iOS 18 BetaのiPadを工場出荷状態に戻す3つの対策

iOS 18 Betaまで対応：iPadを工場出荷状態に戻す三つの方法

iOSデバイスを初期化する方法はいろいろありますが、ここでは、3つの方法(ツール)をご案内します。ちなみに、初期化を実行する前に、しっかりバックアップを取って、「iPadを探す機能」を停止してiCloud からサインアウトしてください。

• iPad本体ですべてのコンテンツと設定を消去
• iTunesでiPadを工場出荷状態に戻す
• 初心者向け:iTunesを使わずにiPadを工場出荷状態に戻す

方法1：リセット機能でiPadを工場出荷状態に戻す

まずはデバイス単体でも実行できる最も便利な方法を説明します。iPadの設定アプリで「リセット」機能を利用しすれば、すべてコンテンツや設定を消去することが可能です。

詳細手順については、iOS 18 BetaのiPadで「設定」>「一般」>「リセット」の順にタップして、「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップします。パスコードの入力画面が表示されたらパスコードを入力して、「iPadを消去」を選択します。しばらく待つと、iPadが完全リセットされて工場出荷状態に戻せます。

方法2：iTunesで初期化してiPadを工場出荷状態に戻す

iTunesを使ってiOSデバイスをリカバリモードから初期化するのも、iPadを工場出荷状態に戻す時に広く用いられている一つの方法です。操作手順は以下通りです。

ステップ1：最新バージョンのiTunesを立ち上げて、工場出荷状態に戻したいiPadをPCに接続します。

ステップ2：iPadをiTunesに接続したている状態で、電源ボタンとホームボタンを同時に10秒ほど長押しして、iPadをリカバリーモードにします。

ティップス：Appleロゴが表示されてもボタンを放さず、iPadに「iTunes に接続」画面が表示るまで押し続けてください。

ステップ3：iTunesで「アップデートまたは復元を必要としているiPadに問題があります」というポップアップが表示されたら、「復元」を選択して、iPadの初期化を実行します。初期化処理が完了したら、iPadのデータがすべて消去され、工場出荷状態になります。

方法3：iTunesを使わずにiPadを工場出荷状態に戻す（初心者向け）

Apple公式ツールiTunes以外にも、iOSデバイス用の専門的な初期化ツール『Tenorshare 4uKey』を使用することによって、お使いのiPadを工場出荷状態に戻すことができます。

4uKey利用すれば、パスコードロックを解除できない場合や、iTunesが使えない・使いたくない場合でiPadを初期化することが可能です。また、手動で端末をリカバリモードにするなど複雑な操作もないので、初心者の方でも手軽に利用可能です。iPadを工場出荷状態に戻す前に、まずは4uKeyを以下よりインストールしましょう。

ステップ１：4uKeyを起動して、iPadをUSBケーブルでコンピュータに接続します。

ステップ２：iPadが認識されたら、「開始」をクリックします。

ステップ３：次に進むと、最新のiOS 18 Betaファームウェアが自動的に取得しますので、それをダウンロードしてください。

ステップ４：ダウンロード完了の画面が表示されたら、「ロックを解除」をクリックして、iPadの完全リセット作業を行いましょう。5分ほど待てば、iPadに保存されたすべての情報が消去され、工場出荷状態に戻されます。

以上は、iOS 18 BetaのiPadを工場出荷状態に戻す三つの方法です。iPadが正常に使用できる場合ならデバイス本体で初期化できますが、パスコードが解除できないやiPadが正常に動作できない場合はやはり「Tenorshare 4uKey」などの専門ツールを利用したほうが安心でしょう。また、個人情報の流出を防ぐため、作業を実行する前に必ず「iPadを探す機能」を停止してiCloud からサインアウトしておきましょう。