iCloudにログイン&サインインできない時の原因と対策
iCloudにログインやサインインができないためにお困りになった経験はありませんか?原因には様々な理由が考えられます。
こちらの記事ではiPhoneやiPad、PCでiCloudにログインできない原因と対処法をご紹介します。また、iCloudにログインできない時のデータ復元方法とおすすめツールも紹介します。
︎︎Part1.iPhone・iPadでiCloudにログインできない原因と対処法
最初に、iPhone及びiPadでiCloudにログインできない原因を7つ紹介していきます。
原因1.Wi-Fiやモバイルデータ通信が不安定
Wi-Fiや通信環境が不安定なことが影響している可能性があります。この場合はルーターを再起動したり、Wi-Fiに接続し直してWi-Fiの安定をはかりましょう。あるいは通信が安定して行なえる場所に移動してください。
原因2.Apple IDとパスワードを間違えて入力した
Apple IDとパスワードが誤っており、ログインできないことも考えられます。Apple IDとパスワードが誤って入力されている可能性は、ログインできない原因として非常に考えられます。正しい Apple ID とパスワードを入力してログインしてください。
- 全角/半角: パスワードは半角英数字で入力する必要があります。全角になっているとログインできません。
- 大文字/小文字: パスワードは大文字小文字を区別します。間違えて入力していないか確認しましょう。
- 特殊文字: パスワードに特殊文字が含まれている場合は、正確に入力しているか確認しましょう。
- スペース: パスワードの前後にスペースが入っていないか確認しましょう。
- Caps Lock: Caps Lockキーがオンになっていると、意図せず大文字で入力されてしまうことがあります。
パスワードを忘れたためにiCloudにサインインできない場合は、「パスワードを忘れた場合」というリンクからパスワードをリセットすることができます。
Apple IDのパスワードをリセットする方法
手順1: iForgotウェブサイトにアクセス にアクセスします。
手順2: Apple IDを入力: ログインできないApple IDを入力します。
手順3: 「続ける」をタップ: 画面の指示に従って、パスワードをリセットします。
セキュリティ質問: 設定済みのセキュリティ質問に答え、新しいパスワードを設定します。
信頼できる電話番号: 登録済みの電話番号に認証コードを送信し、新しいパスワードを設定します。
原因3.二要素認証の設定がされている場合の問題**
二要素認証(二段階認証)の設定がオンになっている場合、追加でログイン時に要求されることが増えてログインができない場合があります。二要素認証とは、パスワードに加えてもう一つの認証方法を用いることです。セキュリティの厳重化に役立ちます。
設定を解除したい場合は、以下の方法で可能です。
手順1: 「設定」を開いてApple IDの名前が表示されている項目をタップしてください。
手順2: Apple ID画面内にある「サインインとセキュリティ」を選択してください。
手順3: サインインとセキュリティ画面の「2ファクタ認証」の設定をオフにしてください。
原因4.iOSバージョンが古い
iOSのバージョンが古いために、ログインできない可能性もあります。この場合、以下の手順でiOSを最新版に更新の上、ログインを試みてください。
手順1: 「設定」画面の「一般」を選択します。
手順2: 「ソフトウェアアップデート」を選択してください。
手順3: ソフトウェアアップデートを実施してください。
アップグレード完了後、iCloudにログインできるか確かめてみてください。
原因5.VPNを使用している
VPNが有効になってしまっている恐れがあります。VPNとは、インターネットを安全に使う仕組みです。
設定をオフにする場合は以下の手順で行ってください。
手順1: 「設定」画面の「一般」を選択します。
手順2: 「VPNとデバイス管理」を選択してください。
手順3: 「VPN」が「未接続」になっているか確かめます。
原因6.Apple ID がロックされている
Apple IDがロックされて使えなくなってしまっている恐れがあります。何度もログイン時にパスワードを誤ってしまったりすると、Apple IDがロックされてしまいます。
Apple IDがロックされた際には、以下のようなメッセージが表示されます。
- この Apple ID は、セキュリティの問題により使用が停止されています
- セキュリティ上の理由によりご利用のアカウントが無効になっており、サインインできません
- この Apple ID はセキュリティ上の理由からロックされています
このような場合は、以下のリンク先から必要な情報を入力したうえで、ロック解除の手続き を進めてください。
原因7.「Apple IDを作成できませんでした」または「iCloudをセットアップできませんでした」
上記のメッセージが表示された場合、作成できるApple IDの最大数や設定可能なiCloud数を超えてしまっています。そのため、新規デバイスを入手したうえでApple IDを作るか、作成できるようになるまで待つ必要があります。
Part2.WindowsでiCloudにログインできない原因と対処法
次に、WindowsからiCloudにログインできない原因と対処法をご紹介します。
原因1.ファイアウォールやセキュリティソフトがiCloudをブロックしている
ファイアウォールやセキュリティソフトによってiCloudがブロックされている恐れがあります。
以下の手順でiCloudのブロックを解除しましょう。
手順1: 左下の検索欄に「Windows Defenderファイアウォール」と入力し、表示された項目をクリックします。
手順2: 「Windows Defenderファイアウォールを介したアプリまたは機能を許可」を選択してください。
手順3: 「設定の変更」ボタンをクリックするとロックが解除されます。
手順4: リスト内にある「iCloud」の「プライベート」「パブリック」それぞれにチェックをつけてください。
原因2.iCloud for Windowsが最新バージョンではない
iCloud for Windowsが最新版でないためにログインできない可能性も考えられます。この場合は、iCloudを最新バージョンに更新したうえで再起動して試してみてください。
原因3.IPv6が原因でiCloudに接続できない
IPv6がオンになっていることが原因でログインできないケースもあります。以下の手順でIPv6を無効にしたうえで試してみることで解決する可能性があります。
手順1: 左下の検索欄に「コントロールパネル」と入力してコントロールパネルを開いてください。
手順2: 「アダプターの設定の変更」をクリックします。
手順3: 「イーサネット」の上にカーソルをのせて右クリックしてください。表示される「プロパティ」をクリックします。
手順4: イーサネットの設定変更画面が表示されるので、「インターネットプロトコルバージョン6(TCP/IPv6)」のチェックを外してください。
手順5: 「OK」ボタンを押せば完了です。
Part3.MacでiCloudにログインできない原因と対処法
MacでiCloudにログインできない原因には以下のようなものが挙げられます。
原因1.キーチェーンに誤った情報が保存されている
キーチェーンの情報が誤っている可能性があります。iCloudキーチェーンとは、Macのログイン情報を登録しておき、自動で入力することが可能な設定です。
以下の手順でキーチェーンの設定を確認、修正してください。
手順1: Macを起動して、アップルメニューを開きます。「システム設定」を選択してください。
手順2: サイドバーに表示されている「自身の名前」をクリックします。もし自身の名前が表示されない時は、「サインイン」をクリックしてください。その後、Apple Accountか電話番号とパスワードを入力すればOKです。
手順3: 「iCloud」→「パスワード」の順に選択し、「このMacを同期」の設定を有効にしてください。
手順4: 画面の手順に従って2ファクタ設定を確認の上、必要に応じて修正をすれば完了です。
確認及び間違いがあれば修正後、再度ログインできるか確かめてみてください。
原因2.DNSサーバーの設定に問題がある
MacのDNSサーバー設定に問題がある可能性もあります。DNSサーバーとは、ネットを見る、メールを送るために必要不可欠なものです。そのため、設定に何らかの問題があると、iCloudにログインできなくなる恐れがあります。
以下の手順で設定を見直してください。
手順1: Macを起動して、アップルメニューを開きます。「システム設定」を選択してください。
手順2: サイドバーの「ネットワーク」の項目をクリックします。この時、接続状態が「状態:接続済み」になるようにしておいてください。
手順3: 画面右下に表示されている「詳細」をクリックします。
手順4: タブの中から「DNS」を選び、正しい設定になっているか確認してください。
もし間違いがあった際は修正して、PCからiCloudにログインできない状態が解決するか確かめてみましょう。
︎Part4.iCloudにログインできない時のデータ復元方法
万が一iCloudにログインできないためにiPhoneの消えたデータが復元できない場合、専用のツールを使って解決する必要があります。
「UltData for iOS」を使えば、iCloudを使わなくてもiPhoneの削除してしまったデータを高確率で復元可能です。「UltData for iOS」は高いスキャン精度を誇るため、削除してしまったデータを高確率で復元可能です。そのため、もしiOS18に更新した際にデータが消えた方は検討してみてはいかがでしょうか。
安全・強力 信頼できるiOSデータ復元ソフト。iOSデバイス本体、またはiTunes・iCloudバックアップから簡単に画像や動画などのデータを復元
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UltData for iOSをインストールして起動します。接続したいデバイスを選択します。
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デバイスを接続して、「写真」や「動画」などをスキャンします。
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スキャン結果から、復元したいデータを選択します。復元を実行します。
最後に
iPhoneやiPad、Windows、Macと使っているものによってiCloudにログインできない 原因は様々です。そのため、原因を適切に判断した上で正しい解決策をとるようにしましょう。
iCloud.comからログインできない時にデータを復元できない際は、専用の復元ツール「UltData for iOS」を使うのがおすすめです。
iPhoneからiCloudにログインできなくても、メールなどの必要なデータを復元できます。困った際はお試ししてみてください。
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最終更新日2024-10-31 / カテゴリiPhoneデータ復元
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