【iPad 10対応】機種変更の時にiPadのデータ移行方法5選
ついにiPad 10(iPad 第10世代)が発売となりましたが、機種変更をお考えの方はすでにデータ移行の準備はお済みでしょうか?iPadのデータ移行にあたっては、作業の長時間化やデータ転送の失敗を防ぐため、事前に準備すべきことや確認しておくべきことがあります。この記事では、iPadのデータ移行方法と移行前にやっておくべきことをご説明しますので、ぜひ参考にしてください。
Part1:iPadのデータを移行する前にやるべきこと
まず、iPadのデータ移行前にやるべきことをご説明します。データ移行作業に手間取ったり、移行中にデータを失ったりすることがないよう、しっかり対応しておきましょう。。
1、不要なデータを削除する
不要な写真や動画、メモなどのデータは削除しておきましょう。データのバックアップや復元にかかる時間の削減につながる他、新しいiPadの空きストレージを確保できます。
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2.Apple IDとパスワードを確認する
データ移行の際に必要になりますので、旧iPadで利用していたApple IDとパスワードを確認しておきましょう。なお、Apple IDは、iPadの「設定」アプリを開いて、上部のユーザー情報>「名前、電話番号、メール」の順にタップすると確認できます。
関連記事: Apple ID アカウントとパスワードを確認する方法
3.安定したネットワーク状態を確認する
Wi-Fiの接続状況を確認しておきましょう。不安定なWi-Fi環境の場合、データのバックアップ・復元に膨大な時間がかかる、または作業が正常に完了しないことがあります。
4.アプリの引き継ぎ準備をする
新機種は旧機種よりもストレージ容量が大きい必要があります。「設定」→「一般」→「デバイスストレージ」へとタップして進み、画面上部のストレージの使用容量を確認します。
5.新旧両方のiPadを最新OSにアップデートする
iPadOSが最新ではない場合、データのバックアップや移行に失敗してしまう場合がありますので、新旧両方のiPadのOSを最新バージョンにアップデートしましょう。
関連記事: 【iPad/iPhone】 iOSアップデートのやり方を解説
6.大切なデータを事前にバックアップする
大切なデータは、事前にiCloudやiTunes、その他のツールで最新のバックアップを取っておき、後から復元できるようにしましょう。
関連記事: iPadデータをバックアップする方法5選
注意点6:LINEなどアプリの引き継ぎを準備
LINEなどの一部アプリはアプリ単独で引き継ぎ設定が行なえます。事前にアプリごとの手順に従って引き継ぎ設定を済ませておきましょう。
Part2:iPadのデータ管理ソフトを利用して、古いiPadから新しいiPadにデータを移行する
れでは、まずiPadのデータ管理ソフトであるiCareFoneを利用して、古いiPadから新しいiPadにデータを移行する方法をご紹介します。iCareFoneを利用することで、必要なデータのみを選択してバックアップを取り、新しいiPadに短時間で簡単に復元できます。iPadの買い替えを機にデータの整理をしたいという場合に便利です。また、iCareFoneは、直感的な操作のみで利用できるため、PC操作に不慣れな方にもおすすめです。
- 音楽、写真、ビデオ、連絡先、SMS、アプリデータ、メモなど
- パーソナル:連絡先、通話履歴、メッセージ&添付ファイル、カレンダー、 リマインダー、メモ&添付ファイル、ブックマーク
- メディア:写真、音楽、ビデオ、ボイスメモ
- アプリデータ:App、App内蔵写真、動画、WhatsApp、Kik、Tango、Viber
対応可能なiPhoneのデータ一覧
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iCareFoneを使ってバックアップを事前に作成する【無料】
iCareFoneを起動して、USBケーブルでiPadとPC(Windows/Mac)を接続し、「バックアップ&復元」をクリックします。
バックアップの作成にかかる時間は、バックアップ対象データの容量とネットワークの速度によって異なりますので、十分に時間があるときに行ってください。
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バックアップしたデータを新しいiPadへ移行
新しいiPadとPCを接続します。既存のバックアップファイルリストが表示されたら、復元したいファイルを選択し、画面右下の「開く」をクリックすればデータを読み込みます。
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データの中身をプレビューで確認できます。復元したいデータにチェックをつけて、「デバイスに復元」をクリックすると、新しいiPadにデータが復元されます。
詳しい詳細はこちらの動画をチェックしてください。
Part3:古いiPadから新しいiPad 10へデータを移行する一般的な方法
Appleの公式ソフトやプログラムを使って新旧iPhone間でデータを転送することは可能ですが、データ転送の途中で中断されたり、データがなくなったすることも少なくありません。 古いiPad のデータ量が少ない場合は、以下の方法をお勧めします。
方法1:クイックスタートで古いiPadからiPad 10にデータを直接転送する
古いiPadと新しいiPadの両方が手元にある場合、iPad同士をかざすことでデータ移行ができるクイックスタート機能を利用することが可能です。なお、新しいiPadは初期化状態になっている必要があります。
Step1: 新旧両方のiPadを近くに置き、新しいiPadを起動して、「こんにちは」の画面から言語や国・地域などを選択すると、クイックスタートの画面が表示されます。
Step2: 古いiPadに「新しいiPadを設定」の画面が表示されますので、「続ける」をタップすると、画面上に円形のカメラが起動します。
Step3: 新しいiPadの画面に青色の画像が表示されたら、古いiPadの画面上のカメラで読み取ります。画面の指示に従い、新しいiPadで古いiPadのパスコードの入力などを行った後、「データを転送」の画面で「iPadから転送」を選択します。
Step4: 新しいiPadの初期設定を進め、「転送が完了しました」と表示されたら完了です。
方法2:iCloudバックアップで新しいiPadを復元する
Step1: 現在お使いのiPadの「設定」アプリを開き、上部のユーザー情報>「iCloud」>「iCloudバックアップ」の順に進み、「今すぐバックアップを作成」をタップします。
Step2: バックアップが完了したら、新しいiPadの電源を入れて、Wi-Fiネットワークの選択などを行った後、「Appとデータ」の画面で「iCloudバックアップから復元」をタップします。
Step3: Apple IDとパスワードを入力して、復元するバックアップデータを選択し、画面の指示に沿って操作を進めれば完了です。
方法3:iTunesで古いiPadのデータをiPad 10に復元する【パソコンが必要】
Step1: iTunesを起動したPCと古いiPadをUSBケーブルで接続し、左上のデバイスアイコン>「概要」>「今すぐバックアップ」の順にクリックします。
Step2: バックアップの完了後、新しいiPadをPCに接続して「バックアップを復元」をクリックし、画面の指示に従って操作します。
Part4:iPadのデータ移行についてよくある質問
質問1:iPadでデータを移行したいのにクイックスタートができない!なぜですか?
クイックスタートが反応しない理由としては、下記が考えられます。
・新しいiPhoneが初期化状態になっていない
・iPadのBluetoothがオフになっている
・iPadのOSが12.4以降ではなく、クイックスタートに対応していない
・古いiPadがApple IDにサインインしていない
・iPad同士の距離が離れすぎている
関連記事: クイックスタートが利用できずデータの移行に失敗時の対策まとめ
質問2:iPadにデータを移行するのには何時間かかりますか?
データ量とWi-Fiの安定性次第ですが、目安としては1〜2時間程度です。極端に時間がかかっている場合などには、最初からやり直すなどの対応をしましょう。
まとめ
この記事では、iPadの機種変更時のデータ移行方法と、スムーズな移行のために事前にやるべきことをご紹介しました。iPadのデータ移行方法はいくつかありますが、データ転送ソフトのiCareFoneを利用することで、必要なデータのみを選択してバックアップ・復元ができ、iPadの買い替えを機にデータの整理も併せて行えるため便利です。専門的な知識は不要で、シンプルな画面指示に従って操作を行うだけで短時間で簡単にデータ移行が完了するため、誰にでもおすすめできるソフトです。iPad 10に機種変更される方は、ぜひこの機会にお試しください!
- 無料かつ迅速でiOSデータをPC/Macにバックアップ可能
- バックアップデータをプレビューし、必要なデータを選択的に復元可能
- iTunesを使わずにiOSデバイスとPC/Macの間で音楽、写真、ビデオ、連絡先を無制限に転送
- iPhone/iPad/iPod Touchに音楽、写真、ビデオなどデータを追加、整理、削除
- 複数の画像をHEICからJPGに数秒で変換可能・iPhone画面をPCと自由に共有
【iPad 10対応】機種変更の時にiPadのデータ移行方法5選
最終更新日2024-10-15 / カテゴリiOS 16
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