Part1、機内モード中にGPS位置情報はどうなる？

機内モードとは、飛行機に乗る際に使用することを想定して開発されたモードで、スマホは電波を発しない状態になります。スマートフォンが発する電波が飛行機の運行に悪影響を与える可能性があるためです。機内モードによって、スマホの電源をオフにすることなく、機内に持ち込めるようになっています。

機内モード中、スマホは通信できない状態ですが、GPSは稼働しています。スマホのGPSは稼働していますが、スマホは通信できない状態なので、リアルタイムで位置情報が更新されるということはありません。

Part2、機内モードの設定方法

飛行機では、電波を発する機器の使用は禁止されていますが、GPSサービスが禁止されているわけではありません。スマホの機内モードをオンにして通信できない状態にすれば、GPSサービスはオンであってもオフであっても、どちらでも大丈夫です。ここでは、iPhoneとAndroidで機内モードをオンにする方法をご紹介します。

・iPhoneの場合

画面の下側から上にスライドしてコントロールセンターを表示します。飛行機アイコンをタップすると、機内モードがオンになります。

・Androidの場合

画面の上側から下にスライドしてコントロールセンターを表示します。飛行機アイコンをタップすると、機内モードがオンになります。

Part3、スマホの位置情報を追跡されないようにする方法

スマートフォンの位置情報は、GPS衛星から受信する電波、利用した基地局、Wi-Fiポイントからのデータをもとに作成されています。機内モードをオンにしただけではGPS衛星から受信する電波を防げず、GPS位置情報をオフにしただけでは、利用した基地局やWi-Fiポイントから位置情報を割り出される可能性があります。iPhoneやAndroidでGPS位置情報の追跡を完全に防ぐには、機内モードをオンにし、GPS位置情報サービスをオフにする必要がありますよ。ここでは、iPhoneとAndroidのGPS位置情報をオフにする方法をみていきましょう。

・iPhoneの場合

• 「設定」から「プライバシー」を選択し、「位置情報サービス」を選びます。

• 「位置情報サービス」をオフにすると、GPSサービスが完全に停止します。

・Androidの場合

「設定」から「位置」を選択し、「位置サービス」をオフにします。

関連記事: Androidの位置情報を簡単にオフにする方法

追加：機内モードでGPSの位置情報を追跡されない方法

「iPhoneを探す」や位置情報共有アプリで、自分の位置情報をオフにするために機内モードをオフにしたり、GPS位置情報の設定を変更したりすると、位置情報をごまかしていることが相手にバレる可能性があります。相手にバレずに位置情報の追跡を防ぐのであれば、iPhoneやAndroidの位置情報を変更できるTenorshare iAnyGoがおすすめです。iAnyGoは機内モードや位置情報サービスの設定を変更することなく、iPhoneやAndroidの位置情報を変えられるため、相手にバレる心配がありません。指定したルート間を移動する機能などがあるため、これは位置偽装ができる専門ツールです。

• パソコンにiAnyGoをダウンロードしてインストールします。iAnyGoを起動し、USBケーブルまたは同じWi-FiでiPhoneをパソコンに接続します。「開始」をクリックします。

  
• パソコンにiPhone/Androidを接続し、「適用モード」を選択します。

• 目的地を入力して「変更開始」をクリックすると、iPhoneやAndroidの位置情報が変わります。指定したルート間の移動など、他の機能を使いたい場合は右上のアイコンで切り替えます。

機内モードに関するよくある質問

最後に、機内モードに関するよくある質問をご紹介します。

Q1. 機内モードをオンにするとどうなる？

A1. スマートフォンの機内モードをオンにすると、スマートフォンは電波を発しない状態になります。電波を発しない状態とは、通信キャリアのデータ通信や電話を利用できない状態です。

Q2. 機内モードにするデメリットは何ですか？

A2.機内モードは、スマートフォンを電波の発しない状態にする機能のため、インターネット接続や電話など通信環境を必要とする操作が一切できなくなるというデメリットがあります。

Q3. 機内モードにするとWi-Fiは使える？

A3.スマートフォンを機内モードにしても、Wi-FiをオンにすればWi-Fiに接続できます。機内モードをオンにするとモバイルデータ通信を完全にオフにできるため、海外ではスマホを機内モードにしながらWi-Fi接続のみで通信するという旅行者もいます。

まとめ

以上、この記事では機内モードでもGPS位置情報が追跡される仕組みと対策をご紹介しました。いかがでしょうか。スマートフォンの位置情報はGPS、基地局、Wi-Fiなどの情報をもとに把握されているため、機内モードをオンにしてGPS位置情報をオフにすると、位置情報の追跡を完全に遮断できます。誰にもバレずにスマートフォンの位置情報の追跡を防ぎたい時は、Tenorshare iAnyGoのような位置情報偽装ツールを使う方法がおすすめです。