iPhoneデータ復元・活用術

iPhoneメモが機種変更で消えた?復元方法をご紹介

iPhoneのメモ帳のデータが機種変更した際に消えた経験はありませんか?iPhoneのメモが消えた場合、いくつかの原因が考えられます。そのため、原因に併せて対処しなければいけません。

こちらの記事ではiPhoneのメモが機種変更で消える原因や解決策、消えないようにするための対処法をご紹介します。

Part1.iPhoneメモが機種変更で消えたのはなぜ?

iPhoneのメモ帳のデータが機種変更の際に消えた場合、以下のような原因が考えられます。

原因1.iCloudの設定が正しく同期していない

iCloudの設定ミスが原因で、必要なデータが正しく同期されていなかったケースが考えられます。iCloudにデータのバックアップを取得したい場合、同期設定をオンにしておかなければいけません。設定は以下の手順で確認できます。

  • 手順1: 「設定」を開いてApple IDの名前が表示されている項目をタップしてください。

  • 手順2: Apple IDの名から「iCloud」を選択します。

  • 手順3: iCloudを使用しているアプリの「すべて表示」をタップします。

  • 手順4: iCloudを使用しているアプリの中にあるメモ帳の設定を確認してください。

    iCloud同期設定

もし設定がオンになっていなかったり、iCloudの用量が不足しているとメモ帳のデータがバックアップされない恐れがあります。

原因2.iPhoneバックアップが正常に行われていない

iPhoneのバックアップが正常に行なわれなかった可能性もあります。iPhoneを新しい機種に移行する際は、古いスマホのデータを用いてバックアップを行う必要があります。

ただし、バックアップがうまく行かなかったためにアイフォンのメモが消えたということもあり得ます。

原因3.iPhoneメモアプリのバグ

iPhoneのメモアプリ自体がバグっていた可能性もあるでしょう。何らかのバグの影響で、iPhoneのメモの中身が消えたり、データが正しくバックアップされなかった可能性もありえます。

Part2.機種変更で消えたiPhoneメモを復元する方法

機種変更をして、iPhoneやiPadのメモ帳データが消えた場合、以下の3つの方法をお試しください。

方法1.iCloudの「最近削除した項目」から勝手に消えたiPhoneメモを復元する

iCloudのバックアップが正常に取得されている場合、以下の手順でデータの復元が可能です。

  • 手順1: ホーム画面のメモ帳アイコンをタップします。

  • 手順2: メモ帳アプリのフォルダ画面にあるiCloudの「最近削除した項目」をタップします。

  • 手順3: 画面右上の「編集」をタップしたのち、復元したいデータにチェックをつけます。選択完了後、画面左下にある「編集」をタップしてください。

  • 手順4: 移動先のフォルダを選択してください。

    最近削除した項目

ただし、この方法で復元できるのは消えてから30日以内のデータに限られます。ご注意ください。

方法2.iTunesまたはFinderのバックアップから消したiPhoneメモを戻す

iTunesやFinderのバックアップからiPhoneの機種変更の際に消えたメモ帳を復元できる可能性があります。以下の手順で復元を行ってください。

iTunesを使う場合

  • 手順1: パソコンとiPhone、あるいはiPadをライトニングケーブルで接続してください。

  • 手順2: iTunesを立ち上げます。

  • 手順3: iTunesの左上の方にある「デバイスマーク」をクリックしてください。

  • 手順4: 左端のメニューバーから「概要」を選択します。その後、バックアップの項目にある「バックアップを復元」を押せば完了です。

    iTunesから消したiPhoneメモを戻す

ただし、バックアップから復元する際は他のデータが消えてしまうことがあります。そのため、必要なデータは事前にバックアップをしておきましょう。

Finderを使う場合

  • 手順1: ライトニングケーブルを使ってiPhoneとMacを繋いでください。

  • 手順2: Macを起動して、Finderを立ち上げます。

  • 手順3: Finderの画面左端にある「〇〇のiPhone」をクリックしてください。

  • 手順4: 「iPhone内のすべてのデータをこのMacにバックアップ」にチェックをつけます。

  • 手順5: 「今すぐバックアップ」を選択してください。

方法3.データ復元アプリを使用してバックアップなしのiPhoneメモを復元する

もしiCloudやiTunesにバックアップがない場合は、専用のデータ復元アプリを使う必要があります。「UltData for iOS」は、メモ帳以外にも写真や動画など、様々なデータの復元が可能です。スキャン精度も高いため、消えたメモ帳のデータを確実に見つけて元に戻すことが可能です。そのため、バックアップがないデータをどうしても復元したい時は使ってみることをおすすめします。

安全・強力 信頼できるiOSデータ復元ソフト。iOSデバイス本体、またはiTunes・iCloudバックアップから簡単に画像や動画などのデータを復元

  • UltData for iOSをインストールして起動します。接続したいデバイスを選択します。

    ultdata-iosを使う
  • デバイスを接続して、「写真」や「動画」などをスキャンします。

    スキャンします
  • スキャン結果から、復元したいデータを選択します。復元を実行します。

    データを復元

Part3.機種変更の際、iPhoneメモが消えないようにするには

iPhoneの機種変更をする際に、メモ帳のデータが消えないように以下の対処法をとることをおすすめします。

対処法1.iCloudの同期を確認した後、iPhone機種変更を開始する

以下の手順でiCloudにメモ帳のデータが同期できているか事前に確認しておきましょう。

  • 手順1: iCloudにサインインします。

  • 手順2: メモ帳の項目をクリックします。

  • 手順3: iCloud上に同期されているメモ帳のデータを確認できます。

    iCloudにメモ帳のデータが同期

以上の手順で必要なメモ帳のデータのバックアップが取得されているか確認してみてください。

対処法2.外部アプリ、メールなどを使用してメモを新しいiPhoneに移行する

Dropboxやメールなどを使って、必要なメモ帳データのバックアップを取っておくのも1つの手段です。

手順は以下の通りになります。

アプリに保存する場合

  • 手順1: 保存したいメモ帳を開いて、右上の方にある「共有アイコン」をタップしてください。

  • 手順2: 「ファイルに保存」を選択して、任意の場所に保存します。

  • 手順3: ファイルに保存したデータを保存しておきたいアプリに移せば完了です。

    メモ帳をファイルに保存した

メールで転送する場合

  • 手順1: 保存したいメモ帳を開いて、「共有アイコン」をタップします。

  • 手順2: メールアプリを選択してください。

  • 手順3: すると、メールアプリにメモの内容が入力されます。任意のメールアドレスに送信すれば完了です。

    メモ帳をメールで転送するファイルに保存した

バックアップをとっておきたい量が少ない場合はメールがおすすめです。また、量が多い時は送信の手間を省けるアプリを使う方法がいいでしょう。

最後に

機種変更の時にiPhoneのメモ帳 のデータが消えた場合は、原因を特定した上でバックアップからの復元を試みてください。もしiCloudやiTunesなどのツールを使ってもメモが消えた問題が解決しない場合、専用のツールを使うのがおすすめです。

「UltData for iOS」を使えば、高確率で消えたiPhoneのメモ帳のデータを取り戻すことができます。メモ帳以外のデータにも対応しているため、データが消えてしまった際に役立つでしょう。ぜひお試ししてみてください。

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