【全面解説】iPhoneのバックアップにかかる時間と短縮する方法
初期化のためにバックアップしているが、40分以上経っても終わらない。なぜこんなに時間が掛かるものなの?"
機種変更や初期化の時には欠かせないバックアップですが、iPhoneのバックアップに時間がかかり過ぎて、困るケースが多くあります。バックアップが進まないと、他の作業が進まないうえ、本当に正常に完了するか不安になりますよね。この記事では、iPhoneのバックアップに時間がかかっている方に向けて、原因と対処方法を分かりやすくご紹介しています。iPhoneのバックアップが終わらない問題は、すぐに解決できる場合も多いです。「早くバックアップ終わらせたい!」という方は、ぜひ参考にしてください。
Part1.iPhoneのバックアップ時間に影響を与える要因
iPhoneのバックアップに時間がかかる要因として、次の3つが考えられます。
①データの転送量が多い
インストールしているアプリや 保存している画像の数が多いと、転送するデータの量が多くなり、iPhoneのバックアップ時間が長くなることがあります。
②インターネットの接続が悪い
クラウドストレージを利用する場合は、安定したネットワークが必要です。特に、iPhoneを使っている人は、iCloudでバックアップするケースが多いと思います。iCloudのバックアップに時間がかかりすぎる時は、Wi-Fiの接続状況を見直してみましょう。
③バックアップ方法・iPhoneの状態による影響
1.バックアップ方法による影響
「クラウドストレージ」と「パソコン本体」のどちらにバックアップするかで、バックアップ時間に影響する要素が、次のように異なります。
- クラウドストレージ:ネットワークの接続状況が影響します。
- パソコン本体:接続に利用しているケーブルの状態が影響します。
2.iPhoneの状態による影響
ソフトウェアの更新直後は、大量のデータが動き出すため、 iPhoneのバックアップに時間がかかる傾向があります。バックアップは、 ソフトウェアを更新する前にすることをおすすめします。
Part2.iPhoneのバックアップには、どのくらい時間がかかりますか?
ここでは、「iCloud」と「iTunes」で iPhoneをバックアップした時の目安時間をご紹介します。バックアップの時間は、データ量やインターネット速度によっても異なるので、あくまで目安としてお考えください。
1.「iCloud」のバックアップ時間はどのくらい?
iCloudのバックアップ時間は、初回は3〜8時間以上、2回目以降は数分〜数十分程のケースが多いです。2回目以降は、変更があった差分のみをバックアップするため、バックアップ時間は短くなる傾向があります。iCloud の場合はインターネットを利用するため、WiFiの環境もバックアップ時間に大きく影響します。
Step1: iPhoneをWi-Fiに接続します。
Step2: iPhoneの設定を開き、「画面上部の名前」> 「iCloud」をタップします。
Step3: 「iCloudバックアップ」>「このiPhoneをバックアップ」をオン>「今すぐバックアップを作成」をタップします。
2.「iTunes」のバックアップ時間はどのくらい?
iTunesのバックアップ時間は、初回は数分〜数時間、2回目以降は数分〜数十分程のケースが多いです。iCloudと同様、2回目以降は前回との差分だけをバックアップするため、iTunesのバックアップ時間は短くなる傾向があります。iTunesは、ケーブル接続でインターネットの影響を受けないため、iTunesのバックアップにかかる時間は、バックアップのデータ量が大きく影響します。
Step1: USBケーブルで、パソコンとiPhoneを接続します。
Step2: パソコンでiTunesを開き、「iPhoneマーク」>「概要」をクリックします。
Step3: 「今すぐバックアップ」をクリックします。
Part3.iPhoneのバックアップ時間を短縮する方法
それでは、iPhoneのバックアップ時間を短縮する方法を、5つご紹介します。
方法1:ネットワークの接続状況を改善する【iCloudの場合】
iCloudにバックアップする際は、安定したネットワークが必要です。iCloudのバックアップで時間がかかりすぎている方は、次の方法で接続を改善してみましょう。
1.iPhoneをできるだけWi-Fiルーターの近くに置く
Wi-FiとiPhoneの間に障害物をなくし、Wi-Fiの信号をiPhoneに届きやすくします。
2.混雑していない昼間にバックアップする
夜間は多くの人がインターネットを利用するため、 Wi-Fiの速度が遅くなる傾向があります。昼間にバックアップすると接続の混雑を避けられ、iPhoneのバックアップ時間を短縮できます。
3.iPhoneのWiFiを一度オフにしてから再度オンにする
WiFiをオフにしてから再度オンにすると、接続がリセットされます。一時的な接続の問題が改善され、iPhoneのバックアップに時間がかかる問題が解消することがあります。
方法2:高速なUSBケーブルを使用する
USBケーブルには、高速データ通信が可能な製品があります。通常のUSBケーブルと同じ価格帯で入手できるものも多いため、よく見て選んでみましょう。
方法3:不要な写真と動画を削除する
USBケーブルには、高速データ通信が可能な製品があります。通常のUSBケーブルと同じ価格帯で入手できるものも多いため、よく見て選んでみましょう。
方法4:不要なアプリのバックアップをオフにする
iCloudでは、不要なアプリのバックアップをオフに設定できます。不要なデータが減ることで、iPhoneのバックアップが終わらない問題が解消するかもしれません。
Step1: iPhoneの設定を開き、「画面上部の名前」> 「iCloud」をタップします。
Step2: [iCloudを使用しているアプリ] の項目で「すべてを表示」をタップ>バックアップが不要なアプリをタップしてオフにします。
Step3: iPhone上にあるiCloudのデータを、iPhoneに残すか選択します。
方法5:高速・無料な他のバックアップ方法を利用する
転送ソフトを利用すると、通信速度やデータ容量の制限を受けず、確実にバックアップできます。どうしても iPhoneのバックアップが終わらない場合は、転送ソフトを検討してみると良いでしょう。
Tenorshare iCareFoneは、は、iPhoneの全データを高速かつ無料でバックアップできる専門ソフトです。iPhoneのバックアップに時間がかかる問題を解消できる上、容量を気にせずにデータを転送できます。。
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- まとめて一括で、または必要なデータを選択してiPhoneのデータをバックアップできる
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iOSデバイスをPC/Macに接続
iCareFoneをインストールして起動し、お使いのiPhone・iPod・iPadをアップル付属のUSBケーブルでPC/Macに接続します。
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バックアップしたいファイルを選択
対応可能ファイル一覧表から、バックアップした項目を選択し、「バックアップ」ボタンをクリックします。
バックアップの作成にかかる時間は、バックアップ対象データの容量とネットワークの速度によって異なりますので、十分に時間があるときに行ってください。
-
データのバックアップが完了
しばらくすると、iOSデバイスのデータがパソコンにバックアップされます。
まとめ
以上、iPhoneのバックアップに時間がかかる原因と対処方法を解説しました。
iPhoneのバックアップに時間がかかる現象は、インターネット環境などの様々な要因が関連するため、該当しそうな要因を1つずつ確認していきましょう。また、インターネット環境やデータ容量を気にせずバックアップできる方法として、Tenorshare iCareFoneをご紹介しました。無料で大容量のデータを保存できるうえ、iPhoneのバックアップ時間を大幅に節約できるので、ぜひ検討してみてくださいね。
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- バックアップデータをプレビューし、必要なデータを選択的に復元可能
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【全面解説】iPhoneのバックアップにかかる時間と短縮する方法
最終更新日2024-06-25 / カテゴリiPhoneバックアップ
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