iOS 16

iOS18のアップデート後に消えた写真を復元する方法

今秋に配信予定であると発表された「iOS18」は、ロック画面や横向き対応の顔認証Face IDをはじめ、既読メッセージを未読に変えられるメッセージアプリなど、史上最大のアップデートで話題となっています。さて、iOSをアップデートするとなると、心配なのはそれに伴い発生するかもしれないトラブルです。今回は、iOS18のアップデートに備えて、消えた写真を復元する方法について、バックアップなしでも対応できる方法も含めご紹介いたします。

Part1:iOS18アップデートでiPhone写真が消えた原因

アップデート時にネットワーク接続が悪いと更新作業を正常に完了することが出来ず、トラブルを起こしてしまうことがあります。また、実はiOSシステムそのものの不具合や、うっかり削除したなどアップデートとは無関係である場合や、アップデート時の設定変更により、知らずに写真が非表示になっていたなども考えられます。

Part2:消えたiPhoneの写真を復元する方法

2-1 バックアップなしでiPhoneから消えた写真を復元

バックアップなしで消えたiPhone写真を復元したい場合は、iOSデータ復元ソフトのUltDataが便利です。iOSデバイスのストレージをスキャンして、直接データを復元することが出来ます。

  • UltDataをインストールしたパソコンとiPhoneを接続し、「iOSデバイスから復元」を選択します。

    ultdata-iosを使う
  • 「写真」にチェックを入れてスキャンを実行します。

    スキャンします
  • スキャン結果から復元したい写真を選択し、復元を実行すればPCに復元されます。

    写真を復元
  • あとはパソコンからiPhoneに写真をデータ転送すれば、iPhoneから消えた写真の復元が完了です。

2-2 iTunesバックアップから消えた写真を復元

iOS18アップデート前にiTunesにバックアップを取ってある場合は、iTunesで復元可能です。パソコンにiPhoneを接続した状態で、iTunesを起動し、iPhoneのアイコンをクリックします。「バックアップを復元」をクリックし、復元したいバックアップを選択して「復元」をクリックすると実行されます。

iTunesから写真を復元

2-3 iCloudバックアップから削除した写真を復元

iCloudにバックアップを残してある場合も、iCloudを利用して簡単に消えた写真を復元することが出来ます。iPhoneは初期化を行うと、初期化設定画面で復元するデータを選択することが出来ます。このとき「iCloudバックアップから復元」を選択すると、iCloudのバックアップファイルから復元が実行されます。

iCloudから写真を復元

Part3:補充説明:iOS18新機能-写真について

では最後に、iOS18の新機能の中から、写真に関する機能をご紹介いたします。

3-1 重複した写真を簡単に削除できる

「写真」アプリから「アルバム」を開きます。アルバムを下までスクロールすると、「重複項目」があります。その横には重複件数を表す数字が表示されます。この「重複項目」をタップすると、重複項目一覧が表示されます。「結合」をタップして実行すると、重複した写真は1枚を残して削除されます。

3-2 写真アプリの非表示アルバムや最近削除した項目をロック可能

パスコードを設定すると、連動して自動的に「写真」アプリの「非表示」と「最近削除した項目」がロックされるようになりました。ロックされた項目は、タップ時にパスコードを入力することで解除可能です。

まとめ

iOS18のアップデート後にiPhoneの写真が消えた場合について、復元方法をご紹介いたしました。iTunesやiCloudを使った方法は、バックアップさえあれば簡単な方法ですが、iPhoneの設定やデータごと、丸ごとバックアップ内容に更新してしまう方法です。現在の状態は保全して写真だけをピンポイントで復元したい、そもそもバックアップがない、といった場合は、Tenorshare UltDataがオススメです。低リスクで迅速に復元を実行できる上に、サポート体制も充実しています。

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