【iOS 17/18】iPhoneをアップデートして、動作が重い・遅い時の対処法
著者 石原 侑人 最終更新日 2024-09-20 / カテゴリiOS 12について
iOS 17/18にアップデートしてから、iPhoneの動作が「重い」「遅い」と感じるときは、どうしたらいいでしょうか?iPhoneを一瞬で軽くする方法がありますか?この記事では、iPhoneをアップデートしてから、動作が重い・遅い場合への解決策を紹介しており、試してみましょう!
- 対処1、バックグラウンドアプリを終了する
- 対処2、不要なアプリを削除する
- 対処3、非使用のアプリを取り除く
- 対処4、視差効果を有効にする
- 対処5、アプリの自動アップデートをオフにする
- 対処6、Appのバックグラウンド更新をオフにする
- 対処7、iCloudとの同期をオフにする
- 対処8、Safariのキャッシュ・履歴をクリアする
- 対処9、iPhoneを再起動&強制再起動する
- 対処10、iPhoneを初期化する
- 対処11、iPhoneのデータを整理してデバイスを最適化する
iPhoneの動作が重い原因
iPhoneの動作が重くなる理由は2つあります。1つはバックグラウンドで同時に複数のプログラムを実行されていること、もう1つはストレージの容量不足でメモリが圧迫されてしまうことです。
理由がわかったところで、利用可能な対処方法を見てみましょう。
対処1、バックグラウンドアプリを終了する
ホームボタンを続けて2回押して表示される稼働中と過去に使ったアプリを、下から上にスワイプすればバックグランドアプリが終了します。iPhoneが遅い事もこれに寄りiPhoneのメモリが解放されて改善が期待出来ます。
対処2、不要なアプリを削除する
iOS 17/18にアップデートはしているけれど不要なアプリがあれば、削除することによりiPhoneが遅い問題に改善が見られるかもしれません。iPhoneのメモリが解放されて、軽くする効果が期待できます。
やり方は簡単でiPhoneの設定アプリを立ち上げ、「一般」を選択します。
「iPhone ストレージ」をタブして、ストレージ管理の画面に入ります。
そして要らないアプリを選択して、「Appを削除」を押すことで、不要なアプリが削除されます。
対処3、非使用のアプリを取り除く
非使用のアプリを削除せずにデバイスの容量を節約したい場合、アプリを取り除くことができます。
Apple IDをタップします。
「iPhoneストレージ」を選択します。
「非使用のAppを取り除く」のスイッチをオンにします。
この設定を有効にすると、使用していないアプリが自動的に取り除かれ、デバイスの容量を節約することができます。ただし、アプリ自体は削除されず、再び必要になったときに再ダウンロードすることができます。
Tips:アプリを「取り除く」と「削除」の違いは?
アプリを取り除くとは、アプリ本体をデバイスから一時的に除去することを意味しますが、そのアプリに関連するデータや書類はデバイスに残ります。したがって、後で同じアプリを再インストールすれば、取り除く前の状態で再び利用することができます。
「アプリを削除する」場合は、そのアプリが利用していたサンドボックス全体、つまりアプリ本体と関連するデータや書類すべてがデバイスから完全に除去されます。このため、削除後にアプリを再インストールしても、削除する前の状態に戻すことはできません。
対処4、視差効果を有効にする
視差効果(アニメーション効果)を完全にオフにすることで、iOS 17/18端末の負担を軽減し、動作の遅延を改善することができます。視差効果をオフにすることで、アプリの開閉やロック画面の解除時に表示されるアニメーションが無効化され、CPUの負荷が減少し、電池の消耗も抑えられる可能性があります。
iPhoneで「設定」アプリを開きます。
「アクセシビリティ」を選択し、その後「動作」をタップします。
「視差効果を減らす」を有効に(緑色)します。
対処5、アプリの自動アップデートをオフにする
iOS 17/18デバイスでアプリの自動アップデートを利用するかどうかは、ユーザーのニーズに合わせて選べます。自動アップデートを選択すると、アプリが常に最新の状態に保たれ、手動での更新作業が省けます。しかし、以下のような問題が発生することがあります:
アプリの情報が最新化されることで、iPhone/iPad全体の動作が遅くなることがある。
予期しないデータ通信が発生する可能性がある。
設定方法
ホーム画面から「設定」をタップします。
「iTunes StoreとApp Store」を選択します。
「自動ダウンロード」セクションの「アップデート」をオフに切り替えます。
これで、自動アップデートが無効になり、手動でのアップデートを行うことができます
対処6、Appのバックグラウンド更新をオフにする
iPhoneの遅い問題を改善し高速化するには、バックグラウンドでのアプリのアップデートを無効にする方法が効くことがあります。
「設定」>「一般」>「Appのバックグラウンド更新」と選択していき、「Appのバックグラウンド更新」を一括または個別に無効にすればOKです。
対処7、iCloudとの同期をオフにする
アップデートを行うと重いiPhoneの動作が遅いトラブルが高速化され改善するには、iCloudとの同期をオフにすることも可能です。
「設定」→「iCloud」→「iCloudを使用しているApp」の順に進み、iCloudとの同期機能を無効にできます。
対処8、Safariのキャッシュ・履歴をクリアする
iPhoneで設定、Safariと進み、履歴とWebサイトデータを消去、履歴とデータを消去を選択すればOKです。これによりSafariの動きが遅いことに悩まされなくなるかもしれません。
対処9、iPhoneを再起動&強制再起動する
iPhone本体右上にあるスリープ/スリープ解除ボタンをスライドで電源オフ画面が出るまで押し、スライドして電源をオフにします。その後、アップルのロゴが出るまでスリープ/スリープ解除ボタンを押しっぱなしにすれば再起動します。
強制再起動はアイフォンのモデルによってやり方は変わりますが、7や7Plusではスリープ/スリープ解除ボタンと音量を低くするボタンを、アップルのロゴが出るまで同時押しします。これにより動きが遅いトラブルが解決する可能性があります。
対処10、iPhoneを初期化する
iPhoneの調子が悪くなったり、動作が遅く感じた場合、サポートから「iPhoneを初期化して工場出荷時の状態に戻してください」と指示されることがあります。初期化とは、端末を購入時の状態に戻す操作で、すべてのデータと設定が消去されます。
「設定」を開き、「一般」をタップします。
画面を下にスクロールして「リセット」を選択します。
「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップします。
パスワードを設定している場合は、パスワードを入力します。「iPhoneを消去」を押すと、初期化が開始されます。
注意:
初期化すると、デバイス上のすべてのデータと設定が完全に消去されますので、必ず事前にバックアップを取ってください。バックアップする方法は以下の最後の方法でご参考ください。
対処11、iPhoneのデータを整理してデバイスを最適化する
iOS 17/18にアップデートしてから、iPhoneの動作が「重い」「遅い」と感じる場合、最も効果的な方法は「Tenorshare iCareFone」というツールです。iCareFoneを使えば、iPhone内の写真や音楽、ビデオ、連絡先、メッセージ、アプリケーションなど20種類なデータをを簡単に整理・削除することが可能で、端末の空き容量をを快速に作成できます。
対応可能なiPhoneのデータ一覧
ステップ1:iCareFoneをを立ち上げて、iOSデバイスとパソコンを接続しましょう。
ステップ2:パソコンにバックアップしたい項目を選択し、「バックアップ」ボタンをクリックします。
ステップ3:しばらくすると、iPhoneデータのバックアップが完了します。なお、バックアップの中身を確認できますので、削除したい項目を選択して「削除」ボタンをクリックすれば、選ばれた内容がデバイスから削除されます。
最後に
iPhoneが重い・遅い時、上記のiPhoneを軽くする方法をご覧ください。簡単にできそうなものから順に試してみると良いでしょう。もし、iPhoneのストレージ不足が原因になった場合は、iPhoneを軽くするアプリをお勧めします。「iCareFone」を使えば、初心者でもiPhoneのデータを快速に管理することができますので、ぜひお試してみてください。
- 無料でiPhone/iPad/iPodで必要なデータを一括バックアップ、選択したデータだけもバックアップ可能
- iTunesを使わずにiOSデバイスとPC/Macの間で音楽、写真、ビデオ、連絡先、SMSを無制限に転送
- iPhone/iPad/iPod Touchに音楽、写真、ビデオなどデータを追加、整理、削除
- 現在のデータを消去せずにファイルを選択的に復元可能
- 複数の画像をHEICからJPGに数秒で変換可能