iPadOS16のアップデート方法と事前に注意すべきこと
iPadOS16では、いくつの新しい機能が追加されています。リリースと同時にiPadをアップデートして、実際の使用感を試したいところです。ところで、iPadのアップデートには複数の方法があることをご存じでしょうか。iPadOSアップデートの方法を知っておくと、状況に合わせて使い分けられます。今回は、iPadをiPadOS16にアップデートする方法と注意点をご紹介します。
Part1:アップデート前の事前準備
まずは、iPadOSをアップデートする事前準備の方法を見ていきましょう。
対応機種を確認する
iPadOS16にアップデートする際は対応機種であるか確認しましょう。全てのシリーズのiPadがiPadOS16にアップデートできるわけではありません。対応機種は次の通りです。
- iPad Pro(全モデル)
- iPad Air(第3世代以降)
- iPad(第5世代以降)
- iPad mini(第5世代以降)
バッテリー残量を確認する
iPadOSアップデート時の注意点としてバッテリーの残量が挙げられます。アップデートにかかる時間はiPadの使用状況によって変わり、数十分から数時間かかる場合があります。アップデートの最中にバッテリーが切れてしまうと不具合が発生する可能性がありますので、アップデート前にはバッテリーの残量を確認しましょう。
Wi-Fiの接続状況を確認する
Wi-Fiの接続状況が良くないままiPadのiPadOSアップデートを始めてしまうと、AppleサーバーからiPadOSアップデートファイルを読み込んでいる際に通信が途切れてしまいアップデートに失敗することがあります。また、Wi-Fiを接続してもネットワークが繋がらないケースもよくあります。事前に確認してから、アップデートしましょう。
ストレージ空き容量を確保
iPadOSアップデートファイルをダウンロードするとiPadの容量が消費されます。iPadのストレージにアップデートファイルを読み込める空き容量がないとアップデートが始まりません。設定>一般>iPadストレージから使用状況を確認し、空き容量が少ない場合は確保しましょう。
iTunes・iCloudでデータのバックアップを取る
何らかの原因によってアップデートが失敗するとiPadの初期化が必要になる場合があります。念のためiTunes、またはiCloudでiPadデータのバックアップを取ってからiPadOS16のアップデートを開始しましょう。
【iTunesの場合】
【iCloudの場合】
互換性のないアプリがあるかどうかを確認する
iPadのアップデート注意事項としてiPadOS15で使えていたアプリがiPadOS16になると使えないという互換性の問題があります。新しいiPadOSにアップデート後、設定>一般>情報>Appをタップすると、互換性のないアプリがある場合は表示されます。
アップデートに必要な時間を確保する
アップデートでダウンロードするiPadOSアップデートファイルは非常に大きなデータです。そのため、ダウンロードとインストールには時間がかかることが予想されます。アップデートを中断することはできないため、十分な時間を確保しましょう。
Part2:iPadOSをアップデートする方法
それでは、iPadOSをアップデートする方法を見ていきましょう。
自動でアップデートする
iPadのiPadOSを自動でアップデートする方法です。自動アップデートをオンにするとiPadを充電している、かつWi-Fiに接続しているという2つの条件が夜間にそろった時にアップデートが行われます。
Step1: 設定>一般>ソフトウェア・アップデートとタップします。
Step2: 自動アップデートの設定をオンにします。
Step3: iPadOSアップデートとiPadOSインストールをオンにします。
手動でアップデートする
iPadOSをWi-Fiに接続しながら手動でアップデートすることもできます。
Step1:設定>一般>ソフトウェア・アップデートとタップします。
Step2:ダウンロードしてインストールを選択します。
Step3:利用条件が表示されるので同意するを押します。
Step4:今すぐインストールを押します。
iTunesでアップデートする
iTunesがインストールされたパソコンを使ってiPadのiPadOSをアップデートする方法です。
Step1:iTunesを起動したパソコンにUSBケーブルを使用してiPadを接続します。
Step2:スマホアイコンをクリックします。
Step3:概要を選択します。
Step4:「更新プログラムを確認」を押します。
Step5:「アップデート」をクリックします。
Part3:iPadOS16をアップデートした後に確認すべきこと
iPadOS16をアップデートした後に確認すべきことがいくつかあります。
新機能の使用方法を確認する
iPadOS16では過去最大の変更が行われたロック画面に注目が集まっていますが、そのほかにも新しい機能が追加されています。ロック画面のカスタマイズ、送ったばかりのメッセージの編集、取り消し、復元、テキスト認識表示や画像を調べる機能、家族向けのiCloud共有写真ライブラリなど気になる新機能の使用方法を確認しましょう。
不具合があるかどうかを確認する
iPadのアップデート注意事項としてiPadOS15で使えていたアプリがiPadOS16にアップデートしてから不具合が発生することが挙げられます。よく使うアプリなどはiPadOS16にアップデートした後に実際に開いて不具合が生じていないか確認しましょう。
Part4:iPadOSアップデート時に不具合が出る時の対処法:Reiboot
iPadOSアップデート時、またはiPadOSのアップデート後に不具合が出る時はReiBootを使って対処できます。ReiBootは2つの修復モードを備え、150以上の不具合を修復した実績をもつ非常に強力なツールで、修復と同時にiPadを最新版のiPadOSに更新する機能があります。まずは、パソコンにReiBootをダウンロードしてインストールしましょう。
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ReiBootを起動したパソコンにiPadを接続後、「開始」をクリックします。
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「普通モード」を選択します。※「高級モード」は普通モードより強力な修復力を発揮します。
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「ダウンロード」を押します。
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「普通モードを開始」をクリックします。
まとめ
iPadアップデート注意事項に気を付けながらiPadOS15以前からiPadOS16にアップデートしましょう。アップデート中、またはアップデート後に不具合が発生する場合はReiBootを使って不具合を修復しながらiPadOS16のアップデートを完了してはいかがでしょうか。ReiBootは操作画面にわかりやすいガイドが表示されるので初めての方でも使いやすいツールです。
iPadOS16のアップデート方法と事前に注意すべきこと
最終更新日2024-10-28 / カテゴリiOS 16
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