【2024最新】iPhoneを強制的に初期化する方法と注意点
一般的に、iPhone端末自体の「設定」から「すべてのコンテンツと設定を消去」を実行すると、iPhoneが初期化されます。但し、iPhoneがエラーになって、操作できない場合もあります。そうすると、iPhoneを強制的に初期化して工場出荷時の状態に戻す必要があります。
ここでは、iPhoneを強制的に初期化する6つの方法を説明いたします。また、iPhoneを強制的に初期化する前に行うべき準備や初期化する際の注意点についても触れます。
- Part1.iPhoneを強制的に初期化する前に行うべき準備
- Part2.iPhoneを強制的に初期化する方法
- 方法1.リカバリーモードにしてiPhoneを強制的に初期化【iTunes利用】
- 方法2.iTunesを使わずにiPhoneを強制的に初期化
- 方法3.「探す」機能でiPhoneを強制的に初期化する【iCloud経由】
- 方法4. 設定アプリからの初期化
- 方法5.iPhoneを探すアプリを使用【別の端末利用】
- 方法6.DFUモードにしてiPhoneを初期化
- Part3.iPhoneを強制的に初期化する際の注意点
目次:
Part1.iPhoneを強制的に初期化する前に行うべき準備
iPhone を強制的に初期化する前に、以下の準備を行うことをお勧めします。
1. データのバックアップ
初期化するとデータがすべて消去されるため、事前にiCloudやiTunesを使ってバックアップを取ることが必要です。手順は下記の通りです。
- iCloud: 「設定」→「[ユーザー名]」→「iCloud」→「iCloudバックアップ」→「今すぐバックアップを作成」
- iTunes/Finder: iPhoneをパソコンに接続し、iTunesまたはFinderで「今すぐバックアップ」を選択。
2. Apple IDとパスワードの確認
初期化後の再設定にApple IDとパスワードが必要になるため、事前に確認しておきます。
- 注意: 特に「探す」機能がオンになっている場合、初期化後のアクティベーションロックを解除するためにApple IDが必要です。
3. SIMカードの取り出し
初期化時に誤ってデータが消去されるのを防ぐため、SIMカードを取り出しておくことを推奨します。
- 手順: SIMカード取り出しピンを使い、iPhoneの側面にあるSIMトレイからカードを取り出します。
4. 「探す」機能の無効化
「探す」機能が有効になっていると、初期化後にアクティベーションロックがかかるため、無効化しておくとスムーズです。
- 手順: 「設定」→「[ユーザー名]」→「探す」→「iPhoneを探す」→「iPhoneを探す」をオフにする。
5. すべてのアカウントからサインアウト
初期化前に、iCloud、iTunes & App Store、メールなどのアカウントからサインアウトしておくことで、後の再設定が簡単になります。
Part2.iPhoneを強制的に初期化する方法6つ
方法1.リカバリーモードにしてiPhoneを強制的に初期化【iTunes利用】
iTunesを使ってiPhoneを強制的に初期化するのは、よく使われる方法です。この方法を使用する場合、iPhoneとiTunesを接続して作業を行う前に、iTunesを最新バージョンにしておきましょう。*iTunesが使えない場合、ここをクリックしてください。
Step1iPhoneを付属のUSBケーブルでコンピュータに接続し、iTunesを起動します。
Step2デバイスを接続したまま、手動でiPhoneをリカバリーモードにします。
iPhone 8以降 の場合:音量(+)ボタンを押して直ぐ離し、音量(-)ボタンを押して直ぐ離します。そしてリカバリモードの画面が表示されるまでサイドボタンを押し続けます。
iPhone 7、iPhone 7 Plus の場合:電源ボタンと音量(-)ボタンを同時に押し、リカバリモードの画面が表示されるまで押し続けます。
iPhone 6s以前、iPad/iPod touchの場合:ホームボタンと電源ボタンを同時に押し、リカバリモードの画面が表示されるまで押し続けます。
Step3iTunesで下のウインドウが表示されたら、「復元」ボタンをクリックしてiPhoneの強制初期化を開始します。
これで、iPhoneにiOSを再インストールして工場出荷時の状態に戻すことが可能です。
方法2.iTunesを使わずにiPhoneを強制的に初期化
iTunesは動作が重くて分かりにくいので使いたくない、またはエラーが出て初期化できない場合、どのようにiPhoneを初期化しますか?
その際には、iTunesを使わずにiPhoneを強制的に初期化する方法を使いましょう。「Tenorshare 4uKey」はiOSデバイス専用の強制初期化ツールとして、iPhone/iPadがパスコードやiTunesがなくても、直感的な操作で画面上のボタンを数回クリックするだけでiPhoneの初期化を済ませますので、かなり便利です。
まずは、下のダウンロードボタンをクリックして、4uKeyをパソコンにインストールしておきましょう。
Step14uKeyを起動して、ホーム画面に「解除開始」をクリックします。
Step2USBケーブルでiPhoneをパソコンに接続します。デバイスが正常に認識されたら、メイン画面にある「開始」ボタンをクリックします。
そして、iPhoneを強制初期化するためのファームウェアを取得して、ダウンロードします。
Step3ダウンロード完了後、「解除開始」をクリックして、iPhoneの初期化作業を開始します。
Step45分ほど待てば、お使いのiPhoneが初期化され、すべてのデータや設定も完全に消去されます。その後、バックアップからデータを復元するか、デバイスを新しく設定することができます。
方法3.「探す」機能でiPhoneを強制的に初期化する【iCloud経由】
「iPhone を探す」機能を利用している方におススメします。それはiCloud経由でiPhoneを強制的に初期化する方法です。
Step1icloud.comを開き、Apple IDとパスワードを入力してサインインします。そして、『探す』をクリックします。
Step2ブラウザウインドウの上部の「すべてのデバイス」で、該当するデバイスを選択します。
Step3「このデバイスを消去」をクリックすれば、iPhoneを強制的に初期化することができます。
⛔注意:この方法はiPhoneが手元になくでも利用できるので、iPhoneが失くした場合、お勧め致します。
方法4. 設定アプリからの初期化
iPhoneが正常に動作している場合、設定アプリを使って直接初期化できます。この方法は最も手軽で、iPhoneの操作が可能な場合に推奨されます。
Step1 「設定」アプリを開き、「一般」へ進みます。
Step2 「転送またはiPhoneをリセット」を選択し、「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップします。
Step3 パスコードを入力し、「このiPhoneを消去」をタップして確認します。
方法5.iPhoneを探すアプリを使用【別の端末利用】
iPhoneの「探す」アプリを別のiOSデバイスから利用して、手元にないiPhoneをリモートで初期化することができます。この方法は、iPhoneを紛失したり盗まれたりした場合に有効です。
Step1 別のiOSデバイスで「探す」アプリを開きます。アプリがインストールされていない場合は、App Storeからダウンロードします。
Step2 iPhoneと同じApple IDを使用します。
Step3 「デバイスを探す」から初期化したい対象のiPhoneを選択します。
Step4 確認メッセージが表示されたら「このデバイスを消去」をタップします。
Step5 iPhoneがインターネットに接続されていれば、初期化が実行されます。プロセスが完了するまで待ちます。
方法6.DFUモードにしてiPhoneを初期化
DFU(Device Firmware Update)モードは、通常の方法やリカバリーモードでも初期化できない場合に使用する最も徹底的な方法です。リカバリーモードで初期化できない場合に利用できる、より強力な手段と言えます。
Step1iPhoneをパソコンに接続し、iTunesまたはFinderを開きます。
Step2DFUモードにするために、モデルに応じた特定のボタン操作を行います。
手順は機種によって異なります。
iPhone 7以前の機種:
- スリープボタンを3秒間押し続けます。
- すぐにホームボタンとスリープボタンを同時に10秒間押し続けます。
- ホームボタンは押し続け、スリープボタンだけ離します。
- パソコンでiTunesが起動し、メッセージが表示されます。「復元」を選択して実行します。
iPhone 7以降の機種:
- スリープボタンを3秒間押し続けます。
- すぐに音量を下げるボタンとスリープボタンを同時に10秒間押し続けます。
- 音量を下げるボタンは押し続け、スリープボタンだけ離します。
- パソコンでiTunesが起動し、メッセージが表示されます。「復元」を選択して実行します。
Step3画面が黒くなり、iTunesまたはFinderでDFUモードが検出されます。「復元」を選択し、初期化を開始します。
⛔注意: DFUモードは非常に強力な手段であり、使用を誤るとiPhoneが故障するリスクがあります。この方法を使用する前に、他のすべての手段を試すことを推奨します。
Part3.iPhoneを強制的に初期化する際の注意点
iPhoneを強制的に初期化する際には、以下の点に注意しましょう。
まず、初期化を実行する前に必ずデータのバックアップを取りましょう。すべてのデータが消去されるため、iCloudやiTunesを使ってバックアップを作成しておくことが大切です。
次に、Apple IDとパスワードを確認しておく必要があります。特に「探す」機能が有効になっている場合、アクティベーションロックがかかり、再設定時にApple IDが必要になりますので、情報をしっかり把握しておきましょう。
最後に、初期化後はiPhoneが工場出荷時の状態に戻るため、新たに設定やアクティベーションを行う必要があります。これらの注意点を守ることで、初期化作業がスムーズに進むでしょう。
まとめ
以上は、iPhoneを強制初期化する方法を紹介しました。アップルの提供している初期化方法は、デバイスが正常に動いていることが前提ですから、トラブルの時には使えないことが多いようです。
iPhoneパスコード解除ソフト「Tenorshare 4uKey」を使えば、複雑な操作もなく、アイフォンの初期化を一発で成功できますので、ぜひ試してみて下さい。
ちなみに、大事な個人データを無くさないよう、iPhoneの強制初期化を実行する前に、デバイスのバックアップをとることも忘れずに、きちんとしておきましょう。
- iPhone/iPadのロック画面からからパスコード/Touch ID/Face IDを簡単に解除
- スクリーンタイム・パスコード・Apple ID・MDMプロファイルを速やかに削除可能
- パスワードなしでiPhone・iPad・iPodからApple IDのロックを削除可能
- データを失わずにApple IDからサインアウト/Apple IDを削除可能
- パスワード/Apple ID/以前の所有者なしでiCloudアクティベーションロックを削除
- iOS 18/iPadOS 18やiPhone 16に対応