Google Keepサービスが終了?消えたGoogle Keepメモを復元する方法
Googleが提供するメモアプリ「Google Keep」は、パソコン内のストレージを消費しないのでメモの保存におすすめです。しかし近年、Google Keepのサービス提供が終了するという噂が流れています。果たしてこの噂は本当なのでしょうか?
そこで今回はGoogle Keepサービス終了の真偽に加え、Google Keepのメモが消えた原因と復元方法についても紹介します。
目次
- ︎Part1.Google Keepの何がサービス終了になった?
- Part2.Google Keepメモの保存期間は?
- ︎Part3.Google Keepから削除したメモを復元する方法
- 方法1.ゴミ箱から削除したKeepメモを復元する
- 方法2.アーカイブしたメモをGoogle Keep確認して復元
- 方法3.Googleアカウントのデータ復元機能を利用して消えたKeepメモを復元
- 方法4.Google Takeoutから消したKeepメモを復元
- 方法5.データ復元アプリから完全に削除したGoogle Keepメモを復元おすすめ
- ︎Part4.Google Keepメモをアーカイブする方法
- ︎Part5.Google Keepのすべてのメモをバックアップする方法
︎︎Part1.Google Keepの何がサービス終了になった?
2021年2月にChrome版アプリがサービス終了し、オフラインでの利用ができなくなりました。ただし、Google Keep自体はまだ残っており、サービス終了になる予定もありません。
Google Workspaceと統合され、より強力な「Google Keep Workspace」として生まれ変わるというのが正しい情報です。あくまでも機能強化に過ぎないため、実装後も安心してGoogle Keepを利用できます。
Part2.Google Keepメモの保存期間は?
Google Keepメモに保存期間はなく、容量制限もありません。つまり1つのメモがどれだけ大きくても、メモが何枚あろうと、制限なく保存することが可能です。
ただし、メモが多すぎると目的のものを探し出すのが難しくなるため、必要がない場合は削除・整理するのをおすすめします。
アーカイブの方も容量制限に関する記述がなく、無制限で使えるようです。
Part3.Google Keepから削除したメモを復元する方法
Google Keepでの復元方法は、メモが削除された原因によって異なります。全部で5つあるので、原因ごとにメモを復元する方法を説明しましょう。
方法1.ゴミ箱から削除したKeepメモを復元する
Google Keep上で削除した場合、メモはゴミ箱に7日間保存されます。
手順1: スマホでKeepメモを起動し、左上のメニューアイコンからゴミ箱アイコンをタップします。
手順2: 復元したいメモファイルもタップしましょう。
手順3: 右上のアーカイブアイコンをタップし、「復元」を実行すればメモを復元できます。
方法2.アーカイブしたメモをGoogle Keep確認して復元
メモをアーカイブしている場合、Google Keepから直接復元できます。
手順1: Google Keepにアクセスし、メニューアイコンからアーカイブアイコンを開きます。
手順2: 復元したいメモファイルもクリックで開きましょう。
手順3: そのまま「アーカイブ解除」アイコンをクリックすれば、メモを復元できます。
方法3.Googleアカウントのデータ復元機能を利用して消えたKeepメモを復元
Googleアカウントには、一定期間のデータを復元するバックアップ機能が搭載されています。
手順1: Googleアカウントの設定画面から、「データとプライバシー」という項目を開きます。
手順2: 「データを確認する」を選択し、その中に復元したいKeepメモがあればチェックを入れてください。
手順3: 対象期間の指定後、「今すぐバックアップ」をタップすれば、メモの復元作業が実行されます。
方法4.Google Takeoutから消したKeepメモを復元
Google TakeoutからGoogle Keepのメモを復元する方法は、少し複雑です。なぜなら、Google TakeoutはGoogle Keepのデータを直接復元する機能を提供していないからです。しかし、Google Takeoutでダウンロードしたデータを活用することで、ある程度の復元を試みることができます。
手順1: Google Takeoutにアクセスし、Googleアカウントでログイン。
手順2: 「選択をすべて解除」をクリックし、「Keep」のみを選択。
手順3: 必要に応じて、エクスポート形式(JSONまたはHTML)を選択し、「次のステップ」をクリックします。
手順4: エクスポート方法、頻度、ファイルの種類を選択し、「エクスポートを作成」をクリックします。
方法5.データ復元アプリから完全に削除したGoogle Keepメモを復元
UltData Androidデータ復元という復元アプリを使えば、Google Keepメモの復元が可能です。期限切れや完全に削除された場合なども含め、あらかじめ保存されていたメモを完全に復元します。作業はわずか数秒で完了するため、あまり時間をかけたくない人にもおすすめです。
Androidスマホから削除した連絡先や写真、音楽、SMSメッセージ、ビデオ、およびドキュメントなど複数種類のファイルを効率的かつ安全に復元することができます。
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UltData for Androidを起動し、「削除したデータを復元」をクリックしてください。
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Android端末とPCをケーブル接続します。ガイダンスに従い、USBデバッグを有効にします。
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写真や動画にチェックを入れて「開始」をクリックすると、データのスキャンが始まります。スキャンしたデータがプレビュー表示されるので、復元したいデータを選択して「復元」をクリックします。
Part4.Google Keepメモをアーカイブする方法
Google Keepのアーカイブ機能は、一覧から自分に必要なメモだけを表示できるので便利です。実際にGoogle Keepのアーカイブ機能でメモを整理しましょう。
手順1: アーカイブしたいメモを長押しし、選択状態から右上のアーカイブアイコンをタップします。
手順2: メモが消えますが、「アーカイブ」をタップすればその中に保存されているのが確認できます。
自分で削除しない限り、アーカイブ内のメモは残るので、安心して利用しましょう。
Part5.Google Keepのすべてのメモをバックアップする方法
万が一の場合に備え、Google Keepメモのバックアップをとっておいた方が安心です。ただし、その方法は特殊であり、Googleデータエクスポートという機能が必要です。
手順1: アカウントからGoogleデータエクスポートを開き、「追加するデータの選択」内にある「選択をすべて解除」をクリックします。
この工程を経ずにエクスポートすると、毎回莫大なデータ量を消費してしまうので注意してください。
手順2: Googleデータエクスポートの画面下にスクロールすると、「Keep」という項目が見えるので、配信方法を「メールで送信」に設定してください。
手順3: 「エクスポートを作成」をクリックすると、Gmail宛てにメモのバックアップが送られてきます。
手順4: バックアップはZip形式で圧縮されたまま送られるので、「すべて展開」をクリックし、解凍することで中身のメモを全て確認できます。
最後に
Google Keepサービス終了の真偽に加え、Keepメモの保存やアーカイブする方法についても紹介しました。Chrome版アプリはサービス終了していますが、Google Keep自体はまだ健在です。保存期間や容量制限がなく、アーカイブも無制限で使えるのでお得です。
万が一メモを削除してしまっても、UltData for Androidなら数秒で復元できます。期限切れでもちゃんと復元できるので、Google Keepを利用する場合はインストールしておくのをおすすめします。Google Keepを使いこなし、大事な予定を残すメモ帳やスケジュール表として役立てましょう!
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Google Keepサービスが終了?消えたGoogle Keepメモを復元する方法
最終更新日2025-03-10 / カテゴリAndroid データ復元
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