iPadからビデオが消えた?復元方法のまとめ
iPadを操作している時、大事なビデオが消えてしまったという報告がしばしばあります。その原因は操作ミスだけでなく、物理的な損傷やアップデート中の不具合など様々です。
仕事で必要になる場合も多く、急なアクシデントに戸惑うかもしれませんが、iPadビデオを復元する方法はあります。今回はiPadビデオが消えやすい原因や、その復元方法を中心に紹介します。
︎︎Part1.iPadからビデオが消えたのはなぜ?
まずはiPadでビデオが消えやすい原因 を紹介します。被害に遭ったかどうかにかかわらず、削除されたビデオの動画が復元できるか自問自答した人も多いでしょう。実のところ、iPadで削除されたビデオは簡単に復元できます。これらの原因を検証してから、大事なデータを復元できるようにしましょう。
原因1.iPadで動画を誤って削除してしまった
ふとした操作ミスは動画が消えてしまう事が多く、iPadの場合でも問題視されています。パソコンなら削除してもゴミ箱やリサイクル箱に移動するので、そこから復元する事ができますが、iPadではそのようにいきません。iPadにはゴミ箱やリサイクル箱がなく、動画ファイルを削除したらそのまま失われる可能性が高いです。
原因2.iOSのアップデートによる不具合でiPadからビデオが消えた
アップデート中は他のアプリが開けなくなったりと、不具合が起きやすいのでビデオも消える危険性が高いです。またこうした不具合はiOSが最新版にアップデートされた場合に頻発するので、その間は慎重に取り扱いましょう。iPadも最新版にアップデートしておくと、不具合が起きにくくなります。
原因3.iPadに物理的な損傷がある
iPadが破損している場合、内部のデータも消えてしまっている可能性があります。自分で修理するのはおすすめしませんが、データ復旧専門業者に修理を依頼すれば、データを取り戻せるかもしれません。また電源が入る状態なら、自分でバックアップを作成する事ができます。
原因4.iPadのビデオアプリに不具合がある
iPadのビデオアプリに不具合がある場合もデータが消えやすいです。キャッシュが残っていたり、iPadの空き容量が少なかったりすると、このような事態が起きやすくなります。不具合でビデオまで削除してしまわないよう、不要なデータはこまめに消しておきましょう。
Part2.消えたiPadビデオを復元する方法
続いてはiPadビデオの復元方法を紹介します。大きく分けて4つの方法があり、いずれもiPadをパソコンと接続した状態で行います。これらの方法をマスターし、iPadビデオを復元できるようにしましょう。
方法1.「最近削除した項目」アルバムから消えたiPad動画を回復させる
「最近削除した項目」には、削除した動画データが格納されています。これらは30日後には永久に削除されてしまうので、この間にiPad動画を復元しましょう。
方法2.iCloudバックアップから消去したiPadビデオを取り戻す
iCloudバックアップから復元する場合、先にiPadを消去する必要があります。iCloudが有効になっていると、動画は再びバックアップされないのでご了承ください。
手順1: 設定から一般をタップし、パスコードを入力してiPadの内部データを消去します。
手順2: 「Appとデータ」という画面に移動し、「iCloudバックアップから復元」をタップしてください。
手順3: その中で必要な動画データが含まれている正しいバックアップを選び、無事に復元されていれば完了です。
方法3.iTunesバックアップから削除したiPad動画を復活する
iTunesバックアップから復元する際は、事前にiTunesを最新バージョンにアップデートしておきましょう。バージョンが古いとバックアップから復元できない原因となる可能性があります。
手順1: iTunesを起動し、iPadとパソコンをUSBケーブルで接続したままデバイスタブをクリックします。
手順2: 概要タブから「バックアップを復元」オプションを選び、無事に復元されていれば完了です。
方法4.データ復元ソフトを使用して消えたiPadビデオを復元する
バックアップ全体ではなくビデオのみを復元したい場合は、 データ復元ソフト の利用がおすすめです。「UltData for iOS」は削除されたビデオのみならず、デバイスの破損やアップデートによって閲覧できなくなったビデオも復元できます。Tenorshare UltDataなどの復元ソフトを使えば、新しいデータに上書きされる前に削除した動画を復元する事ができます。上書き後は復元ソフトを使っても復元できなくなってしまうので、早めに実行しましょう。
安全・強力 信頼できるiOSデータ復元ソフト。iOSデバイス本体、またはiTunes・iCloudバックアップから簡単に画像や動画などのデータを復元
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UltData for iOSをインストールして起動します。接続したいデバイスを選択します。
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デバイスを接続して、「写真」や「動画」などをスキャンします。
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スキャン結果から、復元したいデータを選択します。復元を実行します。
Part3.消えたiPadビデオに関するよくある質問
ここではiPadビデオを削除してしまった場合によくある質問や、その回答を3つ紹介します。使っていたアプリが突然消えてしまったり、動画が作成できなくなったりと、様々な問題に直面した事のあるユーザーは多いかもしれません。これらの対処法を上手く役立てて、大事なアプリを守れるようにしてください。
質問1.iPhone、iPadの「ビデオ」アプリが消えた。どうすればいいですか?
ホーム画面からiPhoneやiPadのビデオアプリが消えてしまい、困ったという声がよく聞かれます。しかし、アプリが削除されてしまったのではなく、画面外に移動しただけなのでご安心ください。
iOS 14以降なら「Appライブラリ」という機能を使い、アプリアイコンをホーム画面に戻せます。ホーム画面を左にスワイプし、Appライブラリを開いてから消えたアプリを長押ししてください。後は「ホーム画面に追加」を選択するだけで復元できます。
質問2.iPadで動画編集できるアプリは?
全部で4種類と少なめですが、iPadでもアプリを使って動画編集できます。特におすすめなのは、Photron-Mobile Video Creatorという動画編集アプリです。
Powerpoint形式の編集画面なので、動画編集の知識がない人でも簡単に編集でき、標準仕様でも機能が充実しています。1ヶ月の無料トライアルから始められるので、慣れてきたら本格的なプランに移行するといいでしょう。
質問3.iPhoneで動画が再生できない時の対処法は?
iPadに限らず、iPhoneのような小型デバイスでも動画を見る視聴者が増えています。確かに便利ですが、回線の混雑やストレージ容量の不足により、動画が再生できなくなってしまう事もあります。
そんなアクシデントに備えてWi-Fi接続を見直したり、不要なファイルを消去したりする事を心掛けましょう。iPhoneは小さい分、他のデバイスと比べて容量が不足しがちなので、必要な空きスペースさえあれば、動画再生もしやすくなります。
︎最後に
iPadビデオが消えやすい原因やその復元方法について紹介しました。iPadにはゴミ箱やリサイクル箱など、データを保管しておける場所がないので、削除したらそのまま失われてしまう可能性があります。
しかし、「UltData for iOS」などのデータ復元ソフトを使えば、新しいデータに上書きされる前にビデオを元の状態に復元できます。アップデート中の不具合や物理的な損傷で閲覧できなくなったビデオでも復元できるので、Tenorshare UltDataをインストールしておくとファイルの管理が楽になります。iPadビデオの復元は難しい手順を必要としないので、これらの方法を試して大事なビデオを手元に残しましょう。
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iPadからビデオが消えた?復元方法のまとめ
最終更新日2024-09-27 / カテゴリiPhoneデータ復元
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