iPhoneデータの活用術

【iPadOS 18】アップデートする前にiPadデータをバックアップする方法5選

iPhoneやiPad向けにiPadOS 18がリリースされましたね。様々なワクワクする新機能が搭載されている一方で、着信や遅延が発生する、iPadOS 18にアップデート後にデータが消えたなどの事例も報告されています。せっかく楽しみにしていたiPadOS 18にアップデートできたのに、大切なデータが消えてしまったら後悔してもし切れませんよね? 近々、iPadOS16.5のリリースも控えているとの噂もありますので、その前に、本記事でご紹介するiPadのデータをバックアップする方法をしっかりと把握しておきましょう!

Part1:iPadOS 18の対応機種

では、先にiPadOS 18の対応機種を一緒に見てみましょう。iPadOS 18は、正式版は2024年秋に配信を開始する予定です。今回のiPadOS 18はiPad Pro(第2世代以降)、iPad Air(第3世代以降)、iPad(第6世代以降)、iPad mini(第5世代以降)のアップデートが提供されています。つまり、iPad(第5世代)、9.7インチiPad Pro(第1世代)、12.9インチiPad Pro(第1世代)はサポート対象外となりました。

iPadOS 17の対応機種

Part2:iPadOS 18をアップデートするiPadデータをバックアップする方法5選

1、iCloudでiPadデータのバックアップを作成する

iCloudを使えば、iPad本体でデータをバックアップすることができます。ただし、iPadのデータ量が多すぎたり、WiFiの電波状況が悪いと、バックアップに時間がかかり、途中で失敗することがあるのでご注意ください。

  • Step1: バックアップ対象のiPadをWi-Fiに接続します。

  • Step2: iPadの「設定」→「ストレージとバックアップ」より、「今すぐバックアップを作成」をタップすれば、バックアップが開始されます。

  • iOS 16の前にiPhoneをiCloudにバックアップ

    ご注意:

    iCloudは無料で5GBしか利用できません。5GB以外は有料となりますので、ご注意ください。

    関連記事: iCloudのストレージ容量を減らす主な方法をご紹介します

2、iCareFoneを利用してiPadのデータを一括バックアップする【無料】

ここでは、iCareFoneというiPhone/iPadデータ管理アプリを使用したバックアップ方法をご紹介します。写真や動画など、20以上の項目に対しバックアップに含めるかどうかを任意に選択でき、たった3ステップでバックアップできる簡単な操作が最大の魅力でしょう。

    対応可能なiPadのデータ一覧

  • 音楽、写真、ビデオ、連絡先、SMS、アプリデータ、メモなど
  • パーソナル:連絡先、通話履歴、メッセージ&添付ファイル、カレンダー、 リマインダー、メモ&添付ファイル、ブックマーク
  • メディア:写真、音楽、ビデオ、ボイスメモ
  • アプリデータ:App、App内蔵写真、動画、WhatsApp、Kik、Tango、Viber
  • App管理:Appのインストール、Appの削除、Appの更新(Windows版のみ)
  • iCareFoneを起動してUSBケーブルを使ってiPadをパソコンに接続し、「バックアップ&復元」をクリックします。

    icarefoneでiPhoneをバックアップ
  • バックアップするファイルを選択後、「バックアップ」を押します。

    今すぐiPhoneをバックアップ
  • しばらくすると、iPadデータのバックアップが完成されます。「バックアップデータを確認」、または「バックアップリストを確認」からバックアップしたデータを確認します。

    iPhone バックアップ完了

方法3、iTunesでiPadのデータをバックアップする

iPadのデータをiTunesでバックアップするのは一般的なやり方のひとつですが、iTunesでエラーが発生するというメッセージが表示されることも少なくないでしょう。バックアップに頻繁に失敗する場合は、iTunesが破損していないかどうかを確認してください。

  • Step1: iTunesを起動したパソコンにUSBケーブルを使ってiPadを接続します。

  • Step2: iTunesがお使いのiPadを認識されたら、スマホアイコンをクリックします。

  • Step3: 概要画面に入り、「今すぐバックアップ」を押します。バックアップが完了するまでしばらく待ちましょう。進捗状況は画面上部のバーで確認できます。

    iphone itunes バックアップ

関連記事: iPhone・iPad・iPodがiTunes バックアップ できない時の対処法

方法4、iPadのデータをFinderでバックアップする【Mac】

Macをお持ちであればFinderでiPadのバックアップを作成できます。macOS 10.14以前だとFinderからバックアップできないため、iTunesを使用しましょう。

  • Step1: ご利用のiPadをMacに接続します。

  • Step2: Finderの画面左部に表示されている「場所」より接続したiPadを選択します。

  • Step3: 表示画面上部の「一般」をクリックし、画面下部に表示される「今すぐバックアップ」をクリックすれば、バックアップが開始されます。

  • iphone バックアップ Mac

方法5、パソコンなしでiPadのデータを外付けHDDでバックアップする

iPadのデータをhddでバックアップするのは便利ですが、データを一つ一つバックアップする必要があり、後で復元するのもちょっと面倒くさいです。

  • Step1: USB-LightningアダプタでiPadと外付けHDDを接続します。

  • Step2: 転送する必要があるデータが入っているアプリを開いて、転送したいファイルを選択します。

  • Step3: 共有アイコンをタップし、共有先に外付けHDDを選択し、「保存」を選択すれば、バックアップを行うことができます。

iPadデータのバックアップについてよくある質問

質問1:何故iPadのデータがバックアップできないのか?

1.iPadがWi-Fiネットワークに接続できているかどうかを確認しましょう Wi-Fiネットワークに未接続の場合はネットワークが不安定な場合は、バックアップが失敗する可能性があります。接続状態をしっかりと確認しましょう。

2.iCloudに容量が十分にあるかどうかを確認しましょう(5GB以内無料) iCloudバックアップの場合は指定された容量以上のバックアップは行えません。バックアップデータが5GBを超える場合は、有料版を検討しましょう。

3.最新バージョンのiTunesがインストールされているかどうかを確認しましょう。 iTunesのバージョンが古いままだと、バックアップが完了しない場合や、一部データがバックアップから漏れる場合があります。バックアップ前にiTunesを最新版にアップデートしましょう。

質問2:iPadをバックアップするには何時間かかるのか?

転送にかかる時間は、Wi-Fi環境とデータの容量次第です。一般的にバックアップの目安はおよそ30分ですが、ネットワーク品質が悪い、データ容量が多い、といった場合には数時間や1日かかることもあります。

まとめ

この記事ではiPadをアップデートする前にデータのバックアップ方法についてご紹介させて頂きました。iCloudやiTunes、HDDなど様々なバックアップ方法が存在することがお分かり頂けたかと思います。中でもiCareFoneというiPhone/iPadのデータ管理ソフトを使用した方法は非常に簡単で便利であり、バックアップだけでなく復元にも対応していますので、是非この機会にご活用下さい。iPadOS 18正式リリース前に完璧にバックアップを済ませ、安心してiOSのアップデートに望みましょう!

関連記事: 【2024年】iOS18の入手方法を解説

iOSとPC/Macの間で自由にデータを整理・転送
  • 無料かつ迅速でiOSデータをPC/Macにバックアップ可能
  • バックアップデータをプレビューし、必要なデータを選択的に復元可能
  • iTunesを使わずにiOSデバイスとPC/Macの間で音楽写真ビデオ連絡先を無制限に転送
  • iPhone/iPad/iPod Touchに音楽、写真、ビデオなどデータを追加、整理、削除
  • 複数の画像をHEICからJPGに数秒で変換可能・iPhone画面をPCと自由に共有

【iPadOS 18】アップデートする前にiPadデータをバックアップする方法5選