iPhoneデータ復元・活用術

iCloudメールアドレスの作り方と変更方法について解説

iCloudはAppleの提供するクラウドサービスです。今回紹介するiCloudメールとは、このクラウドサービスが提供するメールサービスです。他のメールサービス同様、iCloudドメインのメールアドレスを作成できます。

今回はiCloudメールのメールアドレスの作り方、iCloudのメールアドレス変更方法について紹介します。iCloudのメールアドレスが変更できないという話もありますから、その原因と対策についても見ていくので参考にしてください。

︎︎Part1.iCloudメールアドレスの作り方

iCloudのメールアドレス作成方法は、それほど難しくありません。

  • 手順1: 「設定」アプリを起動し、「iPhoneにサインイン」を選択しましょう。

  • 手順2: 「Apple IDをお持ちでないか忘れた場合」→「Apple IDを作成」の順番でタップします。

  • 手順3: iCloudをタップし、「iCloudメール」をオンにします。

  • 手順4: 画面に案内が表示されるので、その指示に従って作業するだけです。

    iCloudメールアドレスの作り方

iCloudメールアドレスを作成するには、Apple IDが必要です。まだApple IDをお持ちでない方は、作成する必要があります。1つのApple IDにつき、iCloudメールアドレスは1つまで作成できます。

1.iCloudメールアドレスが作成できない原因と対策

iCloudメールアドレスを作成しようと思ったら作成できなかった場合、いくつかの原因が考えられます。すでにiCloudのメールアドレスを使用している場合には問題が発生します。またメールアプリの設定が終わっていない場合、iPhoneでiCloudのメールアドレスが利用できません。ほかにもiCloudのサーバーに問題があったり、通信環境が悪かったりする外的な要因も考えられます。

メルアドが作成できなければ、サインアウトしてしまうのも一つの方法です。そしてiCloudに再度サインインすることで問題解決できる場合もあります。またApple IDやメルアドそのものを変更してしまうのもおすすめです。通信環境が悪いのであれば、電波の良く届く場所に移動して作成し直しましょう。

Part2. iCloudメールアドレスの変更方法

iCloudメールアドレスは後に変更することは可能です。ここではiCloudメールアドレスの変更手順について解説するので、参考にしてください。

1.iPhoneの設定アプリから変更する

iPhoneからiCloudメールアドレスの変更が可能です。

  • 手順1: 「設定」アプリで「自分の名前」→「サインインとセキュリティ」→「メールと電話番号」の順番でタップしてください。

  • 手順2: 後は画面の案内に従って、iCloudメールアドレスを変更しましょう。

     iCloudメールアドレスの変更方法

2. パソコンから変更する方法

iCloudメールアドレスの変更は、パソコンからも手続きは可能です。パソコンから変更する場合iPhoneと違って、Apple IDの公式サイトから手続きします。

  • 手順1: 「サインインとアクション」→「Apple ID」の順番で選択すると以下の画面に移行します。

  • 手順2: 左側のメニューから「メールと電話番号」を選択し、削除ボタン「ー」をクリックします。

  • 手順3: 画面の手順に従って、新しいプライマリメールアドレスを入力して確認します。

     iCloudメールアドレスの変更方法

3.iCloudメールアドレスが変更できない原因と対策

iCloudメールアドレスが変更できないケースもしばしばあります。iCloudメールアドレスが変更できないのはいくつか原因があります。まずApp Storeなどのサービスからサインアウトしていないと、古いApple IDが適用されるので、変更できません。また30日以内に作成されたiCloudメールアドレスは変更できないので、もう少し時間を置いてから変更してください。

さらにiOSが最新バージョンになっていないと、iCloudメールアドレスは変更できません。「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」の順番でタップしてください。iOSが最新バージョンになっているか確認しましょう。

ソフトウェア・アップデート

Part3.iCloudメールアドレス変更後の注意点

iCloudメールアドレスを変更するにあたって、いくつか注意すべきポイントがあります。主な注意点についてまとめましたので、参考にしてください。

1.データの移行について

iCloudメールアドレスのドライブに保存されている画像や文書データは、自動的に移行するので問題ありません。しかしiCloudメールアドレスを変更すると、変更前のメールは閲覧できません。大事なメールがあれば、バックアップを取っておきましょう。

Apple IDと紐づけられているアプリのデータは、iCloudメールアドレス変更に伴い移行されない可能性があります。まずはアプリの設定を確認して、再度ログインやデータの同期など必要な作業を済ませておきましょう。

2.サービスへの影響

Appleのサービスによっては、iCloudメールアドレスの変更後に再設定などの作業が必要になるかもしれません。たとえばApple MusicやApple TV+などは、新規Apple idにて再契約する必要があります。Apple Payを使っているのであれば、新規Apple idにて設定し直さなければなりません。iMessageで登録されているリストは移行できるものの、メッセージ履歴は移行されない点にもあわせて注意してください。

︎Part4.iCloudメールアドレス変更でデータは消える?

iCloudメールアドレスを変更すると、データが消失してしまうのではないかと思っている人もいるでしょう。iCloudメールアドレスを変更しても、通常、iCloudに保存されているデータは消えません。 写真、連絡先、カレンダーなど、iCloudに同期されている情報は、新しいメールアドレスに紐付けられて引き続き利用できます。すべてのデータがなくなるわけではないので、その点は安心してください。

しかし一部データが消失する可能性もあるので、データ復元ソフトを使うと良いでしょう。当サイトでおすすめするソフトはUltData iPhoneデータ復元 です。UltData for iOSは連絡先やメッセージ、LINEなどデータの種類関係なくあらゆるデータを復旧できるのが魅力です。最新のiOSにも対応しているので、どのようなデバイスでも復元できます。

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Part5.iCloudメールアドレス変更に関するよくある質問

最後にiCloudメールアドレス変更に伴うよくある質問をいくつかピックアップしました。わからなかった場合の参考にしてください。

質問1.Apple IDとiCloudメールアドレスは同じものですか?

同じものです。Apple idを作成するとiCloudメールアドレスを同時に取得できるからです。iCloudにサインインする際にはApple idが必要になります。

質問2.複数のメールアドレスをApple IDに紐付けできますか?

はい、可能です。複数のメールアドレスに紐づけておくことでプライベートと仕事用の使い分けが可能ですし、Appleサービス内で見つけてもらいやすくなります。

最後に

iCloudメールアドレスの変更は、iPhoneでもパソコンでも変更手続きは可能です。ただしメールアドレスを変更すると、Appleのサービスの中にはそのまま利用できないものもあります。Apple idの再設定や契約し直すなどの作業が必要になります。

データも失われる可能性もあるので、復元ソフトを導入しておいた方が良いでしょう。今回紹介したUltData iPhoneデータ復元 は、幅広いデータの復元を高い確率で対応できると評判です。ダウンロードは無料なので、導入を検討してみませんか?

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