【Android】Googleフォトで削除した写真・動画を復元する方法
スマホで撮った大切な写真や動画が、気づいたら消えてしまっていた…そんな経験、一度はあるかと思います。とくにAndroidを使っていて、Googleフォトに保存していたデータが突然見当たらなくなると焦りますよね。うっかり削除してしまったり、ゴミ箱に入れたまま期限が過ぎてしまったりと、理由はさまざまです。
この記事では、Googleフォトで削除してしまった写真や動画を復元する方法 を、なるべくわかりやすく丁寧にご紹介していきます。完全に消えたと思っても、実はまだ戻せる可能性がある場合もあるので、あきらめる前にぜひチェックしてみてください。
︎︎方法1.GoogleフォトからバックアップしたAndroidスマホの写真を戻す
Googleフォトでバックアップしていれば、Androidスマホで削除した写真や動画も簡単に復元できます。Googleフォトを復元したい方やGoogleフォトからバックアップした写真を戻したい方には、この方法がもっとも基本で安心な対処法です。
バックアップが有効になっていれば、スマホ本体から削除した写真も、Googleフォトに保存されており、アプリ上で再び見ることが可能です。つまり、Googleフォトからバックアップで復元する仕組みを知っていれば、スマホで誤って削除した画像も、あわてずに取り戻すことができるというわけです。
実際の操作手順
手順1: AndroidスマホでGoogleフォトアプリを開く
手順2: アイコンから「フォトの設定」に飛んで、バックアップをタップ。
手順3: 削除したと思っていた写真が表示されていれば、クラウドにバックアップされている状態です
手順4: 必要に応じて、写真を端末に再保存(端末へダウンロード)すれば復元完了
このように、Googleフォトからバックアップした写真を戻す方法はとてもシンプルです。
方法2.Googleフォトのゴミ箱から削除した写真・動画を復元する
誤って削除した写真や動画は、Googleフォトのゴミ箱に30〜60日間保管されており、その間であれば簡単に復元可能です(バックアップありは60日間、なしは30日間ゴミ箱に保存される)。Googleフォトをゴミ箱から復元 するには、削除直後の写真を取り戻したいときに最も使われる方法です。
Googleの公式ヘルプにも、「バックアップ済みの写真・動画はゴミ箱に60日間保存され、その後自動的に完全削除される」と記載されています。この保管期間内であれば、Googleフォトの削除から復元するやり方はとても簡単に行えます。
手順1: Googleフォトアプリを開く
手順2: 画面下部の「コレクションまたはメニュー」→「ゴミ箱」を選択
手順3: 復元したい写真や動画を長押しして選択
手順4: 画面下の「復元」をタップ
これで、削除前にあった場所(アルバムやタイムライン)に写真が戻ります。
Googleフォトの復元の中でも特にシンプルな方法なので、削除して間もないデータの復元にはまず試してみてください。

方法3.アーカイブまたはロックされたフォルダを確認して消した画像を復活
写真が見つからない場合、実は削除されたのではなく「アーカイブ」や「ロックフォルダ」に移動している可能性もあります。Googleフォトには写真を非表示にする「アーカイブ機能」や、他人に見られたくないデータを保管する「ロックフォルダ機能」があります。これにより写真が通常の一覧に表示されなくなるのです。
見た目上は消えたように見えるため、「削除した」と思い込んでしまうこともあるのです。グーグルフォトから復元を考える前に、まずはこれらのフォルダを見てみましょう。
手順1: Googleフォトアプリを開く
手順2: 「メニュー」から「アーカイブ」を選択し、画像があるか確認
手順3: 画面下部「ライブラリ」→「ロックされたフォルダ」を開く(ロック解除が必要)
手順4: 必要に応じて、該当の画像を再表示設定
写真や動画がここに残っていれば、削除ではなく「非表示」だったということです。
︎方法4.Googleフォトのゴミ箱から完全に削除した写真を復元する【60日以上】
ゴミ箱の保存期間(60日または30日)を過ぎてしまうと、Googleフォト内からは復元できません。このようなケースでは、復元アプリの利用が選択肢になります。
UltData Androidデータ復元 などの専門アプリを使えば、Android端末の内部データをスキャンして復元が可能になる場合があります。他の方法ではどうしても戻らなかった場合の“最後の砦”として、非常に心強い選択肢といえるでしょう。ただし、復元の成功率は端末の状況や上書き状態により異なるため、なるべく早い段階での利用がポイントです。
Androidスマホから削除した連絡先や写真、音楽、SMSメッセージ、ビデオ、およびドキュメントなど複数種類のファイルを効率的かつ安全に復元することができます。
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UltData for AndroidをインストールしたパソコンとAndroid端末をUSBケーブルで接続します。
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端末内をスキャンすることで、目に見えないところに保存されているデータを確認します。
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必要であれば復元することができます。スキャンしたデータのプレビューを見ながら作業ができます。
Googleフォトによくある質問
質問1.Googleフォトごみ箱に入れた写真・動画はいつまで保存されますか?
Googleフォトで削除された写真や動画は、ごみ箱に最大60日間保存されます。Googleの公式サポートによれば、バックアップ済みのファイルは60日間、バックアップされていないファイルは30日間、ごみ箱に保管される仕様となっています。
つまり、削除から一定期間であれば、ユーザー自身で簡単にGoogleフォトの復元が可能です。もし60日または30日を超えてしまうと先ほど記述した復元アプリの使用を検討する必要が出てきます。
質問2.Googleフォトの「メモリーズ」とは何ですか?
Googleフォトの「メモリーズ」は、過去に撮影した写真や動画を自動でまとめて、ユーザーに見せてくれる機能です。写真アプリを開いたとき、画面上部に表示される丸いアイコンがそれです。この機能は、Googleフォトからバックアップした写真を戻すといった操作とは異なり、復元ではなく「思い出を振り返る」ためのものです。
GoogleのAIが写真の撮影日や場所を認識し、1年前や数年前の同じ日付の写真をピックアップしてくれます。そのため、「メモリーズで出てきた写真が消えた?」と思った場合も、実際にはGoogleフォトのライブラリにしっかり保存されているケースがほとんどです。Googleフォトの復元と混同しやすいですが、「思い出表示」と「データ復元」は別物であると理解しておきましょう。
質問3.Googleフォトのバックアップ設定を確認する方法は?
バックアップ設定の確認方法は以下の通りです。
- Googleフォトアプリを開く
- 右上のプロフィールアイコンをタップ
- 「フォトの設定」→「バックアップ」を選択
- 「バックアップ」が「オン」になっているか確認
もし「オフ」になっていた場合、その間に撮影された写真や動画はクラウドに保存されていないため、復元はできません。Googleフォトからバックアップした写真を戻すためには、日ごろからこの設定を確認しておくことが大切です。
最後に
Googleフォトで削除した写真・動画を復元する方法はいくつかありますが、どの手段もポイントは「早めの行動」と「正しい手順」です。Googleフォトを復元させるためには、まずゴミ箱の保存期間(30〜60日)内であることを確認し、アーカイブやロックフォルダなども見逃さずチェックしましょう。
ただし、写真や動画が完全に削除されてしまった場合は、通常の手段ではGoogleフォトのゴミ箱から復元ができないため、復元アプリの出番です。そこでおすすめなのが、「UltData Android」です。このツールは、Android端末をルート化せずに使えるにもかかわらず、消えてしまった写真・動画・連絡先・メッセージなどを高確率で復元してくれます。
- ルート化せずにAndroidから削除された写真を回復
- 3ステップで紛失したAndroidデータを完全に復元
- Google ドライブのバックアップをプレビュー表示や選択的に復元・抽出可能
- Samsung、Huawei、Xiaomi、OPPO、Moto Z など、6000以上のAndroid 12スマートフォンとタブレットをサポート
【Android】Googleフォトで削除した写真・動画を復元する方法
最終更新日2025-04-10 / カテゴリAndroid データ復元
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