Part1：iCloudから復元時に「残り時間を計算中」と表示される原因

iCloudからバックアップ復元を実行しても「残り時間を計算中」と表示されたまま、進まないという場合、どんな原因が考えられるのでしょうか。

1.1 Wi-Fiが遅い

接続しているWi-Fiネットワークが、十分な通信速度を確保できない場合、iCloudからiPhoneへバックアップ復元を行おうとしても、中々進まない結果となります。

1.2 バップアップのサイズが大きい

バックアップファイルがあまりにも膨大なサイズな場合、必要とする通信速度やiPhoneの空き容量も追いつくことが出来ません。

1.3 空き容量が不足

iPhoneへの復元には、バックアップファイルを取り込むための十分なストレージ容量が必要です。相応の空き容量を確保できていなければ、復元実行に支障が出ます。

1.4 バージョンが古い

iPhoneのiOSは、最新バージョンになっているでしょうか。古いバージョンのiOSは、現状には相応しくない場合があり、様々なトラブルの原因となります。

Part2：iCloudから復元時に「残り時間を計算中」の対処方法

2.1 Wi-Fi ネットワークの速度を確認する

iPhoneで接続しているWi-Fiネットワークの通信速度を確認してみて下さい。iPhoneが接続しているネットワーク速度は、アプリやブラウザサービスを利用して確認することが出来ます。

2.2 バックアップのサイズを確認する

iPhoneで、「設定」＞ユーザ名＞「iCloud」＞「ストレージを管理」＞「iCloudストレージ」＞ユーザのデバイス名　と進みます。次回のバックアップサイズとアプリデータが確認できるので、オーバーサイズではないか確認しましょう。

2.3 ソフトウェアのバージョンをアップデートする

iPhoneで、「設定」＞「一般」＞「ソフトウェア・アップデート」と進み、新しいバージョンがあれば更新します。

2.4 専用ソフトを利用してiCloudから簡単にデータを復元する

iCloudから復元を行う際に時間がかかりすぎると感じている方や、iPhoneに残り時間が表示されないため復元に躊躇している方には、iOSデータ復元の専用ソフト「Tenorshare UltData」がおすすめです。このソフトであればiCloudバックアップからの復元を数分で、しかもiPhoneを上書きせずに選択的に復元することが出来ます。

• 「UltData」を起動し、「iCloudからデータを復元」をクリックします。

  
• iCloudへサインインして下さい。

  
• 復元したいデータの種類を選択し、「ダウンロード」をクリックして下さい。

  
• バックアップ一覧から対象を選択して「スキャン」をクリックします。

  
• 表示されたプレビューから復元対象を選択、「保存」をクリックします。

Part3：他の人はこちらも質問

質問1：iCloudからiPhoneを復元するのにどれくらい時間がかかりますか？

一般的には、短くて1時間長くて4時間かかることが見込まれています。しかし、通信速度やデータ容量によっては、iCloudからの復元に10時間以上を要したケースもあります。

質問2：iCloudバックアップから「復元は一時停止されました」と表示されるのはどういう意味ですか？

iCloudバックアップから復元が進まない中、「復元は一時停止されました」と表示された場合、iPhoneの温度が上限を超えている可能性があります。温度が下がると再開される旨が併記されているのであれば、復元が再開されるまで待って下さい。

まとめ

iCloudからバックアップ復元を行うと「残り時間を計算中」と表示されたまま進まない、というケースに関して、考えられる原因とその対処法を解説いたしました。また、そもそも一般的にiCloudからの復元には数時間を要するため、手順は簡単でも時間に余裕をもって実行する必要があります。時間に余裕がない方には、「UltData」で時短対応がおすすめです。iPhoneの初期化を必要とせず、必要なデータのみを選択的に復元できることも重要なポイントです。。

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