iPhoneデータ復元・活用術

Apple Watchのバックアップから復元する方法を徹底解説

iPhoneバックアップの取り方はご存じの方も多いでしょうが、Apple Watchのバックアップについてはわからないという方も結構います。「どうバックアップを取るんだろう」「どうバックアップを復元するんだろう」と悩んでいるかもしれません。

そこでこの記事でApple Watchのバックアップについての疑問点に徹底的に応えていきます。Apple Watchバックアップから復元の方法を初心者でもわかるように解説していくので、これで詳しくなれるでしょう。機種変更時もこれで大丈夫ですから、どうぞご安心ください。

︎︎Part1. Apple Watchのバックアップについて

まずはApple Watchのバックアップについて基本的なことを解説しておきましょう。

1.Apple Watchのバックアップが作成されるタイミング

Apple Watchがバックアップされるタイミングを説明しましょう。Apple Watch単体ではバックアップは取れないので、次のようなタイミングで行われます。

  • Apple WatchとペアリングしてあるiPhoneが近くにあるとき
  • Apple WatchとiPhoneのペアリングを解除した時
  • iPhoneがiCloudバックアップをするとき
  • iPhoneがiTunesバックアップをするとき

2.Apple Watchでバックアップできるデータとできないデータ

Apple Watchでバックアップできるデータとできないデータがあるので確認しておきましょう。バックアップできるデータは次のようなものです。

  • アプリ固有のデータや設定(マップ・距離・単位・メール・カレンダー・株価・天気の設定など)
  • ホーム画面のアプリのレイアウト
  • 文字盤の設定 (現在の文字盤やカスタマイズ内容、並び順など)
  • 一般的なシステム設定 (明るさ、サウンド、触覚の設定など)
  • ヘルスケアやフィットネスのデータ・履歴・バッジ・Apple Watchのワークアウトとアクティビティで得た調整データ・ユーザが入力したデータなど
  • 通知設定
  • Apple Watchに同期しているプレイリスト/アルバム/ミックス、ミュージックアプリの設定
  • Siri が話すタイミングを制御する、Siri の音声フィードバックの設定
  • 同期済みの写真アルバム
  • 時間帯

バックアップされないデータは次のようなものです。

  • Bluetooth のペアリング情報
  • Apple Watchのapple payで使っていたクレジットカードまたはデビットカード
  • Apple Watchのパスコード
  • メッセージ

3.Apple Watchのバックアップ方法

Apple Watchの具体的なバックアップ方法を解説しましょう。

まずApple WatchとペアリングしたiPhoneをiCloudやiTunesでバックアップするときに、自動的にApple Watchのバックアップも行われます。そこでiPhoneをiCloudやiTunesでバックアップする方法を解説しておきましょう。

◆iPhoneをiCloudでバックアップする方法

  • 手順1: iPhoneをWi-Fiに接続し、「設定」>「[ユーザ名]」の順に選択し、「iCloud」をタップする

  • 手順2: 「iCloudバックアップ」をタップし、「今すぐバックアップを作成」をタップする

  • 手順3: 「今すぐバックアップを作成」の下に、最後のバックアップの作成日時が表示される

    iPhoneをiCloudでバックアップする

◆iPhoneをiTunesでバックアップする方法

  • 手順1: コンピューターとiPhoneを接続し、pcでiTunesアプリを開く

  • 手順2: iTunesウインドウの左上にあるデバイスボタンをクリックする

  • 手順3: 「概要」➡「今すぐバックアップ」(「バックアップ」の下にあります)をクリックするる

    iPhoneをiTunesでバックアップする

これでiPhoneとペアリングされているApple Watchも自動的にバックアップされます。次はApple Watchのペアリングを解除してバックアップを作成する方法を紹介しましょう。

  • 手順1: iPhoneでWatchアプリを起動し、「マイウォッチ」> 「すべてのWatch」の順にタップする

  • 手順2: 名前の横にある「i」➡「Apple Watchとのペアリングを解除」➡もう一度「ペアリングを解除」ボタンを

  • 手順3: Apple IDとパスワードを入力して、「ペアリング解除」をタップする

  • 手順4: 「Bring iPhone near Apple Watch」と表示されれば、データが削除され、ペアリングが解除される

    Apple Watchも自動的にバックアップ

Apple Watchのデモ機の場合はデモモードを解除してからバックアップをしましょう。

Part2.Apple Watchのバックアップを復元する方法

続いて、Apple Watchのバックアップを復元する方法を解説します。

  • 手順1: bluetoothをオンにしておく

  • 手順2: iPhoneとApple Watchを近づけると「iPhoneを使用してこのApple Watchを設定」という表記が出てくるので、「続ける」を選択する

  • 手順3: iPhoneカメラでApple Watchの画面を写す

  • 手順4: iPhone画面の「バックアップから復元」➡「バックアップしたいデータ」を選択する

  • 手順5: Apple WatchとiPhoneが同期されると、バックアップからの復元が完了

    Apple Watchのバックアップを復元する方法

Part3.バックアップなしに、Apple Watchのデータを復元する方法

バックアップが取ってあれば、Apple Watchのデータが復元しやすいです。では、バックアップを取っていない場合はどうでしょうか。復元できないのでしょう。ご心配には及びません。データの復元方法があります。UltData iPhone データ復元 を使えばいいのです。

「UltData for iOS」ではApple Watchそのものデータの復元はできませんが、iPhoneバックアップされたデータの復元ができます。iPhone自体のバックアップがされていなくてもiPhoneからのデータの取り出しが可能です。使い方も簡単で、高いデータ復元率を誇ります。写真、ビデオ、メッセージ、通話履歴、ボイスメモ、その他の35種類以上のファイルタイプなど、必要なコンテンツを選択的に回復することもできます。

Apple Watchのデータ復元でお悩みなら、使ってみる価値のある製品です。

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  • UltData for iOSをインストールして起動します。接続したいデバイスを選択します。

    ultdata-iosを使う
  • デバイスを接続して、「写真」などをスキャンします。

    スキャンします
  • スキャン結果から、復元したい写真を選択します。復元を実行します。

    データを復元

︎Part4.Apple Watchのバックアップから復元できない原因と対処法

Apple Watchのバックアップからデータを復元する方法を紹介しましたが、うまくいかない時があります。その原因と対処法を考えてみましょう。

まずApple Watchのバックアップから復元できない原因としては次のようなものがあります。

  • Wi-Fi接続が不安定
  • iPhoneのストレージ容量が不足
  • Apple IDが正しくない
  • iOSやiTunesがアップデートされていない

Wi-Fi接続が不安定なときは、Wi-Fiを一度オフにしてオンにしたり、接続先を再設定したり、ネットワーク設定をリセットするなどの方法があります。

iPhoneのストレージ容量の確認方法は以下のとおりです。

  1. 「設定」>「一般」>「iPhoneストレージ」の順にタップする
  2. 使用済みのストレージを確認する

iPhoneのストレージ容量がいっぱいになったときは、不要なデータを削除したり外部ストレージを利用してみたりしましょう。Apple IDが正しくないと、バックアップデータの復元ができませんから、もう一度確認してください。iOSやiTunesのアップデートも忘れないようにしましょう。

Part5.Apple Watchから削除したSuicaを復元する方法

Apple Watchから削除したSuicaを復元する方法を解説します。

  • 手順1: iPhoneで「Watch」アプリを開き、「ウォレットとApple Pay」をタップする

  • 手順2: 「カードを追加」➡”利用可能なカード”にある「以前ご利用のカード」をタップする

  • 手順3: Apple Watchで利用したいカード(この場合はSuica)を選択し、「続ける」をタップする

  • 手順4: カードの内容を確認し、画面右上の「次へ」をタップする

  • 手順5: ”エクスプレスカードに設定完了”と表示されるので、「完了」をタップすれば、復元完了

    /launch-line-recovery

最後に

今回はApple Watchのバックアップに関する情報をお届けしました。Apple Watch単体ではバックアップはできませんが、iPhoneを使うことで可能になります。その方法はいくつかあるので、記事を参考に実行してみてください。これでApple Watchのデータが消えたときも安心です。

Apple WatchのデータをiPhoneに移行しても、バックアップを取っていないことがあるかもしれません。それならTenorshare UltData というデータ復元アプリがおすすめです。バックアップからだけではなく、バックアップのないiPhoneデータも復元できます。簡単に使えるアプリですから、とても役立ちますよ。

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