると、iOSデバイスのデータがパソコンにバックアップされます。

    バックアップ 完了

方法2. iTunesでiPhoneをバックアップする

iTunesは、Appleが提供している音楽プレイヤーソフトです。音楽やビデオの再生はもちろん、iPhoneとの連携により、iPhoneのバックアップをPCに取ることが可能です。無料で利用できます。iTunesのバックアップは、PCのデータ容量に依存するため、PC自体に空き容量があれば、 iPhoneのバックアップをストレージの購入不要で取得できます。

※macOS CatalinaからiTunesは廃止されています。

注意点:

選択的なバックアップができません。iTunesでバックアップする際は、全データを一括でバックアップするしかないため、特定のデータのみバックアップすることができません。

手順は以下通りです。

  • Step1: PCにiTunesをインストールする

  • Step2: iPhoneとコンピュータをUSBケーブルで接続する

  • Step3: iPhoneの概要ページに移動し、「バックアップの手動設定」をタップする

  • Step4: 「今すぐバックアップ」をタップしてバックアップを開始する

  • バックアップ 完了

方法3. Google DriveでiPhoneをバックアップする

Google Driveは、Googleが提供しているクラウドストレージサービスです。iPhoneにGoogle Driveのアプリをインストールし、iPhoneに保存されている写真などのファイルを保存しておく方法で、Google Driveにバックアップが取れます。Google Driveで15GBの無料ストレージが提供されています。iCloudの場合、5GB以上のデータは iCloud ストレージの購入が必要でしたが、Google Driveはそれよりも10GB多い無料ストレージが提供されています。なるべく料金を支払わずにクラウド上でバックアップを取りたい方におすすめです。

注意点:

保存するデータが多い場合、容量制限を超えてバックアップを取れないデータが発生します。バックアップを定期的に行う場合は、バックアップの回数ごとにストレージ容量も増えていきます。容量の上限を超える場合は都度ストレージの購入が必要なため、コストが掛かります。

Google Driveでのバックアップ手順

  • Step1: iPhoneにGoogleDriveアプリをインストールして開く

  • Step2: [+]ボタン>「ファイルをアップロード」をタップする

  • Step3: バックアップ対象のファイルをタップ>「アップロード」をタップする

  • Google driveバックアップ

︎︎Part4. iCloud容量についてよくある質問

質問1:iCloudのバックアップ容量が足りない場合はどうすればいいですか?

iCloudのバックアップ容量が足りない場合は、 iCloud のストレージを確認し、容量を圧迫しているデータがないか調べてみましょう。削除可能なファイルとしては、写真、動画、テキストファイル、iCloudメールなどが挙げられます。不要なデータがある場合は、そのデータを削除すると容量が確保できます。また、バックアップが不要なアプリはOFFに設定することで、iCloudの使用容量を減らせます。

関連記事: iCloud容量いっぱい!iCloudストレージの空き容量を増やす方法

質問2:iCloudの容量を無料で増やすには?

iCloudのストレージを追加購入なしで利用できるのは5GBまでです。無料のストレージ容量を増やす場合は、不要なファイルを削除して空きをつくりましょう。

5GB以上の容量が必要な場合は、 iCloudのストレージ購入が必要です。iCloudのストレージを購入することで、50GB、200GB、2TB、6TB、12TBのいずれかを上限とした容量を追加できます。

質問3:iCloudの月額130円で何ができる?

iCloud+に申し込めば、月額130円で50GBまで容量を増やすことができます。しかし、iCloud月額料金を値上げされたと、150円で50GBまで容量を増やすことが可能になります。

まとめ

以上、iCloud値上げされた後の新・旧価格、iCloudの容量を購入すべきかや、iCloud以外でバックアップを取る方法について詳しく解説しました。

iCloudの容量を購入すべきかは、個人のデータ使用量や予算によっても異なるため、それぞれの特徴を参考に、最善な方法を選択してください。また、iTunesやiCloudの制限を受けずにバックアップを取る方法として、iCareFoneをご紹介しました。Tenorshare iCareFone でバックアップを取ることで、容量などの制限を受けることなくワンクリックでシームレスなデータ移行ができるため、ぜひ活用してみてくださいね。

iOSとPC/Macの間で自由にデータを整理・転送
  • 無料かつ迅速でiOSデータをPC/Macにバックアップ可能
  • バックアップデータをプレビューし、必要なデータを選択的に復元可能
  • iTunesを使わずにiOSデバイスとPC/Macの間で音楽、写真、ビデオ、連絡先を無制限に転送
  • iPhone/iPad/iPod Touchに音楽、写真、ビデオなどデータを追加、整理、削除
  • 複数の画像をHEICからJPGに数秒で変換可能・iPhone画面をPCと自由に共有

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