iPadからPCに動画が転送できない原因と対処法
iPadでは日々の動画を撮影して撮り溜めておくことができますが、撮影した動画をパソコンに転送することで、iPadのストレージの逼迫を避けたり、データのバックアップを取ったりすることが可能です。しかし、何らかの原因でiPadからパソコンに動画を移行できない場合があります。この記事では、iPadの動画をパソコンに転送できない場合の原因と対処法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
Part1:iPadの動画を転送できない!どうしよう?!
早速、iPadの動画をパソコンに転送できない場合に考えられる原因と対策をご説明します。
原因1:iPadがお使いのパソコンを信頼していない
マルウェア感染などの防止を目的としたiPadのセキュリティ対策の仕組みによって、iPadが接続先のパソコンを信頼していない場合には、iPadのデータをパソコンに取り込むことができません。
対策:iPadのロックを解除し、「このコンピュータを信頼しますか」をタップする。 パソコンに接続したiPadのロックを解除し、「このコンピュータを信頼しますか」という表示が出てきたら、「信頼」をタップして、パソコンがiPadのデータにアクセスできるようにしましょう。
原因2:USBケーブルに不具合がある
パソコンとiPadの接続に使用しているUSBケーブルに不具合があると、iPadの動画をパソコンに転送できない場合があります。USBケーブルは、根本の部分などが特に劣化しやすいので注意が必要です。また、USBケーブルの中には充電はできても、データ転送には利用できないものがあります。
対策:アップル純正のUSBケーブルを使う。 パソコンとiPadの接続には、Appleの純正のUSBケーブルを使用しましょう。また、その際に、ケーブルの根本部分が劣化していたり、内部が断線していたりしないか確認してください。
原因3:動画がiCloudに保存されていない
iPadの動画をicloud.comからダウンロードしてパソコンに移行しようとしている場合、iCloudに保存されていない動画は、ダウンロードできません。
対策:「iCloud写真」がオンになっているか確認する。 iPad内の全ての写真および動画を自動的にiCloudにアップロードする「iCloud写真」がオンになっているか確認しましょう。iPadの「設定」アプリを開いて、「写真」をタップし、「iCloud写真」の項目がオフになっている場合には、オンに切り替えます。
原因4:動画がDCIMフォルダに表示されていない
iPadをパソコンに接続して、「“デバイス名“」フォルダ>「Internal Storage」>「DCIM」の順に開くと、通常はiPadの動画や写真がまとめて表示されますが、動画がこの「DCIM」フォルダに表示されず、パソコンに転送できない場合があります。
対策:iPadをパソコンに接続し直してみる。 一度USBケーブルを外して、iPadとパソコンの接続を解除してから、再度接続し直すことで、問題が解決する場合があります。
原因5:iPadでパソコンを信頼するためのポップアップを消した・出てこない
iPadをパソコンに接続すると表示される「このコンピュータを信頼しますか?」のポップアップで誤って「信頼しない」を選択してしまったことで、ポップアップが消えて「信頼」する設定にし直すことができなくなった、または何らかの不具合でそもそもポップアップが表示されないことが原因の可能性もあります。
対策:iPadで位置情報とプライバシーをリセットする。 iPadで「位置情報とプライバシーをリセット」を実行することで、再度ポップアップが表示されるようになり、iPadでパソコンを信頼して、動画を転送できるようになります。iPadの「設定」アプリを開いて、「一般」>「転送またはiPadをリセット」>「リセット」>「位置情報とプライバシーをリセット」の順にタップして、iPadのパスコードを入力しましょう。
Tips:iPadまたはパソコンを再起動
iPadまたはパソコンの一時的な不具合によって、iPadの動画をパソコンに転送できない場合には、iPadやパソコンを再起動すると、不具合が解消することがあります。動画を転送できない原因が不明の場合には、まずiPadとパソコンを再起動して、再度転送作業を試してみると良いでしょう。
Part2:iPadからPC/Macに大容量動画を転送する方法【一括】
iPadで撮影した大容量の動画を、Windows PC/Macに簡単かつよりスムーズに転送したい場合には、iPhoneの動画管理専門ソフトであるiCareFoneを利用する方法が便利です。動画データの転送は、容量や環境によっては、膨大な時間を要したり、途中でエラーが発生したりすることがありますが、iCareFoneを利用すると、任意の動画をiPadからパソコンに一括して転送することが可能です。数ステップのシンプルな操作のみで転送作業が完了するため、専門的な知識がない方でも安心して利用できます。また、iCareFoneには、iOSデバイスに保存されている不要な動画をパソコンで削除する機能や、パソコンからiOSデバイスに動画を転送する機能なども搭載されており、iOSデバイスのデータ管理に役立ちます。 。
- 音楽、写真、ビデオ、連絡先、SMS、アプリデータ、メモなど
- パーソナル:連絡先、通話履歴、メッセージ&添付ファイル、カレンダー、 リマインダー、メモ&添付ファイル、ブックマーク
- メディア:写真、音楽、ビデオ、ボイスメモ
- アプリデータ:App、App内蔵写真、動画、WhatsApp、Kik、Tango、Viber
対応可能なiPhoneのデータ一覧
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iCareFoneを起動して、お使いのiOSデバイスをPC/Macに接続します。
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「ファイル管理」>「ビデオ」の順に進み、PC/Macに転送したいビデオを選んで、「エクスポート」をクリックします。「フォルダの参照」ダイアログが表示されますので、そこでビデオの保存先を指定して、「OK」をクリックします。
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これで、ビデオの転送が開始されます。処理が完了した旨の確認が出たら、「保存先を開く」か「OK」を選択しましょう。
iCarFoneの詳細については、こちらのビデオをご覧ください。
まとめ
iPadの動画をパソコンに転送できない場合、原因に対する適切な対処によって問題が解決することが多いですが、ご紹介した対処法を実行しても問題が解決しない場合や、より効率的に動画を転送したい場合には、iPhoneの動画管理専門ソフトであるiCareFoneを利用すると便利です。iCareFoneを利用することで、ステップごとに表示される指示に従ってシンプルな操作をするだけで、誰でも簡単かつスムーズにiPadの動画をパソコンに移行できます。また、iCareFoneは、動画だけではなく、写真や連絡先、音楽などの各種データを、iOSデバイスとパソコン間で自由に転送する機能なども備えており、iOSデバイスの高度なデータ管理を実現します。
- 無料かつ迅速でiOSデータをPC/Macにバックアップ可能
- バックアップデータをプレビューし、必要なデータを選択的に復元可能
- iTunesを使わずにiOSデバイスとPC/Macの間で音楽、写真、ビデオ、連絡先を無制限に転送
- iPhone/iPad/iPod Touchに音楽、写真、ビデオなどデータを追加、整理、削除
- 複数の画像をHEICからJPGに数秒で変換可能・iPhone画面をPCと自由に共有
iPadからPCに動画が転送できない原因と対処法
最終更新日2024-10-15 / カテゴリiPad写真
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