iOS 15/14 アップデートに失敗したiPhoneを復元する方法
iOS 15/14をアップデート時「アップデートを確認できません」のまま失敗した時に、どのような対処をすればいいのかを考えます。もちろんストアに持っていって修理をしてもらうのも良いのですが、費用がかかりますし何日も預けないといけないかもしれません。
ですが自分でも対処できるものなので、先ずは自分でできることを行うのをおすすめします。
事前の予防対策
iOS14のアップデートに失敗してしまう原因は、幾つかに絞り込めます。これはよくある失敗の原因なので、あらかじめ知っておけば事前に対策が行えるのです。このよくある失敗に気をつけていれば、ほぼiOS14のアップデートで失敗することはないでしょう。
iOS14ソフトウェアのサイズより2倍の空き容量を準備
iOSがアップデートできない理由で、鉄板とも言えるものが空き容量が不足しているケースです。ストレージの空き容量がないと、アップデートができません。だいたいですがiOSソフトウェアのサイズの2倍程度あるといいでしょう。現在iOS14はベータ版ですがサイズが約10GBほどです。つまり2倍である20GB程度の空き容量があると安心できます。
十分な電量を準備
iOS14のアップデートを失敗する理由として、もう1つ鉄板とも言えるものがあります。それは十分な電池残量がないことです。iOSのアップデートには時間がかかります。十分な残量がない場合は、途中で電源が落ちてしまうかもしれません。そのため充電しながら行うか、十分な残量があることを確認した上でアップデートしましょう。
高速なWi-Fi ネットワークを使う
iOS14のアップデート失敗理由ですが、ソフトウェアをダウンロードできないケースもあります。特に失敗しやすいのは、接続環境が不安定である場合です。先程お伝えしたようにiOSのアップデートソフトウェアは、容量が大きいため高速なWi-Fiネットワークが必須になります。
アップデートに失敗したiPhoneを復元する方法
ここまでiOS 15/14のアップデートに失敗しないための、事前対策を確認してきました。次に失敗してしまった時に、iPhoneを復元する方法を紹介します。この方法を知っていれば、ストアに持ち込まずにすむでしょう。
方法1:デバイスを再起動する
iOSのアップデートに失敗した時に、必ずといっていいほど必要になるのがデバイスを再起動させる方法です。手順は以下のようになります。
iPhone XまたはiPhone 11の場合
- 電源ボタンと音量ボタンの上下どちらか1つを長押しします。
- 電源オフスライダが表示されたら長押しをやめます。
- スライドをドラッグしてデバイスの電源が切れます。
- 電源ボタンを長押しして電源を入れます。
iPhone SE (第2世代)、iPhone8/7/6の場合
- 電源ボタンをオフスライダが表示されるまで長押しをします。
- スライダをドラッグして電源が切れます。
- 電源ボタンを押し続けて電源を入れます
方法2:iTunesを使って復元してみる
iOSのアップデートに失敗した時は、iTunesを使ってiPhoneを復元するのも1つの方法です。iTunesと連携した方法になるのですが、先ずはリカバリーモードの入り方を紹介します。
ステップ1:各モテルのリカバリーモード手順
iTunesに接続して、モテルにより、リカバリーモードを起動します。
iPhone8以降の場合
- 音量をアップするボタンを押してすぐに離します。
- 音量をダウンするボタンを押してすぐに離します。
- リカバリモードの画面が表示されるまで、サイドボタンを押し続けます。
iPhone 7、iPhone 7Plusの場合
- トップボタンと音量を下げるボタンを同時に長押しします。
- 画面にリカバリーモードが表示されたら離します。
iPhone6以前のものの場合
- ホームボタンとトップボタンを同時に押します。
- 画面にリカバリーモードが表示されるまでそのまま長押しします。。
手動でiPhoneをリカバリーモードにする具体的な方法については、この記事【iPhoneをリカバリーモードにするやり方】をご参考ください。
ステップ2:iTunesからiPhoneを復元する
次にiTunesを使って、アップデートしたiPhoneを復元する方法を紹介します。
- パソコンのiTunesを起動して、リカバリーモードに入ったデバイスをPCと接続します。
- 画面右上にあるデバイスのアイコンをクリックします。
- メニューからiPhoneの復元をクリックします。
- 復元前に設定をバックアップしますかと出るので、「バックアップしない」を選択します。
- 確認画面が出るので、「復元」をクリックして、iPhoneの復元を開始します。
方法3:ReiBootの復元機能でアップデートしてみる
iOSのアップデートに失敗した時、再起動して元に戻れば良いです。ですが再起動をしても不具合を起こしているのなら、ReiBootを使うのがおすすめです。Tenorshare ReiBootは、iOSアップデート失敗によるリンゴループやリカバリモード、ブラックアウトなど数多くの不具合を簡単に解消してくれます。
次に、iOS 15/14のアップグレードに失敗したiPhoneを修復する方法を説明します。
ステップ1:パソコンにReiBootインストールして起動します。デバイスをパソコンと接続します。
ステップ2:ReiBootの画面にある、「あらゆるiOSの不具合を解消」機能を選択します。
ステップ3:次にステップに進み、「修復開始」ボタンをクリックします。
ステップ4:ファームウェア情報を確認して、「ダウンロード」をクリックします。
ステップ5:ダウンロードが完了したら、「今すぐ修復」をクリックすると自動的にアップデートされます。
ステップ6:以上でiPhoneの修復が完了します。iPhoneが再起動し、デバイスのデータを消去せずに通常の動作状態に戻ることができます。
まとめ
以上は、iOS 15/14のアップデートに失敗したiPhoneを復元する方法について説明しました。iOSのアップデートは事前の予防対策をしていれば、ほぼ失敗しません。それでもダメな場合は専門的なiOS不具合修復ツール「ReiBoot」を使うのがおすすめです。画面の指示に従っていれば、簡単に不具合の修復ができるからです。初めての人でも簡単に使えるので、特に迷うこともないでしょう。