「新しいiCloud利用規約」とは?それが原因でiPhone消えたメモとフリーボードの復元方法もご紹介
AppleのクラウドサービスであるiCloudは、私たちのデジタルライフを支える重要なツールの一つです。写真、連絡先、メモなど、大切なデータを安全に保管し、様々なデバイス間でシームレスに同期することができます。
しかし、この便利なサービスを利用するためには、Appleが定める利用規約への同意が不可欠です。そして、iCloudは常に進化しているため、利用規約も定期的に更新されています。そこで、この記事では、「新しいiCloud利用規約」を徹底的に解説します。この「新しいiCloud利用規約」で消えたiPhoneメモを復元する方法も紹介します。
︎Part1.新しいiCloud利用規約同意とは?
新しいiCloud利用規約とは、Appleが定期的に更新している、iCloudサービスを利用する際のルールや条件が書かれたものです。 この規約には、iCloudでどのようなことができるか、どのような点に注意すべきか、Appleがユーザーのデータをどのように扱うかなどが詳細に記載されています。
︎1.なぜ新しいiCloud利用規約が必要なの?
iCloudは常に進化しており、新しい機能が追加されたり、プライバシー保護の対策が強化されたりします。このような変化に合わせて、利用規約も更新される必要があるのです。 iCloudを継続して利用するためには、新しい利用規約に同意することが必須です。同意しないと、サービスの一部が利用できなくなったり、データにアクセスできなくなったりする可能性があります。
︎2.新しいiCloud利用規約の変更点は?
2024年11月に発効された新しいiCloud利用規約は、海外では9月16日から既に適用されており、多くのユーザーにとって大きな関心の的となっています。この新しい規約では、主に以下の点が変更されたとされています。
- Apple IDからApple Accountへの変更: Appleは、2024年秋の一連のOSアップデートに伴い、「Apple ID」の名称を「Apple Account」に変更しました。 これは、Appleの様々なサービスにおけるユーザーアカウントの名称を統一し、ユーザーエクスペリエンスを向上させるための取り組みです。 Apple IDからApple Accountへの変更は、単なる名称変更であり、ユーザーが既存の設定をやり直す必要はありません。 Apple Music、App Storeなど、Appleのサービスを利用する際の操作方法も変わりません。
- 児童保護に関する条項の追加: 児童に対する搾取、危害、脅迫を目的としたサービスの利用を禁止する条項が追加されました。 具体的には、児童性的虐待素材(CSAM)の制作、共有、アップロード、保存などが禁止されています。 この変更は、児童の安全を守るための重要な取り組みです。
- オーストラリア消費者法に基づく法的権利に関する条項の追加: オーストラリアの消費者法に基づいた、ユーザーの権利に関する条項が追加されました。 これにより、オーストラリアのユーザーは、より明確な法的保護を受けることができます。
- 特定の国におけるAppleの契約主体の変更: 一部の国において、Appleとの契約主体が変更される場合があります。 この変更は、各国の法律や規制への対応策として行われます。
︎3.新しいicloud利用規約に同意で料金は?
新しいiCloud利用規約への同意に際して、追加料金が発生することは、通常ありません。多くの場合、iCloudは一定量の無料ストレージを提供しており、この範囲内であれば、追加料金なしで利用できます。
無料で提供されるストレージ容量を超えて、より多くの容量が必要な場合、有料のiCloud+への加入が必要になります。iCloud+などの有料サービスに加入する場合、そのサービスの料金が発生します。
Part2.新しいiCloud利用規約を確認する方法
新しいiCloud利用規約の内容は、Appleの公式サイトや、iPhoneなどのデバイスの設定画面から確認することができます。もし新しいiCloud利用規約に同意できない場合はPart3を読んでください。
︎1.Appleの公式サイトから
手順1: Appleの公式サイトのiCloudに関するページにアクセスします。
手順2: ページ内を検索し、「利用規約」「規約」などのキーワードで検索するか、ページ下部にある「法律」や「サポート」といったセクションを探します。
手順3: リンクをクリックすると、最新のiCloud利用規約が表示されます。
︎2.バイスの設定から
手順1: iPhone、iPad、Macなどのデバイスの設定アプリを開きます。
手順2: 自分のApple IDを選択し、アカウント設定画面を開きます。
手順3: iCloudの設定項目を探し、タップします。
手順4: iCloudの設定画面内に、利用規約へのリンクが記載されている場合があります。
iCloudの新利用規約への同意操作を完了したら、前述の設定を初期状態に戻すことを忘れずに行ってください。次に、新しいiCloud利用規約に同意しないとどうなるかを説明します。
Part3.新しいiCloud利用規約に同意しないとどうなる?
新しいiCloud利用規約に同意しない場合、以下のことが起こり得ます。
- iCloudの機能制限: iCloudの多くの機能が利用できなくなります。例えば、写真や書類のバックアップ、デバイス間のデータ同期、Find My機能など、iCloudの主な機能が使えなくなる可能性があります。
- Apple IDのロック: iCloudに保存していたデータは、iCloudの利用を停止するとアクセスできなくなる可能性があります。重要なデータは、事前に他の場所にバックアップしておくことを強くおすすめします。
- データの消失: iCloudに保存していたデータは、iCloudの利用を停止するとアクセスできなくなる可能性があります。重要なデータは、事前に他の場所にバックアップしておくことを強くおすすめします。
︎1.新しいicloud利用規約に同意ができない場合の対処法
新しいiCloud利用規約に同意できない場合は、以下の対処法を試してみてください。
- Wi-Fiとモバイルデータ通信の切り替え: Wi-Fiをオフにして、モバイルデータ通信に切り替えることで、再度同意を試みます。
- スクリーンタイムの設定: スクリーンタイムでアカウントの変更が禁止されている場合、 一時的に許可することで、規約同意画面を表示できるようになります。ただし、お子様向けのデバイスでは、保護者の許可が必要になる場合があります。
手順1: [設定]を開いて、[スクリーンタイム]を選択
手順2: 「ファミリー」欄から操作したいユーザーを選択し、[コンテンツ&プライバシーの制限]へ進む
手順3: [アカウントの変更]を「許可する」に変更します
Part4.新しいiCloud利用規約で消えたiPhoneメモを復元する方法
前述したように、新しいiCloud利用規約に同意しないとiPhone データが失われる可能性があります。しかし、その一方で、 2024年11月5日頃から、新しいiCloudの利用規約に同意した後に、メモアプリの内容が消えてしまうという報告が相次いでいます。
この現象は、iOSのアップデートやiCloudの新機能追加によるシステムの変更が主な原因と考えられます。ここでは、いくつかの復元方法をご紹介します。
︎方法1.iCloudの同期設定をオンしてiPhoneメモを復元
新しいiCloud利用規約が直接メモが消える原因となることは、設定変更などが影響している可能性はあります。iCloudの設定が正しくないと、iPhoneやiPadなどのデバイスとクラウド上のデータが同期されず、メモが表示されなくなってしまうことがあります。
手順1: ホーム画面から「設定」アプリをタップします。
手順2: 自分の名前が表示されている部分、もしくは「Apple ID」と表示されている部分を探してタップします。
手順3: 「メモ」の項目がオンになっていることを確認します。オフになっている場合は、タップしてオンにしてください。
手順4: 再起動で一度メモアプリを開いて、消えたメモが表示されているか確認してみましょう。
︎方法2.データ復元ソフトを利用して消えたiPhoneメモを復元する
新しい利用規約によってメモの削除方法や保存期間が変更になっている可能性があります。専門のデータ復元ソフトを使用すれば、どんな状況でも消えたiPhoneメモを復元できます。ここで、ご紹介するのは iPhoneデータ復元ソフト【Tenorshare UltData】です。 【Tenorshare UtData】は最近バージョンアップしたばかりで、iOS18システムを完全にサポートしています。計算メモ、通話録音の復元も可能で、大変お勧めします。
- iPhoneをリセットせずに、iPhoneメモだけ復元します。
- iPhoneメモを選択して復元でき、不要なデータは携帯電話の容量を占めません。
- バックアップがなくても、消えたiPhoneメモを復元する可能性があります。
安全・強力 信頼できるiOSデータ復元ソフト。iOSデバイス本体、またはiTunes・iCloudバックアップから簡単に画像や動画などのデータを復元
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UltData for iOSをインストールして起動します。接続したいデバイスを選択します。
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デバイスを接続して、「メモ」などをスキャンします。
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スキャン結果から、復元したいメモを選択します。復元を実行します。
Part5.新しいiCloud利用規約でリーボードが消えた原因と対処法
2024年11月以降、iCloud利用規約の更新に伴い、iPhoneのメモなどのデータが消えてしまうという問題が報告されています。この問題の影響で、フリーボードアプリのデータも失われてしまうケースがあるようです。
もし、フリーボードのデータがiCloudに同期されていれば、以下の方法を試すことで復元できる可能性があります。
︎方法1.フリーボードアプリの再インストール
- App Storeからフリーボードアプリを一度削除し、再度インストールします。
- インストール後、アプリは自動的にiCloudに同期されたデータを読み込もうとします。
︎方法2.iCloud設定の確認:
- iPhoneの設定アプリを開き、「[あなたの名前]」→「iCloud」と進み、フリーボードアプリの同期がオンになっていることを確認します。
- オフになっている場合は、オンにして再度同期を試みてください。
︎方法3.iCloudバックアップからの復元
万が一、上記の方法で復元できない場合は、iCloudバックアップからiPhone全体を復元することも検討できます。ただし、この方法では、復元時点までの全てのデータが復元されるため、注意が必要です。
︎方法4.iPhoneデータ復元ソフトを利用してフリーボードのデータを復元する
フリーボードは、iOS 16.2以降に導入された、アイデアや情報を自由に書き込み、整理できるデジタルなホワイトボードのようなアプリです。このアプリで作成したボードは、通常、iCloud に保存されます。iCloudとの同期をオフにしている場合は、デバイスのローカルストレージに保存されている可能性もあります。
データ復元アプリ【UltData for iOS】がフリーボードのボードを復元できる可能性があるのは、デバイス内とiCloud Driveに残っているデータの断片を探し出し、それらを繋ぎ合わせることで、失われたデータを復元しようとするからです。
安全・強力 信頼できるiOSデータ復元ソフト。iOSデバイス本体、またはiTunes・iCloudバックアップから簡単に画像や動画などのデータを復元
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UltData for iOSを立ち上げ、「iCloudからデータを復元」をクリックします。
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iCloudにサインインします。
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「iCloud Drive」を選択し、「ダウンロード」をクリックします。対象のバックアップを選択し、「スキャン」をクリックします。
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データダウンロード後、プレビューが表示されます。復元したいデータを選択し、「PCに復元」をクリックします。
Part6.新しいCloud利用規約が「操作を完了できません」原因と対処法
2024年11月以降、多くのiPhoneユーザーが「新しいiCloud利用規約」に同意できないという問題に直面しています。この問題の原因と、考えられる対処法について、以下に詳しくご説明します。
- Apple側のシステムトラブル: iCloudサーバーの負荷集中や、新しい利用規約に関するシステム側の不具合が考えられます。
- ネットワーク環境: Wi-Fiやモバイルデータ通信の不安定な接続が原因で、同意処理が中断してしまう可能性があります。
- デバイス側の問題: iOSのバグや、デバイスの設定に問題がある場合も考えられます。
この問題に対して、以下の対処法を試してみてください。
- ネットワーク環境の確認と変更: Wi-Fi環境で問題が発生している場合は、モバイルデータ通信に切り替えます。もし可能であれば、別のWi-Fiネットワークに接続し、再度同意を試みてください。 そして、ホームネットワークのルーターを再起動することで、接続が安定することがあります。
- iPhoneの再起動: iPhoneを一度完全にシャットダウンし、再度起動することで、一時的な不具合が解消される場合があります。
- 最新版へのアップデート: Appleから新しいiOSのアップデートがリリースされている場合は、インストールすることで、バグが修正される可能性があります。
- 時間をおいて再度試す: Apple側でシステムの復旧作業が行われている可能性があるため、しばらく時間をおいてから再度同意を試みてください。
- 別の端末から試してみる: 同じ Apple ID ならどの端末でも利用規約に同意できるので、ほかのApple製品(MacBookやiPadなど)を試みてください。
iCloud利用規約に同意しないからといって、アカウントが即座に削除されたり、データが消えてしまうということは考えにくいですが、念のため、重要なデータは事前にバックアップしておきましょう。
最後に
新しいiCloud利用規約では、プライバシー保護の強化、ストレージプランの変更、機能の追加・変更などが行われています。 これらの変更によって、ユーザーはより安心してiCloudを利用できるようになる一方で、利用方法の見直しが必要になる場合もあります。
新しいiCloud利用規約をに同意しないとiPhone データが失われる可能性があり、新しいiCloud利用規約をに同意すると、iPhoneメモが消えたこともあります。要するに、iPhoneデータ復元ソフト【Tenorshare UtData】があれば、安心です! Tenorshare社「UltData for iOS」はメモだけでなく、iOSデバイス本体、またはiTunes・iCloudバックアップから簡単にデータを復元できます。LINE(ライン)・Instagram(インスタ)の写真、動画・音楽・メッセージ・メモなど、35種類以上のデータが復元・抽出可能です。
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最終更新日2024-11-19 / カテゴリiPhoneデータ復元
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